活動レポート

活動レポート

平野大池用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年12月06日

実施場所:

神戸市 明石川水系平野大池用水路

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川とつながっている平野大池の用水路で場所を変えながら調査をしました。1時間30分で、ミナミメダカの成魚約90匹、オイカワの幼魚~未成魚約60匹、モツゴの幼魚~未成魚7匹、タモロコの未成魚4匹、ギンブナの未成魚5匹、コイの幼魚1匹、コイとフナの交雑のコイフナの未成魚1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約230匹、テナガエビの幼体~成体約70匹、スジエビの未成体~成体約10匹、ギンヤンマの幼虫1匹、ヒメガムシの成虫1匹がとれました。

参加者のようす

調査の時に体高の高い魚がとれて色や形から「ギンブナやろ」と思ったけど、小3のメンバーは「コイ」と言っていて、見てもらったらコイとフナの両方の特徴を持っていて交雑種のコイフナの可能性が高いそうです。途中で平野大池を見に行きましたが、今日はコウノトリはいなくてアオサギが数羽いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

用水路のコンクリートの側壁にピンク色のスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の卵塊を見つけました。ネットやびわこルールキッズで瀬田川に釣りに行った時に見たことがあったので、すぐにわかりました。明石川水系で見つけたのは初めてです。卵はとって駆除をしたけど、卵を産んだ親貝は見つかっていません。この用水路にはヒメタニシやカワニナなどの巻き貝が多くいるので、これからは巻き貝がとれたら1匹ずつヒメタニシかカワニナかスクミリンゴガイかを確認しようと思います。

その他

報告担当:KY(小5)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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