活動レポート

活動レポート

霞ケ浦外来種回収

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2025年05月24日

実施場所:

霞ケ浦水系

参加メンバー&サポーター数:

48人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

本年度2回目となる「霞ヶ浦外来魚」回収活動を実施しました。昨年度からはじまった茨城県の事業にクラブ事務局とメンバーが協力する形で実施しました。
一般釣り人に交じって、クラブメンバー親子は早朝から霞ケ浦へ。狙いはアメリカナマズやダントウボウといった外来魚です。

参加者のようす

この日はクラブメンバー親子20組がチャレンジ。早朝から自前の釣具仕掛けを霞ケ浦でチャレンジ。
霞ケ浦はワカサギやシラウオ漁が盛んな湖でしたが、ここ数年で、漁獲量が激減してしまいました。地球温暖化による水温上昇が要因と言われていますが、その一方で大きなアメリカナマズが増えてしまい、在来の魚を食べてしまっていることも大きな要因とされています。

感想・気づいたこと・考えたこと

そのため、茨城県では、昨年度からアメリカナマズ等外来魚を回収して、飼料にする取り組みが行われはじめました。10時から12時30分までの間に、3箇所の回収拠点に持ち込んでいただくと、地元の美味しい食べ物を返礼品として贈呈しています。各回収拠点には、クラブ代表サポーターと事務局のサポーターが待ち構え、釣ってきてもらったアメリカナマズを計量しています。

その他

今回最も釣り上げたのはクラブ中学1年生 の7㎏でした。3拠点のサポーターが集合して合算したところ、164kgのアメリカナマズが回収されました。最も大きい個体は3.4㎏でした。
お疲れさまでした。

逆川こどもエコクラブのみなさん、活動報告をありがとうございます。
日本中で外来種の問題が深刻化していて、その駆除の報告もたくさん受けています。
みなさんも霞ヶ浦での外来魚の回収をサポーターさんとともにご苦労様でした。
通称「アメリカナマズ」である特定外来生物「チャネルキャットフィッシュ」は、1970年代に養殖・観賞用として輸入され、その後、逃げ出したり放流されたりしたものが霞ケ浦で繁殖したと聞いています。
背ビレや胸ビレにあるトゲで漁の網を傷つけたり、在来魚を捕食したりして、漁師の生活や生態系を破壊しているという問題を引き起こしています。
その解決のために回収し、報告にあるように魚粉化して飼料にする取り組みが行われていますが、食用にする研究も行われているようですね。
これまでにナマズのフライが乗った「ナマズカレー」や「ナマズの唐揚げ」などがあるようですが、食べたことがありますか。
みなさんも駆除とその活用について提案・実践してみてはいかがでしょうか。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

105 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧