

南三陸少年少女自然調査隊 (宮城県)
今年度最初の活動として、オリエンテーションと折立海岸の干潟調査を行いました。オリエンテーションでは、自己紹介や今年度やってみたい活動の発表などを行いました。また、生態系での干潟の役割やそこに生息する生きものについてのレクチャーを受けた後、センターのすぐ近くにある折立海岸の干潟で、生きものの採集と観察を行いました。採集した生きものは、センターに持ち帰って、図鑑を見ながら種類を調べ、各自が自分の調査表に記録しました。
今年度のメンバーは、18名と多くの隊員たちが集まりました。1回目の活動は12名の隊員が参加し、オリエンテーションでは、自己紹介や調査隊についての説明、ゲームなどをしてコミュニケーションを深めました。干潟調査では、南三陸高校自然科学部のお兄さん、お姉さんたちも一緒に調査員18名で調査をしました。風がとても強く大変でしたが、みんな一生懸命に生きものを探していました。
・アサリとかいっぱいいて、また調査したい。
・ゴカイとか見たことのない生きものがいた。
・初めての調査でいっぱい生きものが採れて、また調査したいと思った。
【見つけた生き物】
60種類(クモリアオガイ、イシダタミ、タマキビ、アオモリムシロ、ムラサキインコ、マガキ、アサリ、スナイソゴカイ、シロスジフジツボ、ヨコヤアナジャコ、ユビナガホンヤドカリ、イソガニ、ケフサイソガニ、イボニシなど)
この中でイシダタミ、アサリ、スナイソゴカイは、18人中13人以上が発見しており、折立海岸の『優占種(発見率が70%以上:その場所に多く生息している主要な種)』であるとわかりました。
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)