活動レポート

活動レポート

柳瀬川に入ろう

竹の子エコクラブ (埼玉県)

活動日:

2024年07月20日

実施場所:

柳瀬川

参加メンバー&サポーター数:

39人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

三芳町の近くを流れている柳瀬川に入ってタモ網で魚捕りをしました。岸辺に生えている草の中にタモ網を突っ込んで、上から踏んで魚を追い込む「ガサガサ」というやり方です。捕れた魚や生き物をバケツに入れておき、川から上がって水槽に入れ、生き物に詳しいエコシティ志木の講師に解説してもらいました。捕れたのは、マハゼ、ウキゴリ、ヌマチチブ、ギンブナ、ドジョウ、モツゴ、カダヤシ、メダカ、テナガエビ、スジエビ、カワリヌマエビ、ハグロトンボのヤゴの12種類でした。

参加者のようす

猛暑日でしたが曇りでラッキーでした。川の水は冷たく感じられ「気持ちいい」とみんなガサガサに夢中でした。小さいエビしか捕れないよと苦戦しているメンバーも多かったのですが、誰かが大きめの魚を捕まえるとみんなでおおっ!と盛り上がりました。解説を聞く時間は、水槽に分けられた生き物たちを熱心に見つめていました。講師への質問も何人も聞いていました。その中で今日は捕れなかったけれど他にいる魚は?コイ、オイカワ、アユ、オオクチバス、コクチバス、ブルーギルなどだそうです。

感想・気づいたこと・考えたこと

治水対策のために護岸工事があり、草が刈られた影響のあった昨年度に比べるとぐっと捕れる種類が増えました。岸辺の草を刈り残してくれているため、生き物たちの隠れるところがあるんだろうと思います。流れのゆるい場所でガサガサをしましたが、川の真ん中から向こうは、かなり流れが速いのが足に伝わってきて、メンバーたちにも注意しました。講師からも始まる前に川は怖いところです。命を奪う怖いところです。それをしっかりわかって活動しましょうと言われたのが実感できてメンバー、サポーター共に良かったと思います。

竹の子エコクラブのみんな、柳瀬川の観察報告(かんさつほうこく)ありがとう!
今年は、とても暑い夏でした。そんな年でしたが、やっぱり水辺の調査は気持ちがいいですね。水は、生きものを育むことはもちろんですが、気温の変化をおさえる性質(せいしつ)もありますね。
水辺で気持ちよく活動するようすが、写真からも伝わりましたよ^^
さて、調査の結果を去年と比べると、記録された魚種がグッと多くなったようですね。岸辺の様子を見ると、生きものが隠(かく)れるのに好条件(こうじょうけん)の環境が見られます。この環境を育てていけば、魚たちの住みやすい川にすることができるでしょう。みんなでどんな自然を作っていくか考えていってほしいと思いました。
一方で、昨年の記録を見ると外来種(がいらいしゅ)の魚も目立ちます。これらの魚がどうなったか、どう対応していくかも考えていってください。
次の投稿も待っています^^
エコまる
竹の子エコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

120 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名竹の子エコクラブ
  • 所在地埼玉県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

三芳町の地域フィールドを楽しむ活動をしています。毎年度、応募してきたメンバーでどんな活動をしていくかを相談します。雑木林に季節ごとに行って生き物や花や木を観たり、夏は柳瀬川に入ってタモ網で魚を捕ってどんな種類がいるかを調べたりしています。年度をまたいで続けている活動は、ドングリから苗木を育てて植樹しています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧