活動レポート

活動レポート

早春の生きものかんさつ会 ~プールとビオトープ~

エコエコ楽しみ隊 (東京都)

活動日:

2024年02月21日

実施場所:

放課後子ども教室

参加メンバー&サポーター数:

19人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

昨年9月、「プールのエコアップ大作戦」として学校のプールにワラを浮かべました。その後、どんな生き物がプールを利用しているか?早春のプールに網を入れて生きもの調査を実施する・・・はずでしたが、当日は大雨。そこで大人たちだけでプールの生き物を採取し、室内で観察・スケッチをしました。また学校のビオトープにアズマヒキガエルが卵を産みに来たばかりだったので、ビオトープの観察もしました。

参加者のようす

プールにはギンヤンマやイトトンボのヤゴ、ハイイロゲンゴロウ、アカムシなどがおり、それぞれお気に入りの生きものを虫眼鏡を使って観察しスケッチしました。またビオトープにいたカエルやカエルの卵(卵塊)を思い出して描く子もいました。最後に写真絵本の『うまれたよ!ヤゴ』と『うまれたよ!オタマジャクシ』のうちどちらを読みたいか多数決をとったところ、オタマジャクシのほうに軍配があがりました。三年生以上の子はヤゴの生態についてはよく知っているので、オタマジャクシのことを知りたいと思ったようです。

感想・気づいたこと・考えたこと

毎年9月にエコエコ楽しみ隊でプールにワラを浮かべ、翌年6月に三年生が総合の授業でヤゴ救出を行っています。今年もエコアップの甲斐があり、ギンヤンマのヤゴをはじめさまざまな水生昆虫がプールにやってきて「すみか」として利用していることが確認できました。また、毎年2月の中旬頃に冬眠から覚めたアズマヒキガエルがビオトープで卵を産みます。都会の学校でも身近なところにたくさんの命が生まれ育っていることを実感できる貴重な機会なので、これからも継続していきたい活動の一つです。

その他

〔参加者学年内訳〕2年生:2名、3年生:8名、4年生:2名

エコエコ楽しみ隊のみんな、生きもの調査の報告ありがとう!
2月の寒い時季でのプールの生きもの調査でしたが、冬をたくましく乗り切ろうとする水生昆虫の姿(すがた)を記録することができましたね。プールには、ギンヤンマやイトトンボのヤゴ、ハイイロゲンゴロウ、アカムシなどを見ることができたようですが、ワラがあるかないかで、トンボの種類が変わってきます。ギンヤンマが記録できたのは、秋口にワラをうかべたからだと思います。毎年、観察を続けて、この環境が安定しているのか、それとも変化の途中(とちゅう)なのか、つきつめていってほしいと思いました。
アズマヒキガエルの登場は、春を感じさせるできごとですね^^みじかなところで、四季のうつろいを感じることができてすばらしいと思いました。次のレポートも待っています!
エコまる
エコエコ楽しみ隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

29 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名エコエコ楽しみ隊
  • 所在地東京都
  • クラブの種類その他

クラブ写真

「ごみ・3R」「生き物観察」「地球温暖化(気候変動)」「SDGs」などのテーマを絵本や紙芝居で予習したあと、リサイクル工作やゲームをしながら楽しく活動しています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧