活動レポート

活動レポート

淀川流域の中・高校生を対象とした水生生物調査会に参加(宇治川)

高槻市立第六中学校・自然観察同好会 (大阪府)

活動日:

2023年08月07日

実施場所:

宇治川・宇治橋付近

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

水生生物調査会は、水質の影響を敏感に受ける川の中の生物を調べ、水のきれいさ(水質階級)を判定し、身近な自然とふれあうことで、環境問題への関心を高めることが目的です。今年度は桂川、木津川、宇治川、淀川の4つの河川で行われ、専門の方の指導で水生生物調査や水質調査(透視計・パックテスト)などを体験しました。他に大阪市の1校が参加していました。
(水生生物)
カワヒバリガイ、シジミ類、マダラカゲロウ、コカゲロウ、オナガサナエ、アメンボ、ヒメドロムシ、カワヨシノボリ、
カマツカ、コウライニゴイ
(水質)
気温29.8℃、水温30.6℃、COD8以上、PH7.5、NH4 0.5、DO 7、透視度100以上

参加者のようす

くもりで風もあり作業しやすかったです。早く着いたので宇治周辺を散策しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

水は透明度も高く、水質階級Ⅱ(ややきれいな水)でした。しかしCODが8以上でかなりよごれてNH4も0.5で近くの排水が影響しているかもしれません。石の底に外来生物のカワヒバリガイがたくさんいたのは驚きです。観察準備していただくのが大変だったと思います。

高槻市立第六中学校・自然観察同好会のみなさん、報告をありがとう。
中央生対象の調査に参加し、4河川の自然に触れて、いろいと観察できる絶好の機会となりましたね。中学生のみなさんには、初めて知ること見ることばかりで大変でも、きっと楽しくてよい勉強になったと思います。
川にすむ生き物をどうやって採集しましたか。だんだん慣れて上手になるのもうれしいし、たくさんの生き物に出合えてよかったですね。生物指標とパックテストによる水質判定のちがいにおどろいたかもしれません。生物指標では、1匹で判断せずにどんな生き物がどれくらい見つかるかで水質階級を判定をしますから、採集した数も記録しておきましょう。この宇治川では、CODが高くて、アンモニウム態チッ素は低めでも、外来生物のカワヒバリガイがたくさんいるのですから、見た目は透明できれいでも、水質階級はⅡ(ややきれいな水)でよいと思います。川の周辺の環境や水の色・臭い・ごみについても、調査をしておきましょう。それぞれの川について深く知ることで、どうやって川を守ったらよいかが見えると思います。中高生によるこのような調査が行われていることを頼もしく思います。水難事故と熱中症にはくれぐれも気を付けて、これからも良い活動をしてくださいね。次の報告も楽しみにしています。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
高槻市立第六中学校・自然観察同好会のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名高槻市立第六中学校・自然観察同好会
  • 所在地大阪府
  • クラブの種類学校のクラブ

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