活動レポート

活動レポート

明石川下流~河口調査と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年06月17日

実施場所:

明石市 明石川下流~河口 神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

干潮の時間と6月からは工事がお休みなのと両方で、下流からいつもは行けない河口近くまで川の中で調査ができました。2時間で、メナダの幼魚約60匹、ヒナハゼの成魚10匹、チチブの成魚5匹、スズキの幼魚4匹、ウロハゼの幼魚~未成魚2匹、ミナミメダカの成魚1匹、キンギョ(改良品種)の老成魚1匹、ニホンウナギの幼魚1匹、メジナの幼魚1匹、クサガメの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約150匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約10匹、テナガエビの幼体~成体7匹、ミナミテナガエビの成体3匹、スジエビモドキの未成体~成体4匹、モクズガニの幼体~成体4匹、ケフサイソガニの成体3匹、クロベンケイガニの成体1匹がとれました。キンギョはとても大きくて弱っていたのでリリースしました。

参加者のようす

みんなで自転車で帰る途中の明石川中流でも少し調査をしました。40分間で、ミナミメダカの成魚4匹、オオクチバスの幼魚2匹、モツゴの未成魚1匹、ナマズの幼魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約40匹、スジエビの未成体~成体3匹、テナガエビの成体1匹、モクズガニの未成体1匹がとれました。オオクチバスの幼魚は駆除をして家で飼っている魚のえさに持って帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

いつもは川の中から行けない河口調査をみんなとても楽しんでいました。下流でもとれるヒナハゼやウロハゼがとれたり、メナダやメジナの幼魚が初めてとれました。ワカメも生えていて、ワカメの中をあみですくったらメナダやチチブがとれていました。たまりや川にはクラゲもいて、毒のない種類だったので、みんな手に持ってプルプル感を楽しんでいました。

その他

報告担当:YA(小5)

玉一アクアリウムのみんな、明石川調査の報告ありがとう!
いつもは行けない河口の調査を行いました。やはり河口なので、ワカメが生えていたり、クラゲがいたり、いつもとはちがう生きものが見られますね。明石川全体の中上流の調査も進めていますから、それらの記録とくらべると、いろいろなすがたが見えてくるのではないでしょうか。
また、河口は川と海の接点(せってん)で、淡水から海水へと大きく環境が変化する地点です。川と海との関係を考えていくのも、これから必要になってくる視点(してん)かもしれませんね。明石川の地域活動をつづけながらも、グローバルな観点(かんてん)から、環境を見守っていってください。
次の報告も楽しみにしています^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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