活動レポート

活動レポート

オリエンテーション・干潟調査

南三陸少年少女自然調査隊 (宮城県)

活動日:

2023年05月13日

実施場所:

南三陸町自然環境活用センター、折立海岸

参加メンバー&サポーター数:

26人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

 今年度最初の活動として、調査隊オリエンテーションと折立海岸の干潟調査を行いました。オリエンテーションでは、隊員による自己紹介や今年度の活動目標の発表などを行いました。また、生態系での干潟の役割やそこに生息する生きものについてのレクチャーを受けた後、活用センターのすぐ近くにある折立海岸の干潟で、生きものの採集と観察を行いました。

参加者のようす

今年度のメンバーは、17名と多くの隊員たちが集まりました。オリエンテーションでの自己紹介では、新メンバーでの初の活動だったこともあり、やや緊張した様子でした。干潟調査では、地元の高校の自然科学部の部員や、調査隊OGといっしょに、一生懸命に生きものを探していました。

感想・気づいたこと・考えたこと

【子ども達が見つけた生き物】
 39種類(ヒメケハダヒザラガイ、クモリアオガイ、イシダタミ、タマキビ、アオモリムシロ、ムラサキイガイ、ヒメイガイ、マガキ、アサリ、スナイソゴカイ、ヒャクメニッポンフサゴカイ、シロスジフジツボ、ヨコヤアナジャコ、ユビナガホンヤドカリ、ケフサイソガニ、タカノケフサイソガニなど)
この中でクモリアオガイ、イシダタミ、アサリ、ケフサイソガニは、隊員14名中10人以上が発見しており、折立海岸の『優占種(その場所に多く生息している主要な種)』であるとわかりました。

その他

毎年募集を行う南三陸少年少女自然調査隊ですが、昨年度から続けて隊員になりたいと応募してくれた子ども達がいて、調査隊の活動や町の自然に対する興味関心が根付いている様子が見られました。新しく隊員となった子ども達もいるので、今後もみんなで協力し合って活動してもらえればと思います。

南三陸少年少女自然調査隊のみなさん、活動報告をありがとうございます。
新年度の活動が始まったとのことですが、人数も増えて活気のある様子がうかがえてうれしいです。自然調査隊としての活動目標の発表をしたというのもいいですね。目標をもって活動することは大切です。今回は5月の折立海岸の優占種(せんゆうしゅ)が明らかになりましたが、季節や場所によって変化が見られるかもしれません。折立海岸はリアス式海岸ではめずらしく干潟のある場所になっていますので、生き物たちとの出会いを楽しんで調査してください^^
一方、東日本大震災から12年がたって海岸や海底の生物たちも戻ってきているようですので、そうした視点での調査もできるといいですね。では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
南三陸少年少女自然調査隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名南三陸少年少女自然調査隊
  • 所在地宮城県
  • クラブの種類自治体の募集

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