活動レポート

活動レポート

2月の定例活動

二ツ池こどもエコクラブ (神奈川県)

活動日:

2023年02月19日

実施場所:

二ツ池、のびのび広場

参加メンバー&サポーター数:

20人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

・19日は2月の定例活動。二ツ池周辺のゴミ拾い、水質調査、生き物調査を行った。高校生が発起した湿地改善のための準備と話し合いを行った。午後はのびのび広場へ移動、ビオトープの生き物調査と植物の同定を行った。
・26日は高校生が中心となり、湿地周辺のゴミ拾いや木々に巻きついたツル植物の除去、湿地改善の試みを行った。

参加者のようす

・19日は二ヶ月ぶりの定例活動となりました。朝から春一番が吹き、陸上のみならず水中にも春の便りが届いたのではないでしょうか。今年初のミシシッピアカミミガメ(爪が長いのでオス)、ヤゴ、ウシガエル、ミズムシ、ザリガニなどが見つかりました。陸にはあちらこちらフキノトウがみずみずしい黄緑色をみせ、参加者が摘んで帰る姿がありました。トゲヒシバッタやナナホシテントウも姿を見せてくれ、昆虫を待ちわびていた参加者達に歓迎されていました。
・26日は粗大ゴミの除去や草の除去、土運びなど大変な力仕事でしたが、スムーズに進み、高校生達が綿密に検討を重ねてきたのだと思いました。若い力で希望のタネが蒔かれています!

感想・気づいたこと・考えたこと

 両日ともゴミの多さが気になりました。特に26日は普段入らない場所へ行ったため、粗大ゴミが数多く発掘されました。そんなゴミの間にいた生き物のお話を二つしたいと思います。
ヨシ原から出てきたポリタンク、中には立派なサイズのザリガニがいました。二つ池ではアメリカザリガニのみ駆除の対象としているため、タンクもザリガニも、、回収となりました。
 もう一つは、水際の陸地に捨てられていたプラスチックのトレーです。捨てようと持ち上げてみると、、ゴミと泥の間に冬眠中のウシガエルが2匹いました。
 これについて高校生が、「小さな生き物が人のゴミを住処として人と共存していた。たくましさを感じると共に、ゴミではなく、水草など自然の隠れ家が増えるように努めていきたい。」と述べていました。

二ツ池こどもエコクラブのみなさん、活動レポートの報告をありがとう。
●”高校生が発起(ほっき)した水質改善(かいぜん)の準備”って、すてきですね。発起を辞書でひくと”思いたって事を始めること”とありました。二ツ池こどもエコクラブさんには、”考えて実際に始めること”がしやすい雰囲気(ふんいき)があるんですね。高校生もクラブ全体もすてきです。
●2月の定例会では、二ツ池周辺で、ゴミ拾い、草刈(くさかり)、水質調査、生き物調査、つる植物や外来生物の除去(じょきょ)、土運び?をやられたんですね。その中で、ゴミの多さ、ゴミのすきますら住処(すみか)にする生き物たちのたくましさ、季節の変化(春一番、フキノトウ、ヤゴやバッタ)を感じとり、さらに一歩進んで「ゴミではなく、水草など自然の隠れ家(かくれが)が増(ふ)えるように努めていきたい。」と思うということは、かなり自然に対する感受性が高いレベルであると思いました。
●ぜひ、二ツ池を題材にして、いろいろなことを試して、自然との共生を考えてみてください。また、活動レポートの報告をまっています。
エコまる
二ツ池こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名二ツ池こどもエコクラブ
  • 所在地神奈川県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

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