活動レポート

活動レポート

平野大池用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年07月17日

実施場所:

神戸市 平野大池用水路

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

平野大池用水路で調査をしました。1時間30分で、オイカワの幼魚~未成魚約30匹、ミナミメダカの成魚14匹、コイの幼魚2匹、シマヒレヨシノボリの幼魚1匹、スッポン(在来種か外来種かは不明)の成体1匹、アカミミガメの成体1匹、ニホンアマガエルの幼体3匹、ヌマガエルの幼生~幼体3匹、ニホンカナヘビの成体1匹、スジエビの幼体~成体約600匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約400匹、アメリカザリガニの幼体~成体約30匹、ハイイロゲンゴロウの成虫2匹、コガムシの成虫1匹がとれました。アカミミガメはナーセリーの畑の肥料に持ち帰り、アメリカザリガニは許可をもらって玉津第一小学校で飼っているオオクチバスの餌とメンバーが飼っている魚の餌と残りは肥料に持ち帰りました。

参加者のようす

調査前に小田さんがナーセリーで収穫したペピーノの実を試食しました。実を食べてみると薄らとメロンの味がして美味しかったです。調査では移動中に隣りを流れていた平野大池の用水路で大きなスッポンがいるのを発見したので捕まえて皆んなで甲羅の柔らかさなどを確認したりして観察しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今日の調査では沢山のスジエビを確認することができました。去年の6月ごろの平野大池用水路調査でもスジエビが沢山とれたので田んぼに水を張ったりするのが個体数の増加に影響しているのかなと思いました。また、外来種であるアメリカザリガニも沢山捕まえることが出来たので少しでも駆除することができて良かったです。

その他

報告担当:NA(高3サポーター)

「玉一アクアリウム」のみなさん、活動レポートを送ってくれてありがとう。
今回のレポートは7月中旬に開催した「平野大池用水路調査」についてですね。
市内を流れる用水路で、たもあみを使って生きものをつかまえたのかな。用水路だから、流れが速いのでしょう?ずいぶんたくさんの生きものをつかまえることができましたね。つかまえた生きものたちは在来種が多いけれど、外来種もいたのですね。外来種の駆除(くじょ)にも役立って、今回の調査は大成功ですね。
調査の前に食べた果物のお話も楽しかったよ。めずらしい果物を食べられて、貴重な体験でしたね。
用水路の生きものたちを育てるには、近くに水田があることが大切なのですね。そのことがみなさんのレポートからもよくわかります。
このすばらしい環境がいつまでも続くように、みなさんがんばってくださいね。
次の活動レポートを楽しみに待っていますよ。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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