活動レポート

活動レポート

外来魚駆除釣り大会in淀川2022

高槻市立第六中学校・自然観察同好会 (大阪府)

活動日:

2022年05月08日

実施場所:

淀川・城北ワンド

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

淀川のワンド群は、国の天然記念物のイタセンパラをはじめ、多数の生物が生息する自然豊かな水域で淀川に生息する生き物達にとって、とても重要な場所です。オオクチバスやブルーギルなどの外来魚の増加は、在来の魚が食べられたり、餌や生活場所が競合するなどして在来の魚が減少しています。10年前から淀川流域で最大の城北ワンド群で外来魚の定期駆除活動が始まりました。地曳網などによる外来魚の一斉捕獲が行なわれ毎年、春から秋までの週末に定期外来魚駆除の活動が行われています。その取り組みを広める活動の一つとして3年ぶりに釣り大会が行われ参加しました。竿も貸してもらえ初心者には釣り方も教えてくれました。エサはミミズです。城北地区の数か所のワンドでは、在来魚の種類と数も増加傾向にあり、捕獲によるブルーギルなどの肉食性外来魚の抑制効果が少しずつ表れているようです。釣りは初めてという人もいましたが約2時間でブラックバス1匹、ブルーギル9匹を釣ることができました。

参加者のようす

竿の扱いにも慣れて時間が経つのが早かったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

延べ335人の参加がありました。
この日駆除された外来生物は以下です。
・ブルーギル 424尾・オオクチバス 20尾
・ヌマチチブ 12尾・カダヤシ 2尾・アカミミガメ 6匹
・ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ) 1匹
・アメリカザリガニ 1匹
外来生物は人が持ち込んだもので、もとにもどすのも人の役目です。他の場所でも釣りをしたい。
ゴミ箱が撤去されていたのはよかったが、ゴミが捨てられている所があり残念です。

高槻市立第六中学校・自然観察同好会のみんな、外来種駆除の報告ありがとう!
淀川のワンドには、多様な自然が残されていることは、いろいろな報告で知るところですが、一方では外来種の問題もあるのですね。今回の報告の城北ワンドでは、外来種の駆除活動が定期的に行われているようですね。在来種(ざいらいしゅ)がふえている傾向(けいこう)もあるようで、活動が実りつつあるように感じます。これからの推移(すいい)も見守りたいですね。
外来種の問題は、在来種との関わりのほかにも、どのように駆除したかも問われますね。どのような自然の営みがふさわしいのか、答えはなかなか見つからないかもしれませんが、今できることをみんなで考えて活動していってほしいと思います。多様な考え方に出会い、大いになやみ、みんなで話し合い、方向性を見つけていってください。
次の報告も待っています。
エコまる
高槻市立第六中学校・自然観察同好会のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名高槻市立第六中学校・自然観察同好会
  • 所在地大阪府
  • クラブの種類学校のクラブ

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