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【2020 壁新聞道場!】たのもーーーう!兵庫県 その1

2020.05.27 掲載

兵庫県からは13枚の壁新聞が届いたよ!
今週は2枚の壁新聞をご紹介。沼田師範、よろしくお願いしまーす。

兵庫県 その2 その3 その4 その5 その6 その7

神戸市「あさひクラブ」


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あさひクラブ①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

2019年の『やさいクラブ』は、2月の「ジャガイモと玉ねぎのうえつけ」から11月の「サラダまつり」まで、もりだくさんの活動でしたね。やさいを育て、お料理してみんなで食べるだけでなく、「スイカやさん」になって、地域(ちいき)の方に販売(はんばい)もしました。
自分たちが育てたスイカを買ってもらうため、「とりたて!」のスイカのイラストでアピールしたり、プラカードを作って宣伝(せんでん)したり。かわいい浴衣姿(ゆかたすがた)の売り子さんとしてよくがんばりました。その地域で作った食べものを、その地域で食べる「地産地消(ちさんちしょう)」のとてもよい体験(たいけん)になりました。

今、スーパーに行けば、世界中のやさいやくだものが当たり前のように売られています。しかしそれは、種(たね)をまいてお水をあげたり、間引きをして育て収穫(しゅうかく)する農家の方、それを箱(はこ)やパックにつめる人、遠(とお)くからお店まで運(はこ)ぶ人、値札(ねふだ)を付けてならべる人、そして販売する人など...。多くの方に支(ささ)えられて、私たちが買うことができます。
食べものは感謝(かんしゃ)して、残さず、大切に食べないといけませんね。

とっておきのゴシドウ★

「やさいクラブの活動」は、たくさんの情報(じょうほう)がつまった新聞です。「やさいキャラクター」のイラストも、1つ1つがちがい、「スイカは頭にも、おなかにも、足にもなるんだ!」と見ていてとても楽しかったです。
ただ、たとえば「スイカの苗うえ」で200人分のスイカができると書いてあります。その後の「スイカやさん」ではたくさんのスイカを売ったと書いてあります。スイカは200個、ちゃんとできたのかな?全部売り切れたのかな?と、ちょっと気になりました。

新聞は、みなさんの活動を知らない多くの方が読みます。その中には「私たちもスイカを育ててみたい」と考えるお友だちもいると思います。もう少し具体的(ぐたいてき)な数字などの情報をおしえてもらえると、この新聞をきっかけに、やさい作りをする人が増(ふ)えて、全国で「地産地消(ちさんちしょう)」が広がっていくかもしれません。
これからも、たくさんたのしい活動をして、その内容をしっかり伝えてください。
 

あさひクラブ②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

かいぼりを行うきっかけから、あみづくり、かいぼり体験(たいけん)、その結果(けっか)までの記録(きろく)が、とてもていねいにまとめられています。私たちもいっしょにかいぼりをして来たように、楽しく読(よ)みました。
また感想(かんそう)もしっかり書かれているので、「こんなに大きなあみにどんな魚がとれるんだろう!」とワクワクした気持(きも)ちや、あみがどんどん重くなって「さいごの力をふりしぼって引いた」たみなさんのがんばりが伝わってきました。

かいぼりをするとふだんは見ることができない、水の中で生活している生き物を見つけることができます。その池にもともと住んでいた在来種(ざいらいしゅ)、外から持(も)ちこまれた外来種(がいらいしゅ)のちがいや、それぞれの特徴(とくちょう)などもイラストでわかりやすく描(えが)けています。

かいぼりは、最近(さいきん)はテレビでも放映(ほうえい)されるようになり、いろいろなところでイベントのように行われています。その中でもみなさんは、ため池のお話を学んだり、あみや浮きなどの道具(どうぐ)を作ったり、準備(じゅんび)からしっかり参加(さんか)しているところが、とてもよいと思いました。

とっておきのゴシドウ★

ため池は、昔からお米作りが盛(さか)んで、雨が少ない地方(ちほう)で多く作られていました。しかししっかり管理(かんり)できないと、水がよごれしまったり、こわれて危険(きけん)な洪水(こうずい)がおきたりするため、今は埋(う)め立てて、なくしてしまうため池が増(ふ)えています。

みなさんが住んでいる兵庫県(ひょうごけん)は、日本でいちばん多い2万4千ものため池があると聞いています。みなさんもかいぼりをしてわかったように、ため池はたくさんの生き物のすみかになったり、ゆたかな水とみどりが、人のやすらぎのもとにもなります。ため池に行ったときに、ホッとして気持ちがよかったんじゃないかしら?

むかしからたくさんの人たちの手で守られて来たため池を、これからも観察(かんさつ)したり、守(まも)る活動を続(つづ)けてくれるとうれしいです。その貴重(きちょう)な情報(じょうほう)をまた壁新聞(かべしんぶん)で紹介(しょうかい)してくださいね。

沼田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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