お知らせ

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「環境省 こどもエコクラブステークホルダーミーティング2025」を開催しました

2026.03.16 掲載

こどもエコクラブでは、全国の子どもたちが継続的に地域に根ざした環境学習・環境保全活動を行っています。その継続した活動に対して、多くの企業・団体の皆さまにご賛同をいただき、協賛・協働など様々な形でサポートをいただいています。
2026年3月2日(月)、それらの企業・団体、環境省、また熱心に活動されているクラブのサポーター等が集まり、環境に関するトピックスをテーマに情報共有を行う「環境省 こどもエコクラブステークホルダーミーティング2025」を開催いたしました。

今回は「資源循環(サーキュラーエコノミー)」をテーマに、23の企業・団体の他、環境省、地域で熱心に活動している各地のクラブサポーター、こどもエコクラブに日頃から深く関心をお寄せくださっている関係者を含め総勢88名がご参加くださいました。

本ミーティング開催にあたり、環境省大臣官房審議官の飯田様より寄せられたビデオメッセージからスタートし、環境省から「プラスチック資源循環の推進」として資源循環(サーキュラーエコノミー)に関する国の取り組みについてご紹介いただきました。
環境問題というと、気候変動、海洋プラスチック問題、ネイチャーポジティブなどのテーマが大きく取り上げられる中、温室効果ガス排出量において資源循環が貢献できるとされる割合は約3分の1以上と多く、脱炭素への寄与は非常に大きいという解説から始まり、参加者それぞれが資源循環に関して自分たちができることを改めて考えるきっかけとなりました。

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次は、環境システム工学で多方面にわたり活躍されており、国立環境研究所にて資源循環領域/連携研究グループ長も兼任されている東京大学大学院工学系研究科 都市工学専攻 准教授の中谷隼先生に『エコって何だろう?「ライフサイクル」で考えよう』と題してご講演いただきました。

suteho2026-3.png資源循環(サーキュラーエコノミー)を考えるには、製品の製造のみではなく廃棄やリサイクルまでを含めたライフサイクル全体で評価する必要があります。ライフサイクルとは何か?プラスチック問題とは?という背景から、どのような対策が良いのか、また子ども相手にライフサイクルについて教える時にはどのように伝えたら良いのかなど、こどもエコクラブの関係者にとって多くのヒントを含んだわかりやすい解説をいただきました。「どっちがエコ?」を定量的に評価するにはライフサイクル全体で見ることが大切。例えば繊維製品は製造工程だけではなく着ている間も洗濯等で水資源を使うこと、海外へ服を寄付することは実際にはエコなのか...など、本当に望ましい資源循環のあり方を今後もしっかりと考えていくべきであり、自分が行っている「エコ」がどの環境問題に対して有効なのか・定量的に評価すること・ライフサイクル全体で考えることが本当に大切だということを改めて認識することができました。

続いて、企業団体の取組紹介として積水化学工業様から、「SEKISUI 環境サステナブルビジョン2050」に向けて取り組まれている内容を、またクラブの活動紹介としてSDGs学ぶ隊(兵庫県神戸市)から、竹チップの活用に関する活動について動画発表がありました。

積水化学工業様からは、2050年に向けて経済性を担保した循環型社会を目指し、住インフラ分野をはじめとした積水グループ全体での工場廃棄物の再資源化、資源ロスの少ないものづくり、サステナビリティ貢献製品などの取り組みをご紹介いただきました。
クラブからは、竹チップを利用したコンポストづくりと竹チップを肥料にして植物を育てる活動について発表がありました。竹チップをもらったことをきっかけに竹問題を調べ、竹チップを何かに使えないか?と考え取り組み観察したことや、竹炭を使った農法への興味など、活動の中で考えたことや今後の展開を交え紹介してくれました。

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企業・クラブとも、ぞれぞれ自分たちができる資源循環(サーキュラーエコノミー)にしっかりと取り組んでいること、また資源循環(サーキュラーエコノミー)は1社・ひとりでは実現できず、みんなで連携して力を合わせていくことの大切さを話しており、改めて各自で取り組みながらも協力し合うことの意義を考えさせられる時間となりました。

今後も、本ミーティングを継続実施し、行政および企業・団体などこどもエコクラブに関わるステークホルダーの皆さまと連携・協働しながら、子どもたちの「環境を大切にする心と行動力」「未来を創る力」を育むとともに、「地域の環境力」の向上SDGsの達成および資源循環(サーキュラーエコノミー)につながるような事業展開をしてまいります。

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