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壁新聞道場!

【2025 壁新聞道場!】たのもーーーう!埼玉県

2025.08.06 掲載

埼玉県からは2枚の壁新聞の応募があったよ。
西澤師範よろしくお願いします!

宮代町「MIYASHIROエコ☆スターズ」
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三芳町「竹の子エコクラブ」
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万博イヤーにちなんで「暮らしたい未来の環境について」みんなからのメッセージ
私はみんな平等に暮らせる環境がいいです。それと否定 ばかりの世界はなくしたいです。みんな平等なら犯罪も黒人 の人への差別が少なると思うし、否定ばかりだと戦争が起 りやすくなるので、戦争がなく認め合える「平和」な未来がいいです。
・地球温暖化がとまったみらい争いのない平和な世界 ・環境問題が減った未来 ・動物や植物がぜつめつしない未来

MIYASHIROエコ☆スターズのみなさんへ
師範から一言!
この壁新聞では、MIYASHIROエコ☆スターズの活動から3つを選んで書かれていますが、どの項目もうまくまとまっていて、その3つの活動についての新聞だと分かるようにタイトルも工夫されています。
それぞれの活動についても写真を使ったり、クイズで聞いてみたりと読者の注意をうまくひくように構成にしてあり、新聞としても読み応えがあります。
このクラブのまずすごいなあと思うことは、エコポスターコンクールの記事です。ポスターコンクールといえば、自治体や企業などが作品を募集することが多いです。また、こどもエコクラブのメンバーがポスターコンクールに応募したり、自分たちで書いてポスターを地域で貼ったりする活動はよくあります。
しかしMIYASHIROエコ☆スターズの場合は、エコポスターコンクールをクラブ自体が主催者として開き、地域の人にポスターを書いてもらい、それを教育長と一緒になって表彰するなんてびっくりです。「今年は280点集まりました。」とあるけど、たくさんの人に環境について考えてもらう機会を作っているのですごいと思います。この方法、誰が思いついたのかな。今年で何回目のコンクールなのかな。いずれにせよ、最後には表彰されたポスターが宮代町の協力を得て、看板になるというのもすごいなあと感じました。MIYASHIROエコ☆スターズ活動は、地域のこどもエコクラブの実践が地域を動かすとても良いお手本であり、長年こどもエコクラブを応援している私もこんなクラブがあることを知り、本当に嬉しいです。

とっておきのゴシドウ★
エコクッキングの記事も興味深い記事でした。こちらも地域の方を巻き込んでの活動だと知ることができますし、SDGsを意識していることもよく分かります。ところで、この調理方法についてですが、「生ごみ等を酸発酵菌が分解して作られたメタンガスを使って調理するイベント」と紹介されています。この調理法ですが、私はこれまで余り聞いたことがない方法です。実際どのような仕組みで調理をしたのだろう、メタンガスはその場で作るのかなあ、ともう少し詳しい説明をしてもらえるとさらに分かりやすい記事になっただろうと思います。
自分で調べてみようとインターネットを検索しましたが、この調理法については結局詳しい情報を見つけることが出来なかったので、ぜひ何かの機会に詳しく紹介して下さい。いずれにせよ、MIYASHIROエコ☆スターズの活動にこれからも目が離せません。

地域事務局からの応援メッセージ【埼玉県】
クイズやイラスト、写真を使ってよく工夫されていて、 楽しく読ませてもらいました。 毎年様々な活動をされている中でも、今回はエコクッキング・エコポスターコンクール・ごみ拾いの3つについて詳しく書かれていて、 みなさんの今年頑張った内容がよく分かりました。 また、活動内容だけでなく、活動の目的や結果、今後の改善点まで考えて書かれているところが特に素晴らしいと感じました。 これからも、地域の環境のため活動を頑張ってください。

地域事務局からの応援メッセージ【宮代町】
MIYASHIRO エコ☆スターズの皆さん、 2024年も地球の為、地域の為に様々なエコ活動ありがとうございました。 
今回の壁新聞も今年皆さんが頑張った活動の様子がたくさんの写真とともに分かりやすく記載されていると思います。また、メンバーの皆さん一人一人の体験談や感想がいろんなところにかかれており、 読んでいてとても楽しい壁新聞だと感じました。今後もメンバーの皆さんで力を併せて活動を継続していただき、エコ☆スターズの皆さんの更なる活躍を期待しています。 


竹の子エコクラブのみなさんへ
師範から一言!
この壁新聞では、5つのコラムが見やすく区切られ、タイトルは色別に書かれているので、とても読みやすい新聞の構成になっています。
竹の子エコクラブの活動は、それぞれのコラムを読むと自然の中の様々なフィールドで活動されている様子が伝わってきます。20年前に作られたビオトープの整備について記事がありますが、木を切るなどビオトープの環境を保全するのは大変な労力がいるだろうなあと感じます。長い間守ってきたビオトープ池の中や回りにはどんな生きものが見られるのかな、それも知りたかったです。
次に多福寺の平地林の落ち葉はきの記事ですが、300年も続いている行事とはすごいですね。その落ち葉が堆肥となり、地域の野菜やお芋を育てているのもステキな取り組みです。この日は、何人くらいの人が一緒に活動したのかな。堆肥はどのくらいの量が出来るのかな、ともっと知りたいことが出てくる記事です。
最後に、ツリーイングの記事の登り方の説明は、その様子が目に浮かぶほど上手に説明できていますし、ツリーイングという日頃できない貴重な体験ができたこと、現在の雑木林の問題点、そして将来に備えて植樹をしていきたい、と未来を見つめた感想がとても良いです。実際にその場にいないと分からないこと、そして体験を通じて感じたことをこれからもぜひ回りの人に伝え続けていって欲しいなあと思います。

とっておきのゴシドウ★
5つの活動についての内容は、どれも活動の様子が分かりやすく、竹の子エコクラブさんの活動する地域には自然がいっぱいあるのだろうなあ、と想像はできます。埼玉県に住んでいない私(ちなみに私は京都在住)にとっては、こぶしの里や多福寺平地林、三芳町の雑木林など、どこにあるのかちょっと分からないのが残念です。次に壁新聞を作るときは、全国のいろいろな地域の人が読むことも考えて、簡単でいいので地図などを書いて、三芳町のことが分かるようにしてもらうと嬉しいです。いずれにせよ、豊かな自然の中での体験、そして落ち葉はきのように自然と共生していく伝統的な活動はとても大事なことなので、引き続き活動頑張って欲しいなあと思います。

地域事務局からの応援メッセージ【埼玉県】
1年間の活動の内容や写真、感想が読みやすく配置されていて、みなさん自身が楽しんでエコ活動に取り組まれていることが分かりました。 落ち葉はきのような昔から地域で守り続けられてきた活 動を受け継いで実施されている一方で、鹿の食害といった最近深刻な環境問題に対する新たな活動 にも積極的に参加されているところが素晴らしいです。これからも地域の皆さんと協力し、活動を頑張ってください。 

地域事務局からの応援メッセージ【三芳町】
竹の子エコクラブは、年間の活動を通じて生物多様性や身近な自然環境の保全など様々な取組を実施 しています。自然や生き物、環境の事を自分のことの様によく考えて、楽しみながら活動に取り組ん でいる様子が、この壁新聞から伝わってきます。皆さんの活動は、この壁新聞を通じて、見守る大人 たちに影響を与え、より良い環境づくりや魅力の再発見に繋がっていきます。 竹の子エコクラブの皆さん、魅力ある自然を未来に繋いでいきましょう。町職員も微力ながらサポートさせていただきます。

西澤師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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