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【2023 壁新聞道場!】たのもーーーう!宮城県 その4

2023.07.19 掲載

宮城県からは17枚の壁新聞が届いたよ!今週はその中から1枚をご紹介。
今週は伊藤師範よろしくお願いしまーす。

宮城県 その1 その2 その3 その5 その6

仙台市「スケッチ子供隊

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スケッチ子供隊のみなさんへ
師範から一言!
まずは環境大臣賞おめでとうございます。自分たちが実際に見て関心を持ったマイクロプラスチックについて、見て、調べ、実験し、現地調査などでいろいろな方面から丁寧に、現状から削減アイデアまでわかりやすくまとめられた素晴らしい壁新聞です。
私たちの身近に迫る深刻な環境問題の内容でも、項目ごとにまとまり、枠や背面の形やカラフルな色の工夫で、明るく目を引く新聞に仕上がっていますね。
県内の海や川へ行ってごみ調査を実際に行い、被覆肥料の殻も自分たちの眼で見て感じられたことが良かったです。また、わからないことは電話取材までして知識を深めたことも素晴らしいです。
そして、みなさんの「子供が子供に教えます」という流れにも感動しました。きっと小さな子どもたちから憧れのお兄さんお姉さんなのでしょう。みなさんの活動を周りの子どもたちに広めていってください。さらには、被覆肥料殻はプラスチックを流出しているということを知らない農家さんも多いので、みなさんから周りの大人に発信して、農家さんたちにも知ってもらえるような機会ができるといいなと感じます。環境大臣賞の受賞をチャンスとし、サポータさんやコーディネーターさんに協力してもらって、県内・市内の多くの人に活動や調査の内容を伝えられると良いですね。

とっておきのゴシドウ★

肥料調査で、農薬1袋から約600gのプラスチックを流出させている!という実験結果は、貴重なデータだと思います。初めて知りました。化学メーカーさんの研究では農家1戸当たり年間8kgの肥料殻を出しているという試算もあるようです。JAでは「2030年にはプラスチックの被覆肥料に頼らない農業に。を理想に掲げ努力する」と発信しているだけなので、みんなでさらに注目し、声を出していきましょう。
みなさんが実際に川の上流・中流・下流で調査されたように、一つの川でもごみの状況はいろいろあります。宮城県の主な川のごみ調査では広瀬川と名取川が「多い」、他の河川は「少ない」と地図に書かれています。川全体としての多さかと思われますが、それぞれの川でも場所によって状況は違うと思われます。それぞれの川のどの辺の調査であるかを明確にし、例えば、200m歩いて何のごみが何個(または何g)など、量を数値化しておくと、場所による多い少ないかの比較ができます。また翌年などとの変化も調査できますので、ぜひ数値化したデータを残すことも引き継いでいってみてください。 

地域事務局からの応援メッセージ【仙台市】
マイクロプラスチックによる地球規模での環境汚染をテーマに、写真やデータ を多く入れ込みながら、2年以上の時間をかけてまとめた大作の壁新聞に仕上がっています。これからも、問題意識を持って広い視野で環境を考える活動を続けていってください。応援しています! 

伊藤師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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