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 水
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 自然・生物多様性
自然・生物多様性
広島の宮島水族館に行って来た。
瀬戸内海にも生息する小さいイルカ「スナメリ」の赤ちゃんに出会った。スナメリは歯くじらの仲間で、口をあけると笑ったような顔になる。
 
 
スナメリの赤ちゃんは好奇心いっぱいで、見ているメンバー・サポーターに近寄ってきた。しばらくこちらを見つめてくれた。笑っているような顔は本当に可愛いく、いつまでも、その場で見ていたい気持ちだった。
スナメリは、1980年ごろから、急激に数を減らしているそうだ。
スタッフの方になぜ減っているのか質問してみた。おそらく、海に流れ込む川の水質の変化で、微生物や、それを食べる小型魚類、イカなどが減り、結果的に、海の生態系の頂点に立つスナメリの生息が厳しくなっているのではないか、
ということだった。
今の川の水は一見きれいにはなっているが、コンクリートの護岸などにより生きものを育む豊かさが失われているのかもしれない。農薬をつかった農業用水や排水の影響もあるかもしれない。スナメリは岸から2キロほどのところに生活しているようなので、影響があっても不思議ではない。考えさせられる話だった。
また、岡山県レッドデータブックによると、漁業網にひっかかったり、船との接触事故などもあるようだ。
その他、この地域だけに生息するミヤジマトンボや、岡山県に生息するアユモドキやスイゲンゼニタナゴも展示されていた。地域の自然を考えるきっかけになる、展示がいくつもあった。


 

 ツバメの初認について
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岡山ハッケンジャー(岡山県)
 スナメリについて考えたこと
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岡山ハッケンジャー(岡山県)
 希少種クロツラヘラサギの個性的なくちばしに感動
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岡山ハッケンジャー(岡山県)
 夜の大都会東京を体感したよ
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