活動レポート

活動レポート

船上探偵

大津こども環境探偵団 (滋賀県)

活動日:

2014年07月26日

実施場所:

環境学習船「megumi号」、琵琶湖上

参加メンバー&サポーター数:

61人

活動の分野:

  • 水

SDGs:

活動内容

 ㈱琵琶湖汽船の環境学習船「megumi号」に乗せていただき、琵琶湖上で、透明度調査、採泥調査、プランクトン調査などの学習を行いました。
 透明度板を琵琶湖に入れ、板が見えなくなるまで何mあるかを計りました。採泥調査では、採泥器を使って琵琶湖の泥を採り、実際に手で触ってみました。プランクトンは採取した後、電子顕微鏡で観察し、何のプランクトンであるか調べました。これら3つの調査を南湖と北湖で行い、どのような違いがあるかを調べました。
 その他に、北湖では表層水と深層水を採水し、温度を比較しました。
 調査後は、琵琶湖に関するクイズを行ったり、船の上からスケッチを行ったり、琵琶湖のことをたくさん学んだ一日になりました。

参加者のようす

 琵琶湖上で様々な調査をしましたが、調査の経験がある団員がほとんどでした。北湖と南湖では、南湖より北湖の透明度が高いなどの違いがあり、団員は驚いている様子でした。
 クイズでも、琵琶湖のことをたくさん学ぶことができました。琵琶湖の湖面の標高と大阪城の天守閣の高さが同じだということにも驚きの声があがっていました。
 調査やクイズを通して、琵琶湖について学び、考える機会になったと思います。

感想・気づいたこと・考えたこと

<団員の感想>
・泥の中から何が出るかわからないからおもしろかった。
・いろんなミジンコや、その他の動物プランクトン、植物プランクトンを見ることができ、プランクトンがとても小さいことがわかった。
・深さで水温が変わった。
・琵琶湖の水位が、浅くて3~4m、深くて100m以上深いところがあることがすごくびっくりした。
・琵琶湖には沢山の命があるから、自然のルールを守ってほしいとみんなに伝えたい。
・私達の心がけ次第で琵琶湖がきれいになるかもしれない。何年もかかるかもしれないが、私たちが水に流すものを気遣い、悪いものを回収することで琵琶湖がよくなる。

すばらしい有意義な学習ができたね。琵琶湖は水質浄化のために日本で最初に市民活動が行われた場所です。琵琶湖には天然記念物の生き物を含めいろんな生き物がいるとともに、この水が多くの都市の飲み水にもなっている大切な湖です。みなさんが学習した調査活動は、日本で一番すぐれた水質浄化の活動だと思っています。ぜひ、みなさんもこの学習を参考にして琵琶湖をまもる活動に取り組んでくださいね。「水に流すものを気遣い、悪いものを回収することで琵琶湖がよくなる。」この言葉こそ琵琶湖をまもる基本だと思います。がんばってください。
エコまる
大津こども環境探偵団のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名大津こども環境探偵団
  • 所在地滋賀県
  • クラブの種類自治体の募集

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