


わきいちっ子クラブ (秋田県)
「全校ウォークラリー」は、児童を12の縦割り班に分けて、全校児童で行う学校独自の行事です。学校近くの脇本海岸や脇本城跡などの自然や史跡を巡りながら、問題を解いたり活動したりして、班の正解率とタイムを競い、異学年でなかよく交流しています。海岸清掃では、ジオパークガイドの人たちと協力してごみの分別や外国の漂着ごみの発見をしながらSDGsについて学習しています。
前日に地元の中学生と地域住民がごみ拾いを行っていたので、例年よりも
ごみは少なかったが、1年生から6年生までが班ごとに協力して、燃えるごみ、燃えないごみの分別をしたり、漁具や流木などのごみの存在に気づいたりしながら、一生懸命海岸のごみ拾いを行った。ジオパークガイドの方たちが、分別の際に手伝ってくれたことで、ごみの種類に気づいていた。
例年より、海岸清掃の時間を長めに設定したことで、十分にごみを拾い、分別まで行うことができた。どの学年も熱心にごみ拾いに参加していた。脇本海岸の美しく広がる海の景色と相反する、外国の字が読み取れる漂着ごみや、台風や水害の影響で流れ着いたと思われる生活ごみなどを見つけ、豊かな海を守る気持ちを強くしていた。
ジオパークガイドの方たちと問題を解いたり、ごみの分別を行ったりすることができたことは有意義だった。また、ごみ拾いをしている時間帯に、近くの住民の方たちも参加してくださる場面があり、ありがたかった。来年度も続けていきたい。


全校ウォークラリー 海岸清掃
わきいちっ子クラブ(秋田県)