活動レポート詳細｜活動レポート

活動レポート

行くぞ　タゴガエル探しに

上津探検隊 (島根県)

活動日：

2025年04月18日

実施場所：

地区内の山道

参加メンバー＆サポーター数：

17人

活動の分野：

SDGs：

当地区では3月半ばから4月にかけてタゴガエルの鳴き声が所々で聞こえることに数年前に気がつきました。今回の金曜夜の活動はタゴガエル探しにレッツゴー。15分程山道を登って行ったいつもの斜面で鳴き声を発見し、よく見ると穴の中に卵を発見しました。

みんな観察眼が鋭くなってきたので、ちいさな卵を認識できるようになりました。

こんなところに卵をうむ不思議なカエルが身近にいることに子どもがどう思うかはわかりませんが、サポーターは感激しています。

: 上津探検隊のみなさん、活動報告をありがとうございます。
タゴガエルはアカガエル科に属する日本固有種で、島根県では準絶滅危惧にされています。
おもに山地の林床(りんしょう)に生息し、標高2000m以上の高地でも確認されています。
報告にもありますが、小さな渓流(けいりゅう)の縁にある岩のすき間や地下をゆるく流れる伏流水中(ふくりゅうすいちゅう)に少数の大きな卵を産むという変わった習性をもちます。
また、繁殖期(はんしょくき)は3～6月下旬頃ですが、10月や1～2月に産卵するという報告もあります。
オタマジャクシは白っぽく、餌を食べなくても卵黄を消費するだけで変態して子ガエルになることができます。
このように興味深いタゴガエルですので、サポーターさんの感激をメンバーに話すことで、興味関心を共有してほしいと思っています。
では、次回の報告も楽しみにしています。