まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
2日目の船釣り体験
本日は、前日と打って変わり、風が強く吹き付ける状況となり、乗船前までは、悪雲に包まれていました。
出船時は、船首に乗船して、船が沖に移動するときの状況を堪能していましたが、波が船首に追いかぶさり、合羽無しでは、居られないという事で、船尾に移動しました。釣り場に到着して、釣りを開始しましたが、波が次々と押し寄せるために、釣りの仕掛けを投入して、魚の魚信を待つ事さえ、阻まれる状況でした。頑張って仕掛けを海中に投入しましたが、魚の魚信を捉える事ができなく、何度となく釣り場を移動して、最終的には、昨日と同じ場所に、船を移動して、徐々に魚の魚信を捉えられて、魚信が来るたびに、強烈な魚信に喚起していました。
初めて、海上から街並みを確認して、想像以上に、山が海の近くまで有る事と、港には、多くの工場や倉庫が沢山ある事・鉄くずが山積みになっている箇所・大きなタンクが立ち並んでいる事等を、体験から発見していました。陸に上がってから、魚を調理して食べましたが、お店で売っている魚より、美味しと言っていました。普段の生活で、将来、水を汚すと美味しい魚が食べられなくなる可能性が有るので、将来も美味しい魚が食べれるように、普段の生活で、水を汚さない生活を工夫したいと言っていました。
前日の状況と打って変わり、災厄の舟釣りコンディションとなりました。我慢の釣りとなり、魚が釣れないと言って、保護者に釣り竿等を預けていましたが、突然、魚信が訪れると、直ぐに自分で釣りをすると、釣りを開始しました。釣りに関して、補完的要素ですが、海上から陸地を確認できる機会は、フェーリーの乗船以外で皆無です。フェリーは大切な海上交通手段ですが、一瞬で景観が変わってしまいます。
漁船の釣りは、魚信が捉えられたポイントに停泊するので、街の景観を含めて、観察できると共に、釣り体験は、水の恵である魚を食する事で、ダイレクトに自然の恵みを実体感できて、森~街~海が繋がっている事を、ダイレクトに体感できる数少ない体験プログラムです。