みちくさきっず (千葉県)
千葉県立中央博物館で開催されていたよみがえるチバニアン期の古生物展を見学しました。
大昔に生きていた生物の再現写真を見て、こんな大きなものが千葉にいたんだと驚いていました。
地磁気の逆転現象(地球のN極とS極が何らかの理由で数万から数十万年ごとに逆転する現象)の記憶がある貴重な地層が千葉県市原市の養老川沿いに残されています。2020年にこの地層が千葉にあることから77万年~12万9千年前の時代をチバニアン期と命名されたそうです。
この時代の化石や骨、再現された生き物の等身大写真がいっぱいあってとても面白かったです。
体長5メートル、体重3トンの世界最大級の絶滅トドの化石は千葉県からしか見つかっていなくて、しかも発見者がこの博物館の職員さんだと知って、びっくりしました。
又、東京湾にはトウキョウホタテというホタテ貝もいたこと。絶滅してなければ今でも食べられたのに残念です。
大昔にこんな大きな生き物が千葉にいたこと。何かの原因で絶滅してしまったことがわかりました。
自然現象で生き物が絶滅してしまうのは仕方ありませんが、生き物の住処や命を人間の都合で奪うようなことは絶対してはいけないと思いました。
これからも、地球の自然が続くように自分たちでできることをしていこうと思いました。