Let's チャレンジ

活動レポート

活動レポート

秋の江津湖生きもの観察会

再春館一本の木キッズクラブ(熊本県)

活動日:

2025年11月09日

実施場所:

熊本県熊本市

参加メンバー&サポーター数:

33人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 葉・樹木 葉・樹木

活動のSDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

熊本市の生物多様性戦略の重要拠点である江津湖の四季の生きものを観察。
11月の観察会は、春や夏の江津湖の様子と比較したり、班独自の年間観察ポイントで春や夏との違いに気づいたり、水中生物の採取を行ったりしました。

参加者のようす

今年度3回目の観察会となりました。前日からの雨が受付開始時刻になっても止まず、レインコートを着ての観察会となりました。「雨の日だからできる観察がある」という指導員の言葉どおり、いつもなら水遊びやジョギングでにぎわう江津湖はほぼ貸し切り状態。野鳥も警戒心が薄くなっているのかいつもより近くから観察することができました。
6班に分かれてそれぞれ班で決めた「一本の木」の様子を春や夏と比べたり、水中生物、陸上の植物や生き物に触れたりして観察しました。
江津湖は遊水池のため、年間を通して水温が18度前後と一定しているため、11月でも冷たさを感じることなく観察することができました。夏よりも外来の水草が増えているのが目立ちました。

感想・気づいたこと・考えたこと

・一本の木をよく見ると、南側のほうがよく成長していた。
・樹冠の真下まで根が張っていることを教えてもらった。
・同じ水の流れなのに、橋をはさんだ下流側にはヒメバイカモがあるのに上流側にはないのが不思議
・木になる赤い実は鳥に食べてもらうための植物の工夫と教えてもらった。
・キンモクセイ、ギンモクセイ、ウスギモクセイの匂いを嗅ぎ比べた
・水の中は稚魚が多かった
・コサギは足が黄色。江津湖は水がきれいなので見える。
(以上キッズの感想)

再春館一本の木キッズクラブのみなさん、活動報告をありがとうございます。
四季の江津湖の自然観察をしているのですね。秋も実がなったり紅葉(こうよう)したりなど大きな変化があったと思いますが、各班で観察している「一本の木」もそれぞれにちがいがあったことでしょう。報告し合ってそのちがいを確認するとおもしろいですね。江津湖の水温がほぼ一定しているのは「遊水池のため」とありますが、「日量40万トンの湧水(ゆうすい)」によるものではないかと思いますが、どうでしょうか。
また、たくさんの気づきが報告されていますが、その理由をメンバーみんなで考えるのも楽しいですよ。「なぜ、木は南側の方がよく成長するのか」や「なぜ、樹冠(じゅかん)の真下まで根がはっているのか」など、自分なりの考えをもてるととてもいいですね。では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
再春館一本の木キッズクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

88 拍手

もどる