



さっぽろあそエコ団(北海道)
10月26日(日)、環境プラザ主催の「さっぽろあそエコ団2025」第5回目の活動を実施しました!今回は、札幌市北区にある屯田防風林を散策しました。講師の方から防風林の役割について教わった後、防風林の外と中で風速を測定したり、お気に入りの葉を集めて標本を作ったりと、自然にふれるプログラムを行いました。
「防風林ってどんなところだろう?」という疑問からスタートした今回の活動。風速計を使って外と中の風の違いを比べると、子どもたちは「こんなに違うんだ!」と大興奮でした。紅葉が進む防風林の中では、植物や昆虫をたくさん見つけることができました。特に、風に乗って舞うオオウバユリのタネには大喜び!
散策の途中では、講師の方から不法投棄や餌付け、外来種の問題など、防風林が抱える課題についても教わり、自然を守る大切さについて考える時間となりました。
葉っぱの標本づくりでは、お気に入りの葉を熱心に探し、自分だけの素敵な標本を完成させていました。
子どもたちからは、「防風林は風を防ぐだけじゃなくて、動物のすみかにもなっているとわかった」「木の名前をたくさん知ることができた」「カモにエサをあげると、カモが自分でエサを探さなくなることがあると知った」といった声が寄せられました。今回の活動をとおして、自然とふれあいながら環境について学ぶ貴重な機会となったようです。
当日は小雨が降る中でのスタートとなりましたが、防寒対策をしっかりして元気に活動を行いました。紅葉が進む防風林は葉が赤や黄色に色づき、美しい景色の中での散策となりました。子どもたちは季節の変化を感じながら、秋の自然を存分に楽しんでいました。

