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活動レポート

活動レポート

稲の脱穀とトーミ選別・来年の春野菜の種付け

まきのはら水辺の楽校(静岡県)

活動日:

2025年10月19日

実施場所:

ハイナンこども食堂

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 農業・栽培 農業・栽培
  • 土
  • 葉・樹木 葉・樹木

活動のSDGs:

  • SDGs:飢餓をゼロに
  • SDGs:働きがいも経済成長も
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

 収穫した稲から、籾を取り除くために、足踏み脱穀機を活用して、籾を藁かせら分離させました。
 分離した籾には、沢山の藁くず等が混ざっているので、風の力を利用した籾選別機の、トーミを活用して、籾と藁くず等の選別を行いました。
 続いて、来年の春野菜の準備として、エンドウ豆・さやエンドウ豆の種を、荒廃農地で整備して、ふるいで石を除去した土を、ポットに詰めてから、ポット1個づづに、種まきしました。

参加者のようす

 脱穀機で稲と籾が分かれる姿を確認すと、凄いと喚起していました。続いて、トーミを活用して、籾と藁くず等を風の力で選別作業を行いましたが、きれいに籾と藁くずが分別されていることに、驚いていました。
 藁くずが取り除かれてから、籾も、実が入っていない物と、実が詰まっている物に、トーミで選別しました。
 選別した、籾を触って確認すると、実が詰まっている籾は、重いと言っていました。
 最後に、来春に収穫する春野菜の、エンドウ豆と、さやエンドウ豆の種付けを、荒廃農地を整備して、ふるいに掛けて、石を取り除いた、栄養満点な柔らかい土を、ポットに詰めてから、種の植付けを行いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

 風の力は、凄いねと、言っていました。
 荒廃農地を整備して、ふるいに掛けた土を丸めて、固めてから、自分の身長と同じ高さから、やさしく落としてみると、土団子が粉々にばらけて、悲しそうな顔をしていました。
 そんなに悲しそうな顔をしないでと伝えて、野菜が育ちやすい土は、皆が固めた土が、身長の高さから落として、割れるということは、野菜に取っては、土が柔らかくて、栄養素が沢山含んでいる土と伝えると、悲しそうな顔から、笑顔に代わっていました。

その他

 風の力を活用した自動選別機が、農業だけではなく、多くの産業機械の、基本技術として存在していることを、学ぶきっかけと、なればと思います。
 農業で、最も大切な技術として、土づくりが存在します。握った土が、ある一定の高さから落とすと、きれいにバラけることが、先ずは大切なことを、体験から学べればと思います。

まきのはら水辺の楽校のみなさん、こんにちは。報告をありがとうございます。
今回は農地の整備、イネの収穫(しゅうかく)・脱穀(だっこく)と、エンドウ、サヤエンドウの種まきと、いろいろなおしごとをしましたね、おつかれさまでした。
収穫したイネから脱穀するのに、足ふみ脱穀機と唐箕(トーミ)を使って作業したそうですが、どちらも近ごろあまり見かけない道具なので、貴重だと思います。唐箕は日本には江戸時代からある道具だそうで、中身がつまったもみをえらび出すために、風の力をつかってからっぽのもみをふき飛ばすしくみですが、むかしの人たちはいろいろ考えていてすごいですね。
みなさんはお米や野菜のこと、それを育てる土や畑のこと、いろいろなことを実際におしごととして体験していますね。今では本やネットでかんたんに調べられることがたくさんあって、とても便利ですが、そとに出て本物とふれあって気づくことはとてもだいじだと思います。これからも畑をたがやして、野菜を植えてそだてたりしながら、いろんなことを発見していってほしいです。
いろいろな体験や発見をまた報告してくださいね。楽しみにしています。
エコまる
まきのはら水辺の楽校のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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