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【2020 壁新聞道場!】たのもーーーう!滋賀県 その2

2020.07.01 掲載

滋賀県は7枚の壁新聞の応募があったよ。
今週はその中から1枚をご紹介。品川師範、よろしくお願いしまーす!

滋賀県 その1 その3 その4


大津市「ぼてじゃこワンパク塾」
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ぼてじゃこワンパク塾のみなさんへ
師範から一言

初めに食べ物の体験が紹介されています。アメノウオ,ウロリ,ビワマスなどめずらしい淡水魚が登場しますが,この生き物を食べてしまったのですから,命を奪った生き物たちにまず感謝したいと思います。沖島の食べ物体験をレポートした二人のメンバーがウロリのつくだ煮もビワマスの刺し身も美味しかったと報告しているので,生き物たちの命を十分味わってくれたと思います。 
ウロリと呼んでいるヨシノボリの稚魚のつくだ煮は美味しそうですね。この外ではブラックバスのフライにも人気があったようです。どれも初めて食べたが美味しくて感動したと感想を残しています。ブルーギルの釣りではたくさん釣れて楽しかったと印象を残しています。
イチモンジタナゴのタライ繁殖実験には6家族9人が参加して,4月下旬から7月下旬まで辛抱強く観察をしています。セキシヨウモと同居させたりしたのですが,貝ダニの出現,ヌマガイの死亡,産卵ストレスなどで上手く産卵にいたりませんでした。でも飼育場のポイントをつかまえています。安定してヌマガイを飼育できること,イチモンジタナゴも安定して同居できること,これができてから産卵につながると思います。今年は駄目でも来年がんばりましょう。

とっておきのゴシドウ

6年前から「淡海こどもエコクラブ交流会」に参加して,「イチモンジタナゴのミニ実験」の発表に挑戦しているそうですが,この取り組みがとても大切なのです。生き物と付き合うと毎年新しい発見や気付きがあると思いますので,みんなが生き物好きになってほしいものです。残念なことに今年は稚魚は生まれなかったけれど,なかなか生まれないこと,毎日の観察ストレスなどがあるとむずかしいなど,自然はもっと複雑なのかも知れません。この反省が次の成功につながると思います。めげないでまた実験に参加して,壁新聞に報告して下さい。

品川師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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滋賀県 その1 その3 その4

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