壁新聞道場! バックナンバー

壁新聞道場!

【2020 壁新聞道場!】たのもーーーう!静岡県 その1

2020.07.01 掲載

静岡県からは14枚の壁新聞が届いたよ!
今週は池田師範です。よろしくお願いしまーす!

静岡県 その2 その3 その4 その5

裾野市「裾野イオンチアーズクラブ」


R1-22-08.JPG

R1-22-09.JPG

裾野イオンチアーズクラブ①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

新聞に大きくえがかれた山(富士山?箱根山かな?)と芦ノ湖と深良川、そしてそれをつなぐ深良用水が目をひきつけます。新聞の内容は裾野市のエネルギーについて、分かりやすくまとめてくれました“もしも…!?”というコーナーでは、活動をとおして感じたことや気づいたことが伝わってくるのでいいですね。
裾野市では、深良川発電所の水力があり、さらに太陽光発電にもせっきょくてきに取り組んでいるのですね!再生可能エネルギーには、水力、太陽光の他に風力やバイオマスも含まれます。「浜岡原子力館」で学習したかもしれませんが、バイオマスである木はもやすと二酸化炭素がでますが、もともと空気中にあった二酸化炭素を吸収したものなのでプラスマイナス0になります。さて、山の木を切ることはよくないことのように思うかもしれませんが、木を使うと山や森林が元気になります。なぜかな?と思ったら調べてみてくださいね。

とっておきのゴシドウ

電気を作りだすエネルギー源として、火力、原子力やさまざまな再生可能エネルギーがあることを学習したと思いますが、国によって火力が多かったり、水力や風力などの再生可能エネルギーが多かったり、原子力が多かったりと大きくことなります。それぞれの国ではもっている資源がことなりますので、水が少ないところでは水力を利用することはむずかしいですよね。日本の再生可能エネルギーの利用は世界的にみて多いとはいえません。また、日本は自分の国で確保(かくほ)できる資源がとても少ない国なのです。
どうしていくのがいいかはすぐに変わっていくわけではないので、ぜひみなさんが日本の未来を考えていってください。
 

裾野イオンチアーズクラブ②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

この新聞のおかげで深良用水についてくわしく知ることができ、この用水を手掘で造った人たちの「わざ」と「パワー」におどろかされました。しらべてみると深良川側からと芦ノ湖側のりょうほうからほって、トンネルがつながったときに上流側(芦ノ湖)が1mたかくなっていたとか。同じ1mでも上流側が低いと水がとまってしまうので、手堀の時代(じだい)のすごい「わざ」だと思います。
“最後に私たちが伝えたいこと“に自分たちにできるアクションをかいてくれましたね。
深良用水のエネルギーの学習で気づいたことに対して、電気の節約や、植物を植える運動をしていくというのはすばらしいことです。日本は1人あたりが電気を使う量が世界的にとても多い国の1つです。日本中みんなが電気の節約をしたら、生活に必要なエネルギー自体がへると思います。

とっておきのゴシドウ

自動車の燃料をガソリンとLPGで表をつかってくらべてあるので分かりやすいです。LPGはガソリンよりも環境にやさしくコストも安いということで、長いキョリを走るタクシーでの利用がふえています。他にも電気自動車や水素を使う燃料電池車など、ガソリンにかわる色々な自動車がかいはつされています。利用するうえでの問題はいろいろありますが、ここでは環境にかんすることだけ考えると、水素は二酸化炭素を出さないエネルギーです。電気自動車も走っても二酸化炭素は出ませんが、じゅう電する電気はどうやって作るのでしょうか?火力発電でつくった電気をじゅう電したら、発電のときに二酸化炭素がでていることになりますね。
 

 

地域事務局からの応援メッセージ
裾野市より
今回は、エネルギーについて、様々な角度から調査し、壁新聞にまとめていただきました。裾野市の自慢である「深良用水」についても歴史や水を最大限に活用した水力発電所、深良用水がない生活等、興味を持って取り組んでくださいました。市民のみな様にもこのすばらしい壁新聞を見ていただくよう、 イベント等で掲示し、活用させていただきました。

静岡県より
地元の水資源をきっかけに、電力や再生可能エネルギーについて学んだことがわかりやすくまとめられています。事実をまとめるだけではなく最後に伝えたいこととして、自分たちの考えをまとめることで、活動から学びがあったことがとてもよく伝わってきます。

池田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
norri-r.pngのサムネイル画像

静岡県 その2 その3 その4 その5

ご意見ご感想もお待ちしております!
101-0032 東京都千代田区岩本町1丁目10-5 TMMビル5F
公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5829-6359 FAX:03-5829-6190

Email: j-ecoclub@jeas.or.jp

師範紹介ページはこちら! その① その②

2019年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201912131500.html
2018年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201901062018.html
2017年の壁新聞道場一覧はこちら 
http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201801121459.html
2016年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201703311342.html
2015年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201603301552.html
2014年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201501071712.html

2013年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html