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【2018 壁新聞道場!】たのもーーーう!鹿児島県 その5

2018.12.05 掲載

鹿児島県からは16枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から4枚をご紹介。
今週は伊藤師範です。よろしくお願いしまーす!

鹿児島県 その1 その2 その3 その4 その6

大崎町「大崎小5年エコクラブ」
 

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大崎小5年エコクラブDの新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

絶滅しそうな動物は、あまり身近ではなく難しいテーマだったと思いますが、いろいろ調べて、わかりやすく伝えてくれています。この新聞で絶滅危惧種の問題がよくわかります。

絶滅しそうな動物たちがいることから、なぜそうなってしまうのかを調べ、さらに自分たちにできることまでを考え、知らせてくれてすばらしいです。絶滅危惧種は、私たちの生活とは、かけ離れた世界のように思われがちですが、この新聞を読んだ人たちにも、自分たちの生活とも関係していることが伝わり、絶滅しそうな動物たちを守るためにも自分たちの生活の中で気を付けることが広がっていくといいですね。

人間も自然の中の様々な生物のつながりの中で生きています。そのつながりが途絶えることが少しでも減るようにしていきたいですね。

とっておきのゴシドウ

内容はよく調べてまとめてくれています。また、いろいろな色を使ったり、文字を囲んで強調するなど、工夫して作られています。イラストも小さく描いてくれていますが、絶滅しそうな動物のイラストをさらに大きく描くか、写真をはるなどして、目で見て興味を引くようにすると、もっとみんなの関心を高めるようになるかもしれません。さらに工夫して、みんなにアピールしてみてください。
 

大崎小5年エコクラブEの新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

水の中でも、特に水の汚れ(水質汚染)についていて調べてくれたのですね。

水の汚れについて、なんで汚れてしまうのか(原因)、汚れてしまったらどうなってしまうのか(えいきょう)、汚れないようにするにはどうすればよいのか(対策)を整理してまとめられているので、とてもわかりやすいです。
また、クイズで興味を引くように工夫されています。最後に、自分たちの考えをまとめてくれたのはすばらしいです。

よくながしているものとして、天ぷら油 30g、マヨネーズ 20g・・・の表は、何の重さなのでしょう?師範はわかりませんでした。説明があるといいなと思いました。
私たちの生活とは切りはなせない水は、どれだけ汚さないようにするのかがだいじなことです。

水を汚さないということと、節水は、水を大切にするということでは一緒で、両方ともだいじなことです。でも、その原因やえいきょうなどの問題はそれぞれ違っていますので、分けて考え、両方とも問題が起こらないようにできることを行い、みんなで水を大切にしましょう。

とっておきのゴシドウ

発展として、私たちが使って汚してしまった水(生活排水)はどうなっているのか?
なども調べてみると、新しい気づきがあるかもしれません。

降った雨や溜まった水を、利用できるよう処理してじゃ口から出るようになり、それを私たちが利用し(汚し)、流し、処理されたりそのまま川や海へと流れ、蒸発して雲から雨へとめぐるという水の循環を調べてみると、その中での水の汚れの問題が見えてくるかもしれません。日本では下水処理場で処理されている水も多いのですが、処理されていないでそのまま流されている水、処理場ではすべてをきれいにできるのではないことなど問題はいろいろあります。

みなさんが調べてくれたように、水を大切に守っていってください!
 

大崎小5年エコクラブGの新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

ごみのポイ捨てについて、興味深いデータがグラフや表で示され、すっきりとわかりやすい新聞になっています。よく工夫されています。
最後のクイズで、読んだ人が理解しているかをまとめているのも工夫されていると思いました。

吸いがらのポイ捨てが、平成16年から比べて、平成28年がとっても減っていますが、これは、ピカレンジャーでみなさんがごみ拾いをした結果の数ですか?それだったらとってもすごいことですね!ちがうとしても、子どもたちがごみ拾いをしているようすを見ると大人たちはごみをポイ捨てできなくなるでしょう。みなさんの活動が町の環境を良くすることにとっても役立っていて、すばらしいです。

ポイ捨てをゼロにすることは、とってもむずかしいことでしょうが、みなさんの力で、新聞のタイトルのような「ポイ捨て禁止」に近づいていってください。期待しています。

とっておきのゴシドウ

ポスター・かんばん・のぼりを見る?見ない?はとても面白いアンケート結果です。
これは、誰におこなったアンケートでしょう?何人から回答があったアンケートでしょうか?とっても気になっています。どのようなアンケートのグラフかの説明もぜひ書いて、教えてください。気になるごみの人数もどのようなアンケートであったかも教えてくださいね。

これは子どもたちのアンケート結果であれば、町役場の人にもぜひお伝えしてみてください。ポスター・かんばんがあまり見られていないなら、見られるような工夫を町役場の人にしていただいたり、子どもたちからこんなかんばんがいいと、ていあんしてもいいかもしれません。子どもたちの力で町の大人たちに協力いただき、町のポイ捨てをなくすよう町を変えていってください。


大崎小5年エコクラブJの新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

ごみのポイ捨てについて、円グラフ、棒グラフなどを使って書かれていてとっても興味が引かれる新聞になりました。ポイ捨ての状況を表やグラフにして、なくすにはどうしたらよいかの取り組みを聞き、自分たちでがんばることを書いているのもすばらしいです。

たばこ、カン、ビン、ペットボトルの表は、自分たちで拾った数ですか?きちんと数を調査していてすばらしいです。そして、ごみがとってもいっぱいあることにびっくりします。ごみ拾いをするときには、このようにどんなものがどのくらいあるかを調べると、いろいろなことがわかってきます。季節によるちがいがあるのかな?天気によるちがいがあるのかな?おまつりなどのイベントとは関係ないのかな?など、ポイ捨てごみが多くなってしまう原因がわかってくるかもしれませんね。原因がわかってくると、ポイ捨てを減らすことに役立つでしょう。

まとめで書いているように、努力とあきらめない気持ちが大切というのは、いいことに気づきました。自分たちがポイ捨てしているのではないでしょうから何を努力するのかな?ごみは、自分たちで拾うだけではなかなか無くならないので、「町の人に声をかけたり努力したり」とも書いているように、ぜひ町の大人の人たちにも伝えて、ポイ捨てがなくなるような運動を広めていってください。期待しています。

とっておきのゴシドウ

「ポイ捨てをなくす取り組みはどうすればよいのか」のグラフは誰におこなったアンケートでしょう?何人から回答があったアンケートでしょうか?「ポイ捨てされているものが多い物のグラフ」は、どこの地域でのどんな調査だったのでしょうか?グラフでわかりやすく紹介してくれていますが、両方ともとっても気になっています。どのようなグラフであるかの説明もぜひ書いて、教えてください。

グラフや表を使ったり、クイズなど工夫されて作られています。[ごみの現状][「ポイ捨てを無くすには」などの大見出しをつけ、その中にさらに[学校のまわり?では]、[町?では]、[国では]、など小見出しをつけて整理するとさらに見やすくなるでしょう。がんばってみてください。

伊藤師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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