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【2018 壁新聞道場!】たのもーーーう!鹿児島県 その4

2018.11.07 掲載

鹿児島県からは16枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から4枚をご紹介。
今週は吉野師範です。よろしくお願いしまーす!

鹿児島県 その1 その2 その3 その5 その6

大崎町「大崎小5年エコクラブ」
 


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大崎小5年エコクラブBの新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

『リサイクル』、『節水』、『節電』など、たくさんのことを調べてくれて、どうもありがとう。とくに良かったことは、①調べて現状や原因を『知る』、②解決方法やできることを考え『理解する』、③解決へ向けて『行動する』の三つがそろっていることです。そして、そのことを壁新聞にして、みんなに知らせる『情報発信』をしていることです。日頃のみなさんの活動の内容がよく分かりました。大変すばらしい活動をしてくれて、どうもありがとう。
陸上の生物が利用できる水の量を0.01%と数字で書くだけではなく、それをお風呂の水にたとえて説明しています。人に分かりやすく説明して、知ってもらって、理解してもらって、節水の『行動してもらう』ことも大切ですよね。読んだ人が分かりやすい説明です。
また、一人当たりの電気使用量が多いことを知りました。「ぼくたちにできること」を考え、節電することが必要であると理解しました。使っていない部屋の電気を消すなど、具体的な行動が書いてあります。メンバーで相談したのかな、自分たちが行動すること、さらに、「みなさんも節電に取り組みましょう」と呼びかけていることがいいですね。気づいたことを教え合って、みんなで「きれいな地球」を目指してください。「節水が節電につながる」、むずかしいことに気が付きましたね。これも、『はなまる』です

とっておきのゴシドウ

みなさんががんばって活動している写真があります。いつ、何をしているところか、の説明があると、新聞を見てくれた人に、みなさんの「頑張り」がもっと伝わるように思います。頑張っているところも伝えることも大切な情報発信です。読んでくれた人もいっしょになって、行動してくれることはすばらしいことだよね。

これだけのたくさんの内容を決まった一つの紙面で伝えるのは大変です。これも伝えたい、あれも伝えたいとたくさんのことを書きたくなると思うのですが、たとえば、「屋久島の動物に問題が起きています!!」という内容にしぼると、そのテーマについてはもっと伝わりやすくなると思います。
 

大崎小5年エコクラブCの新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

再生可能エネルギーについて、くわしく調べてくれて、どうもありがとう。円グラフで表現していることで、「再生可能エネルギーがどのくらいの割合なのか」がイメージしやすくなっています。風力発電や地熱発電についても、分かりやすくまとめています。わたしも教えてもらったことがありましたよ。
日本のエネルギー自給率は6%ということが分かりました。このことは、どういう意味があるのでしょう。わたしたちは外国からたくさん助けてもらって、電気を作っていると考えることができますね。だから、ふり返りで「大切に使うことが重要」と感じたんですよね。さあ、つぎは、大切にするために、具体的には何をしようか、どのように行動しようか、みんなで相談してみてください。むつかしくなくてもいいので、身のまわりで簡単にできることから始めてみましょう。
ぜひ、世界のエネルギー問題についても調べてください。世界の国と比べてどんなところが同じで、どんなところにどのようなちがいがあるのか、分かるといいですね。

とっておきのゴシドウ

再生可能エネルギーだけでも、たくさんの内容がありましたね。これだけの量の内容を一つの紙面で伝えることは大変です。調べて、分かったことはみんなに教えてあげたいという気持ちはわかります。でも、どうしても伝えたいという内容にしぼると、そのテーマについてはもっと伝わりやすくなると思います。そして、最後に、だから「私たちはこのように行動します」という言葉があるともっといいですね。
世界中の人が、すべての生き物が、未来のこどもたちが住みよい地球を目指したいですね。

大崎小5年エコクラブHの新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

「空気」、「水」、「食べ物」、人間ばかりではなく、すべての生き物にとって大切なものですよね。自分たちが取り組むテーマをはっきりさせて、上手に表現しています。一番いいところは、調べた結果、自分たちはどのように行動するのか、何をするかを具体的にイラスト入りで書いているところです。みなさんの気持ちがよく伝わります。
「ごみを家で燃やさない」、「ごみを減らす」、「電気を節約する」、「油を流さない」。むつかしいことではなく、毎日の生活の中で頑張れることが書いてあります。ぜひ、長続きさせてください。そして、おうちの人も巻き込んで、いっしょに活動してください。
昔は、環境問題=公害問題でした。公害問題は、原因となる工場と被害を受けた人がはっきりしていました。その後の環境問題は、自動車による大気汚染、生活排水による水質汚濁、廃棄物の増大などの問題が発生しました。それは、わたしたちが便利さを求める生活が原因のひとつでもありました。みんなが被害者でも加害者でもあるという問題です。今は、地球温暖化など、地球規模の環境問題です。特定の地域ではなく 地球全体に影響がおよぶもので、だれもが加害者にも被害者にもなってしまいます。でも、それは自分たちで解決できる問題でもあります。みなさんは、すでに大切なことに気が付いています。地球のために、新聞に書いてくれた(身のまわりで今できる)ことを続けてください。

とっておきのゴシドウ

みなさんが活動している写真をいれると、活動している様子が読んでくれた人にも、もっとよく伝わります。調べた内容といっしょに苦労したことも書くともっといいですね。がんばっている姿をまわりの人にも見てもらいましょう。そして、読んでくれた人にもなかまになってもらって、みんなで行動して、地球規模の環境問題を解決していきましょう。

大崎小5年エコクラブIの新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

水(川や海)を汚さない工夫がイラスト入りでたくさん書いてあります。大変分かりやすくまとめています。「自分にできることは精一杯しよう」というみなさんの思いが伝わってきます。
イラストに描いてくれているように、ごみで海の生きものに影響が出ています。大変くわしく調べていますね。ポイ捨てのごみは風や雨などで川に入ることがあります。このようにして、ごみが海に流れて海の生き物は困っています。たとえば、コンビニでもらう袋はウミガメがえさのクラゲとまちがって食べることがあります。ごみが、胃などの消化器にたまり続け、エサを食べることができなくなり、死んでしまう場合もあります。海に住む生き物を守るためにも、ごみを持ち帰る町、ごみを落とさない町、落ちているごみを拾う町になるといいですね。これなら、みんなが今日から実行できるよね。
環境問題は、むつかしいことをするのではなく、一人ひとりができることから始めることでずいぶんとよくなります。みなさんも、おうちのひとも、町のひとも、みんなで地球をよくしましょう。

とっておきのゴシドウ

「水をよごさない」ため、「ごみを減らす」ためのイラストは、することが具体的に書いてあってたいへんわかりやすいです。「省エネ・節電に心がける」も同じだね。そのために何をするのか、例をあげてさらに、くわしく書いてあると分かりいですね。読んだ人も、これなら私にもできると思ってくれるかもしれません。
限られた紙面ですので、もっとたくさんのことを伝えたかったのに、書ききれなかったのでしょう。あとは、みんなが行動してくれると新聞にかけなくても周りの人たちが活動しているみなさんを見て、協力してくれると思います。がんばりましょう

吉野師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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