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【2018 壁新聞道場!】たのもーーーう!静岡県 その3

2018.11.21 掲載

静岡県は15枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から2枚をご紹介。
今週は中西師範です。よろしくお願いしまーす!

静岡県 その1 その2 その4 その5

裾野市「マックスバリュ裾野チアーズクラブ」①②
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マックスバリュ裾野チアーズクラブのみなさんへ
師範から一言

みなさんの壁新聞のタイトルは、「動物×人=何?」。どんなことが書かれているのか、ちょっと謎めいていて、興味がわきました。動物と人との関わりを、さまざまな角度から取材していましたね。フクロウの羽根の構造から新幹線のパンタグラフのヒントになったこととか、盲導犬のこととか、鶏卵場で食べた卵のこととか、野鳥公園での野鳥観察、そしてゴミ拾いから野生動物への影響を考えていました。読んでいてとても面白かったし、勉強になりました。盲導犬が信号を見分けるか、道を知っているか、の答えは初めて知って、なるほどと感心しました。盲導犬にさわったり、見つめたりしてはダメなのですね。Q&Aで紙をめくったら答えが見られるのも、楽しい工夫ですね。

みなさんの活動でいいことだな、と思ったのは、野鳥公園などに実際に見に行ったり、鶏卵場でお話をきいたり、ゴミ拾いなど実際にやってみたりしていること。その体験から、その中にある本当の問題をしっかりと自分の目でみて、感じることができますね。新聞の形式も、左側に実際に見たことやきいたことを書いて、右側の矢印の先に、考えたことや感じたことをまとめとして書いていて、読みやすい形式です。色もカラフルで楽しく読むことができました。

とっておきのゴシドウ★

テーマ、取材内容、レイアウト、どれもよくできていて申し分ないと思いました。

ゴミを動物が食べることでおこる被害のことが書かれていました。最近、「マイクロプラスチック」の問題が話題になっています。聞いたことありますか?マイクロプラスチックは、海に漂う、とても小さなプラスチックのゴミのことです。これを、海の動物が食べて、体の中に蓄積されてしまったり、それをさらに、人間が魚などを食べることで、私たちの健康にも影響を及ぼすということが問題になっています。日本もその対策をようやく始めたところです。私たちのプラスチックゴミがどう捨てられて、どうやって海に行ってしまうのか。次は、そういった世界規模の環境問題についても調べてみてください。

また、今回は動物と人との関わりがテーマでしたが、「植物と人間の関わり」や、「食べ物がどうやって私たちの食卓まで運ばれてくるのか」など、身の回りには面白いテーマがたくさん転がっています。今の生活では、こうしたつながりが見えにくくなっているけれど、実際に現地に行ってみたり、人に話を聞きに行ったり、調べてみることで見えてくることがたくさんあると思います。

普段の生活では多くの人が気にしないことにも、なぜだろう?どうなっているんだろう?と疑問を持ち、自分たちの手で調べてみてわかったことを、是非大人の皆さんにも教えてあげましょう。続編も期待しています。

中西師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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