【2018 壁新聞道場!】たのもーーーう!静岡県 その4|壁新聞道場!

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【2018 壁新聞道場!】たのもーーーう!静岡県 その4

2018.11.28 掲載

静岡県は15枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から4枚をご紹介。
今週は宮川師範です。よろしくお願いしまーす!

静岡県 その1 その2 その3 その5

静岡市「清水イオンチアーズクラブ」A
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静岡市「清水イオンチアーズクラブ」B
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静岡市「しみずっこエコクラブ」
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湖西市「今川こども自然クラブ」
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清水イオンチアーズクラブAの新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

みなさんの、この年の活動テーマは「動物」と聞きました。様々な活動や勉強をされたようですね。今回の新聞では、そういた学んだ経験や知識がよく伝えられていると思います。
今回の新聞記事は「オラウータン」と「ミツバチ」の生態がメインになっていました。一見、別々の生き物ですが、どちらも生活に必要な油やハチミツのことにつながって、より身近な問題として考えなければいけないことを伝えています。環境問題は、以下に人々に身近な情報や問題として伝えることが大切ですので、とてもよい試みだと思います。
また、2つの記事とも、その「動物」に関わる人にインタビューを行い、普通では気が付かない情報を探ることも出来ていますね。身近な仕事の中から、世の中の環境問題を考えていくきっかけになることが伝わる記事になったのではないかと思います。

とっておきのゴシドウ★

今回の記事では、いくつかの「対比」による記事の見せ方が使われていましたね。まずは「オラウータン」と「ミツバチ」の生態、そしてオラウータンの生態では、「野生」と「動物園」のオラウータンのちがいです。そこには、共通するところも、まったくちがうところの差もあって、この新聞の読む楽しさにもつながっています。

ただ今回の壁新聞では、その「対比」や「ちがい」が一目では分かりづらいので、一見しただけでその記事の面白さが伝わるような「見出し」や「配置」を工夫してみると、もっとたくさんの人に興味を持ってもらえると思います。

今のたくさんの情報があふれる時代では、情報を載せるだけでは、どんなに大切なことでも、伝わりづらく、伝わらなければ世の中を変えることもできません。「伝える力」をより工夫して、みなさんが感じた大切な情報や問題をより多くの人に伝えることができれば、きっとよりよい社会づくりにつながっていくと思います。

 

清水イオンチアーズクラブBの新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

みなさんの、この年の活動テーマは「動物」と伺いました。様々な活動や勉強をされたようですね。今回の新聞では、そうした学んだ経験や知識がよく伝えられていると思います。
今回の新聞記事では、「とり」と「駿河湾のいきもの」を取り上げたのですね。写真もありますが、みなさんがよく観察して書いた「絵」がとても上手に描かれていて、大変わかりやすいです。こうした絵を書くというのは、写真とはちがい、その特徴を伝えるのにも大変役立ちますし、自分自身も大変勉強になります。デジタルカメラやパソコンなど、いろいろ便利になりましたが、こうした絵をたくさん活用したことは、みなさんの成長のためにも、とても良いことだと思います。
また、生き物たちの生活を、調査した場所だけではなく、別の環境とのつながりも調べて伝えていることもとても素晴らしいです。周辺の環境や地図、断面図など、見せ方にも工夫していますね。野生の生き物は、動物園のように同じ環境だけで生きていくことはできません。多様で広大な自然があって、生き物たちの生活が成り立っています。そのことがわかりやすく伝わる記事になりましたね。

とっておきのゴシドウ★

今回の記事では、「みなさんが気がついたこと」、そしてその気がついたことから「調べたこと」がとてもよく書かれています。みなさんの中での自然の不思議、発見の喜びが伝わってきましたよ。では、そうしたみなさんの「想い」を、他の人達にもわかりやすく伝わるように工夫してみましょう。

今回の新聞には、とても多くの情報が掲載されていました。「シラウオ」の記事では、シラウオの情報から川と湾の生き物の話、外来種の問題、漁協のしごとなど多岐にわたっています。でも、たくさんの情報があるから、たくさん伝わるというわけではありません。見出しが「キレイ好きな魚シラウオ」だったので、シラウオとそれにつながる情報にしぼって話題を提供したほうが、よりみなさんの想いが伝わりやすいと思います。1つ1つの情報の見せ方はすばらしいので、新聞としての情報の見せ方に対する工夫も今後たくさんできると思うので、これからの活動報告を楽しみにしています。

 

しみずっこエコクラブのみなさんへ
師範から一言

私は公園づくりも行っているので、今回の記事の舞台になっている公園にも、とても興味を持ちました。自然を活かした施設づくりやテーマが設けられていて、すてきな公園ですね。
さて、今回の新聞のすばらしいところは、理由ややり方もしっかり伝えているので、読み手にわかりやすいことですね。記事を書いた人の思いを感じることで、この新聞にかかれている内容を、よりよく理解できました。
また、今回の新聞では、地図を元に探索したことが書かれているのですが、この方法は、対象とした環境を読み取って現状と問題点をしっかり把握することに長けています。1つの公園の中ではなかなか内容に違いがでにくくて説明がむずかしいのですが、今回の新聞では、いろいろなテーマからその特徴をよくつかんで説明ができています。そして、その中で「対比」をつかって、読者にちがいをよりはっきり伝えることが出来ているものすばらしいですね。公園の中にこんなステキな案内があったら楽しいだろうなと思います。

とっておきのゴシドウ★

今回の新聞は、ほぼ一人で取材、作成、構成まで行ったのですね。とてもがんばりました。最初から最後まで自分で経験すると、作業の全体の流れも学習することができます。また、記事にも統一性ができるので、伝えたいことがはっきりわかりやすくなります。特に読み手のことを考えながら記事を考えたり、分かりやすく伝えられるよう1つ1つ工夫していますね。きっと伝えたいことがはっきりイメージできているのでしょう。
その反面、複数の人で新聞をつくるメリットもあります。別の視点で記事を見直したり、より多くの工夫やアイデアが生まれながらつくることができます。今回完成した新聞には、まだまだ余白もあったので、そこに他のメンバーの感想や、絵などが入ってもいいですね。

私が公園を計画するときにも、決して一人の思いだけでなく、たくさんの利用者の思いに答えながら、その場所の自然をいかに活かせるか、ということを考えています。そのため、いろいろな人の意見を聞いたり、アイデアをもらいます。ただ、みんなの思いに答えるだけでは、それはなんの特性もない公園になってしまうことがあります。まずは自分でしっかりテーマを考え、その目的と理由を設定することが大切なのは、新聞も公園づくりも同じなのかもしれませんね。


今川こども自然クラブのみなさんへ
師範から一言

今回の新聞は、みなさんが、里山の中で行ってきた活動や、ふれあってきた人達との交流をまとめたものなのですね。一年を通した期間の中で、さまざまな活動内容が見て取れて、みなさんの努力と得てきた経験がよくわかるようにとりまとめられています。
また、見出しやテーマははっきりしているため、記事の内容がつながりがとてもわかりやすく、デザインにおいても、統一した記事の構成と色の区分けにより、記事の分類が一目でわかりました。
それぞれの記事の内容も、実体験の中から感じた情報や感想がまとめられていおり、テーマとなっている「里山の知恵」がどれほど人とのかかわり合いにつながるものなのかがよくわかりました。下段の情報記事は、別途調査した記事や、調査結果を報告したものですが、色違いになっているので、その区分が読み手にとっても大変わかりやすかったです。

とっておきのゴシドウ★

今回、新聞に書かれた活動や調査は、とても貴重な活動であり、内容も盛りだくさんだったと思います。そのたくさんの情報を、しっかり分類・整理して報告されているので、大変よくまとめられたと思います。
みなさんの記事を読んで、森には多くの方や団体が関わり合っていることもわかりました。森は古くから人との営みの中で維持されつづけていて、結果、今日にもその恵みを得ることができるのですね。

ただ、今回の新聞は、誌面の大部分が活動報告になったので、テーマ(里山の知恵)に対しての最後のまとめに対する誌面が小さくなってしまったことで、発信力が弱くなってしまいました。一目で情報の全体像が理解できるような工夫が重要です。特に、見出しのテーマとともに、最後のまとめで「自分たちが得た成果」をしっかり伝えることは、今回のような活動報告では特に大切です。

みなさんが行った活動を通して得られた知識や、交流を総合的に捉えて、それを読者にむけて成果をわかりやすくまとめてPRすることで、次の活動や交流がつながっていきます。みなさんの得たすばらしい経験と知恵と成果をこれからも多くの人に発信してもらいたいと思います。

 

宮川師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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