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【壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県 その④

2017.10.04 掲載

茨城県は14枚の応募があったよ!その中から6枚をご紹介。
今週は久松師範です。よろしくお願いしまーす!

茨城県 その① その② その③

水戸市「逆川こどもエコクラブ」
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龍ヶ崎市「龍ヶ崎市環境楽習講座」
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逆川こどもエコクラブ②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

栄宏の泉のホタルの再生活動については,新聞やいろいろな報告で見ることができます。その内容を分かりやすく1枚の新聞にまとめたと思います。感心しました。ゴミの搬出作業から,泉が再生される様子は,とても感動的です。皆さんの努力があったからですね。多くの人に知ってもらいたい内容です。このような壁新聞で紹介することはとても大切なことですから,これからもいろいろな方法で広報していってほしいと思いました。今回の活動は,栄宏の泉がよみがえっただけではなく,そこにホタルが再生したことも注目をあびました。その様子を,新聞の切り抜きで紹介するなどの工夫も感じられました。

皆さんの活動の様子も,写真でよく分かりました。地域の生きもののようすを知ることで,自然を大切にする心がどんどん育つと思います。これからも,千波湖を見まもっていってください。

とっておきのゴシドウ

簡潔にまとめられ,分かりやすくまとめることができました。理科の自由研究のまとめ方のように,「目的」や「活動」「まとめ」などの項目があり,見やすくなっています。

次にまとめる際は,新聞の書き方も工夫してほしいと思いました。新聞では,見出しがあって,内容を要約したリード文がありますよね。栄宏の泉のホタルの再生活動を,そのような形式にすることで,またちがった見方ができるようになるかもしれません。そうなると,新聞の切り抜きも参考になりますね。切り抜きには「ホタル再生」などの文字が大きく記されています。新聞で1番言いたいことをタイトルにすることで,読者が読む動機付けになるでしょう。次回まとめるときは,“読者にどう読ませるか”という視点を大切にしてください。次回も楽しみにしています。

 

逆川こどもエコクラブ③の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

逆川のホタルの再生活動については,いろいろな報告で見ていましたが,「10年物語」として新聞に書いてくれたので,活動の様子がよく分かりました。特に,主な取り組みが,古い順に記してあったので,その歴史を知ることができました。まだ生まれていない頃からの取り組みも紹介してくれたので,調べるのが大変だったのではないでしょうか?

ホタルの生息場所が整備される様子と,自分の成長する様子が重ねてありました。そして,そこに感想も書かれてあったので,とてもほほえましく記事を読むことができました。ホタルの住めるような環境は,人が住むのにも素晴らしい環境です。これからも,仲間と一緒に活動を続けてほしいと思いました。期待しています。

とっておきのゴシドウ

「黄門様のホタル・・・」とあったので,最初はどんな意味かが分かりませんでした。常照寺について調べてみると,徳川光圀公(黄門様)により創建された寺院なのですね。これで,タイトルの意味に納得しました。常照寺,つまり黄門様に関係するホタルが減ってきたので,これを守る活動のお話しだったのですね。おもしろいタイトルで,とても興味がわきました。でも,多くの人は,常照寺と黄門様の関係を知らないと思います。常照寺についての説明書きが,少しで良いので書かれていたら,もっと分かりやすい新聞になったと思います。

写真を多く取り入れて,説明してくれました。特に,逆川へホタルを引っ越しさせた写真は,常照寺と逆川の位置関係が分かりやすく,効果的だったと思います。その他のところも,文字で説明しなくても見て分かるような工夫がたくさんありました。一方,「あぜの盛り土」をしている様子などは,その理由を知りたいような気もしました。写真を効果的に使いながら,説明を少し加えると,より充実した新聞になると思います。次回は,そんな点にも注意しながら,まとめてみてください。


逆川こどもエコクラブ⑧の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

茨城県での再生エネルギーの利用状況が,一目で分かるように工夫した新聞となりました。特に,私は地域ごとにどのエネルギーが利用されているかについて,興味をもつことができました。エネルギーマップを見ると,海岸沿いに風力発電が多く,山沿いには小水力発電が見られます。地域の特徴にあった再生エネルギーの活用が行われていることが分かりました。気がつきそうで知らなかった内容でしたので,“目から鱗”の情報となりました。

“さ”“い”“え”“ね”の見出しをつけて,記事をまとめたりするのも,おもしろいと思いました。その他にもさまざまな工夫の跡が垣間見られ,あきないで見ることができる新聞に仕上がりました。

とっておきのゴシドウ

とてもよくまとまった新聞だと感じました。ただ,「こどもエコクラブ」の壁新聞道場としては,子どもの活動の様子を,新聞から感じ取ることが難しかったのが残念です。子どもたちの発想は,時に大人達を驚かすような視点をもたらしてくれます。稚拙な面もありますが,それもひとつの味です。子どもたちが新聞をつくることで得られる達成感の一部を,紙面から感じられるような工夫をお願いします。

壁新聞としては,読みやすくデータもしっかりしており,分かりやすい紙面に仕上がりました。一方,一般の新聞では,見出しやリード文などを配置しながら紙面を構成しています。それらを意識しながら,壁新聞を構成するのもおもしろいかもしれません。次回の新聞が,どう変身するか楽しみにしています。

 

逆川こどもエコクラブ⑨の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

栄宏の泉のホタル再生プロジェクトの歴史が,手に取るように分かりました。泉を再生させる活動,ホタルを放流する活動などを,写真をうまく配置しながら説明してくれました。そして,効果的な見出しをつけたので,文字が少なくても内容が分かりました。写真を見ると,多くの方の献身的な働きが写っており,栄宏の泉にかけた思いを,感じることができました。

それから,「この壁新聞は,つくってくれた人の成長の足跡だ」と感じました。これまでの活動を振り返って,壁新聞にまとめてくれました。そして,栄宏中学校を卒業するに当たり,このホタルの活動をどうしたらよいかについて思いをめぐらし,新たな場での活動目標を宣誓してくれました。プロジェクトを長く続けることは,とても難しいことです。地域の人たち,後輩達とどのように連携すればよいか考えていって下さい。

とっておきのゴシドウ

よくまとまっている新聞だと思います。あとは,個人的な好みのレベルだと思いますが,“新聞”という観点で,コメントしておきます。新聞では,見出しで読者の興味を集め,リード文で全体の内容わかり,本文でさらに詳しい情報を提供しています。そのような段階を重視すると,また,ちがった紙面構成も考えられます。参考にして下さい。

今回の壁新聞は,わかりやすさの点からかなりハイレベルのできになっています。人に物事を伝える方法は,ひとつではなく,いろいろな方法があると思います。パワーポイントをつかったり,動画をつかったり,今ではいろいろなメディアもありますね。いろいろな発表の仕方を勉強し,より効果的な紙面の作り方を勉強して下さい。期待しています。

 

逆川こどもエコクラブ⑩の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

水戸黄門をキーワードにして、ホタル、サケ、ドジョウ、ワカサギについて一般的には知られていない内容を、たくさん紹介してくれました。面白い紙面構成だと思いました。水戸光圀が愛した自然の一端を、現在に生きながら感じることができたと思います。

栄宏の泉のホタルについては、ほかの報告でも見ることができますね。活動の歴史が要領よくまとめてありました。

サケについてはサケレンジャーの活動がよくわかりました。自分たちで採取した卵を育て放流する活動は、桜川・逆川だけとは知りませんでした。活動を続けてほしいと思いました。

ドジョウの調査では、ホトケドジョウも確認されました。栄宏の泉の自然の豊かさが証明されました。どのような保全活動をすすめるか、考えていってください。

千波湖は、大きな町に隣接した池なので、人の影響を受けやすい場所です。でも、最近の活動で、かつての池の様相が復活してきているようで、うれしいですね。ワカサギもそのひとつでしょう。今後の活動にも期待します。

逆川エコクラブでは、いろいろな取り組みをしていますね。これからの活動も注目しています。また報告してください。

とっておきのゴシドウ

よくまとまっている新聞だと思います。見やすさの点から、1点コメントをしておきましょう。

今回の壁新聞は、とてもたくさんの内容が盛り込まれていました。そのため、小さな文字で報告され、読むのが大変だった人もいると思います。たくさんの内容をスリム化すると、内容の点からも読みやすさの点からも、わかりやすい新聞に変身します。ぜひ工夫してください。次の、壁新聞を楽しみにしています。

 

龍ヶ崎市環境楽習講座のみなさんへ
師範から一言

エコ・ファーストパークに行った様子と、エコ・チャレンジクッキングを行った様子が、よくわかりました。楽しい活動ができたようですね。

エコ・ファーストパークでは、いろいろな家を見ることができました。“風の家”や“明日の家”などの名前を見ただけで、とても面白い施設であることが想像できました。また、ペアガラスやソーラーパネルについても知ることができたようですね。新しい技術で、環境にもやさしい家ができているのですね。ところで、古い家のつくりにも、自然に根差した工夫があったりします。そんなことについても、勉強していってください。

エコ・チャレンジクッキングでは、料理をつくる時にもエネルギーが必要であることや、ゴミをいかにへらすかなどを学習することができました。食べる活動もあったので、みんなが楽しそうに取り組んでいることを感じることができました。環境は、身近なことから見直すことが大切です。食べ物から環境を見直すのは、とてもよいきっかけになるでしょう。これからも続けてほしいと思いました。

とっておきのゴシドウ

毎年、夏休みに行う環境学習講座のようすを、感想を壁新聞しまとめることで報告してくれています。ありがとうございます。さまざま活動が行われますが、活動のまとめをしないで終わりにしてしまうことがあります。まとめをしないと、活動の定着がすすまないと考えられます。今回のように、感想を簡単に記すだけでも、その活動への意識が高まりますから、壁新聞づくりはこれからも続けてください。

壁新聞づくりを行うとき、感想を内容別に分けて、小見出しをつけるなどの工夫があると、より読みやすくなります。そんな点も考えながら、来年の環境学習講座では新たな新聞づくりを取り組んでみてください。がんばってください。

 

久松師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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茨城県 その① その② その③

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師範紹介ページはこちら! その① その②

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