【壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県 その③|壁新聞道場!

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【壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県 その③

2017.08.23 掲載

茨城県は14枚の応募があったよ!その中から5枚をご紹介。
今週は久松師範です。よろしくお願いしまーす!

茨城県 その① その② その④

水戸市「逆川こどもエコクラブ」
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逆川こどもエコクラブ①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

千波湖でふえた生きものが,一目で分かる新聞にしあがりました。写真がつけてあったので,名前だけではわからない姿を,すぐ想像できました。千波湖の生きものがふえた原因は,大きくふたつあることもわかりました。南の生きものが北に進出していることと,外国からしんにゅうしてきた生きものに原因するのですね。新聞ではふたつに区切ってあったので,とてもみやすいと思いました。

へってしまった生きものには,ワカサギなどがありますね。これは,外国の魚に食べられてしまったからでしょうか?これらの原因についても,これから調べてほしいと思いました。

皆さんの活動の様子も,写真でよく分かりました。地域の生きもののようすを知ることで,自然を大切にする心がどんどん育つと思います。これからも,千波湖を見まもっていってください。

とっておきのゴシドウ

簡潔にまとめられ,分かりやすくまとめることができました。千波湖では,グッピーの記録があるのですね。おどろきました。

さて,掲載した種の中で,再確認した方が良いものがありましたのでコメントしておきましょう。オオゴマダラは,日本では南西諸島に分布するチョウです。現在,茨城県では確かな記録がありません。この種と似ているチョウでアカボシゴマダラがいます。最近,茨城県でも急激に分布をひろげている外来種のチョウです。特にこの種の春型は,後翅の赤い紋が消えますので,一見オオゴマダラに似ています。もう少し確認することが必要でしょう。

それから,ウスバキトンボが見られるようになるのは,温暖化等の要因で南方系の種が分布を北上させていることとは異なります。新聞の記し方に注意が必要です。

楽しい活動の様子を文章で入れたり,メンバーの感想を入れたりすると,より親しみのある新聞になると思います。次回の新聞作成の参考にして下さい。次号を待っています。

 

逆川こどもエコクラブ④の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

涸沼の様子が一目で分かりました。涸沼は平成27年にラムサール条約湿地に登録され,それをきっかけに,良さが見直されたと思います。大きな山があるような自然ではありませんが,人と生きものが互いに関わりを持って保全されている自然のすばらしさを,感じることができます。新聞でも,魚,鳥,昆虫のなかまについて,それぞれ詳細な生息数などを記しながら,もっとも特徴的内容を記すことができました。例えば,涸沼は汽水湖なので魚が豊富なこと,鳥の渡りの中継地になっていること,アオモンイトトンボがヒヌマイトトンボの天敵であることなど,トピックとして扱った内容が,よかったと思います。とてもおもしろい内容でした。

ヒヌマイトトンボの発見者の小菅先生との2ショットもいいですね。茨城の生物研究の第一人者から,いろいろなことを吸収してほしいと思いました。これからも,様々な活動に参加していってください。

とっておきのゴシドウ

全体的に良くまとまっていました。新聞に取り上げた5つの内容も,色分けしたり,それぞれ解説が加えられたり,分かりやすい構成でした。

新聞であることを意識して少しアドバイスするならば,涸沼はどこにあるのか,いつラムサール条約湿地に登録されたのかなど,基本的な情報を最初に記すとよいでしょう。はじめて涸沼を知る人にも,もっと分かりやすい新聞に変身すると思います。

また,涸沼がラムサール条約湿地に登録された理由のひとつに,人と生きものが共存している環境であることも含まれます。人が自然と如何にかかわって生活していくか,これからの大きくなる皆さんも一緒に考えなくてはならない大きな課題です。涸沼を調べることによって,地球規模の環境も考えながら,環境保全をすすめてほしいと思いました。より一層の活動を期待します。

 

逆川こどもエコクラブ⑤の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

いい新聞ができあがりました。何といっても,鳥の写真を自身で撮影されていることに驚きました。たくさんの鳥を,しかもきれいに撮影しているので,素晴らしいと思いました。涸沼の鳥の紹介として,役に立つ資料となるでしょう。

さて,細かく見ていくと,いろいろな点が工夫されていて感心します。観察ポイントごとの違いが一目で分かるように,見られる鳥の台紙の色を変えている点,夏鳥と冬鳥の違いなどいつ見られるかを記号で記している点,体長や餌などをコンパクトにまとめている点など,とても見やすいまとめ方です。涸沼の図を中央に配し,観察ポイントがどこなのかを,感覚的に記すことも工夫のひとつですね。

今回の鳥の調査で,涸沼の豊かな自然を感じ取ることができました。また,絶滅危惧種に指定されている生きものも多いことに気づきました。いろいろ経験したことを基に,さらにいろいろなことを学び,涸沼の保全活動に参加してほしいと思います。がんばれ!

とっておきのゴシドウ

全体的に良くまとまっていました。新聞に取り上げた5つの内容も,色分けしたり,シールで分類したり工夫の跡が見られます。中央に,涸沼の切り絵を配したのもよかったですね。

さて,新聞という観点から,少しだけコメントしておきましょう。今回の新聞では,文章の見出しを“目的”とか“まとめ”という項目にしました。レポートとしてみるときはよいのですが,新聞なら“涸沼で73種の鳥”とか“豊かな自然を残すために”のような見出しにしてはどうでしょうか?読者も,そのタイトルに導かれるように文章を読んでくれると思います。次回作成すると個の参考にして下さい。

次の新聞がどのように進化するか,楽しみにしています。

 

逆川こどもエコクラブ⑥の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

ホタルを見まもる活動によって,ホタルの数がだんだんふえてきてよかったですね。

ホタルの数を増やすには,まず「川をきれいにする必要がある」と考え,川をきれいにするのに「草刈りやあぜづくり」の活動を行い,その経過を「発生個体数のグラフ」にまとめてくれました。活動のようすが,分かりやすくまとめることができました。それから,写真で,あぜづくりなどの活動の様子も分かりました。みんなが協力して,しかも楽しそうに働いていることが伝わってきました。

今後,ホタルの保護活動をどのようにすすめるのか,みんなと考えて活動していってください。

とっておきのゴシドウ

内容がシンプルで,視覚的にすぐ分かるような掲示物にまとめられています。ホタルの見守り活動について,もっと知りたい人のために,どのような工夫が必要か考えてみましょう。新聞の読者は,ホタルの保全活動が,いつ,どこで,だれが,どのように行われたかについて知りたいと考えられます。活動をはじめたのがいつなのか?水戸市のどこの川のことなのか?作業をしたのはだれなのか?などについて,報告してくれると読み手の興味・関心が高まるでしょう。次ぎに新聞を作るときには,こんなことを考えながら作成してください。それから,見出しの工夫も大切ですよ。

次回の新聞がどのような姿になるか,楽しみにしています。

 

逆川こどもエコクラブ⑦の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

ホタルが減っていることから外来種のことに興味を持ち,いろいろ調べてくれました。この調査は千波湖の生きもののことでしょうか?外来種と在来種が分けて示してあり,特に外来種については,詳しくレポートしてくれています。

外来種について新聞にまとめることをとおして,外来種問題の根源は人のせいであることに気づくことができました。人の勝手で生きものが持ち込まれてしまい,もともと生息していた生きものにとっては,とても迷惑なことですよね。あわせて,連れてこられてしまった生きものも不憫ですよね。外来種問題は,生きものの生死についても考えなければならない場面が生じます。いろいろな考えに耳を傾け,よい道を探れればいいなと考えています。これからも,さまざまな活動を続けていってください。

とっておきのゴシドウ

外来種について調べていった経緯がよくわかり,視覚的にも分かりやすい紙面だとおもいます。ただ,どこで調べた内容だとか,1番知りたい内容がぬけてしまったのが残念です。在来種と外来種を分けて紹介していますが,多くの人はどちらが外来種であるか分からないと思います。細かい点になりますが,そのような点もきちんと記してくれると,外来種の繁殖をとめたいという願いが伝わると思います。

新聞を記すときは,5W1H(When(いつ)、Where(どこで)、Who(だれが)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)の頭文字を取ったもの)を念頭に置いてみましょう。次の新聞作成の参考にしてみてください。

久松師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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茨城県 その① その② その④

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