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【壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県① 逆川こどもエコクラブさん前編

2013.06.07 掲載

茨城県は22枚ものかべ新聞の応募があったよ!今週はその中から「逆川こどもエコクラブ」さんの19枚の壁新聞をご紹介!
今週は品川師範です!お願いしまーす。

水戸市「逆川こどもエコクラブ」 後編はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201306071135.html

茨城県③はこちら → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201307261058.html

①特定外来種をにがさないで ②千波湖の水生生物の調査 ③千波湖の水質 ④千波湖の森の生き物 
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⑤千波湖周辺のトンボ ⑥常照寺池のホタルを守るために ⑦常照寺池のホタルのヒミツ ⑧千波湖の生物たち
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⑨昆虫と地球温暖化 ⑩セミの羽化について
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 ☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆

逆川こどもエコクラブ①の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

千波湖のさかなをつかまえて写真をつかって名前を調べる(しらべる)のはとても大事(だいじ)なことですね。ついでに外来種(がいらいしゅ),在来種(ざいらいしゅ)という言葉をおぼえてつかってみましょう。
さかなのたまご,ちぎょ,せいぎょが少なくなってきたのは,特定(とくてい)外来種(しゅ)が食べてしまうからだというのにはおどろかされますね。
また,壁新聞(かべしんぶん)の構成(こうせい)が科学を考えるのと同じとおりにできていて,考え方の整理(せいり)ができます。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

壁新聞のタイトルが「特定外来種をにがさないで」で,工夫がみられました。赤い丸と青い丸で外来種を分けてあらわすことで,はじめての人にも理解(りかい)しやすい工夫がよみとれました。

逆川こどもエコクラブ②の新聞を書いてくれたみんな
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

研究(けんきゅう)の動機(どうき)を最初(さいしょ)にかいていますが,おもしろそうだったからというのは,とても大切なことで,おもしろければ少しのむずかしさものりこえることができます。それにしてもアメリカナマズ,オオクチバスの特定外来種をみつけたのはすばらしいおてがらです。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

コイに餌(えさ)をあたえることによって水質(すいしつ)がわるくなることにつながることを知ったのはすばらしいめのつけどころですよ。外来種だけでなく,今まで千波湖にいたコイでも水質(すいしつ)がわるくなることがあるんですね。これは思いがけない発見(はっけん)となりましたね。

逆川こどもエコクラブ③の新聞を書いてくれたみんな
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

地味な活動(かつどう)になりがちな水質(すいしつ)調査(ちょうさ)を,結果(けっか)がわかるようにまとめたのはとてもすばらしいことです。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

感想のところでは,水の中の養分(ようぶん)が多すぎてアオコが大量(たいりょう)発生(はっせい)したりゆうを,CODのパックテストの結果(けっか)から判断(はんだん)していますが,米汁(じる)や油などをそのままながさないようにすることもたいせつなたいさくと思いました。
このようなことが起こらないように下水処理(げすいしょり)場があるのですが,その仕組み(しくみ)についてもべんきょうをしてみるといいとおもいます。


逆川こどもエコクラブ④の新聞を書いてくれたみんな
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

身近(みぢか)な千波湖の森の生き物を調べ(しらべ)てみるとりくみですが,思いがけない生き物の発見(はっけん)がありましたね。コオロギとゴキブリをまちがえたりはしないと思いますが,にているのでこんな心配(しんぱい)をしているとわかりました。おもしろい思いつきですね。
また,とてもすばっしこいオニヤンマをよくつかまえることができましたね。よく観察(かんさつ)したら元いた場所(ばしょ)へ返しましょう。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

さらにカエルの色が周囲(しゅうい)の環境(かんきょう)によってかわることも発見してゆかいだなと感想(かんそう)をかいています。どうしていろをかえることができるのか,図書館(としょかん)などでしらべてみるといいですね。いつまでもきれいな千波湖にしておきたいですね。

逆川こどもエコクラブ⑤の新聞を書いてくれたみんな
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

千波湖と青年の森広場と2箇所(かしょ)で昆虫(こんちゅう)を調査(ちょうさ)し,トンボの仲間(なかま)をまとめてくれました。千波湖では6種(しゅ),青年の森では1種(しゅ)がみつかり,わたしもたくさんいることにおどろきました。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

ばしょにより飛んでいるトンボの種類(しゅるい)が違う(ちがう)ことにもきがついていますね。トンボは,自分の好きな環境(かんきょう)をえらんで生活しています。その方が餌(えさ)をとりやすかったり,卵(たまご)をうんだりするのに都合(つごう)がいいからです。これはチョウやカブトムシでもおなじことです。
これがわかればすぐに昆虫(こんちゅう)をみつけられるようになりますよ。図鑑(ずかん)などをつかって一つ一つの昆虫(こんちゅう)の性質(せいしつ)をしっておくことがポイントです。めざせ,昆虫(こんちゅう)博士(はかせ)!

逆川こどもエコクラブ⑥の新聞を書いてくれたみんな
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

ホタルが減っ(へっ)たのは,人間が手入れをしなくなったせいだと考え,池のくさかり,川のそうじ,えさばとなる石をおいたり,天敵(てんてき)のザリガニをつかまえたりしています。皆さんがホタルレンジャーとしてとても大事(だいじ)な活動(かつどう)をつづけてくれたのはすばらしいことで,わたしもうれしくなりました。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

また,ホタルの生息(せいそく)数をグラフであらわして,ホタルをふやすためには環境(かんきょう)保全(ほぜん)がとても大切で,天敵(てんてき)のザリガニをつかまえるのは楽しいのでがんばることができますと書いてあり,思わず笑っ(わらっ)てしまいました。
でも楽しんでザリガニ釣り(づり)ができれば,ながつづきしますね。これからもがんばってみましょう。

逆川こどもエコクラブ⑦の新聞を書いてくれたみんな
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

壁新聞(かべしんぶん)をみて,中央(ちゅうおう)にある「ホタルの一生」の絵はとてもよくできています。これはいろいろなところでつかえますよ。もう一つはいつホタルがとんでくるか,毎年のホタルの発見数をグラフであらわし,それほど減っ(へっ)ていないことを見つけてくれましたね。このデータは大切な結果(けっか)ですよ。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

ホタルレンジャーとしてザリガニをとったり,水中のそうじをしたり,水路(すいろ)のくさかりをしてすみやすくしていますね。さらにホタルのえさとなっているカワニナのかんさつもしていますね。これらの活動はとても大切なかつどうです。つづけてくださいね。
とくにようちゅうが光ることも写真で確認(かくにん)していますね。これからもホタルのすみやすい場所(ばしょ)を確保(かくほ)してください。

逆川こどもエコクラブ⑧の新聞を書いてくれたみんな
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

目的,調べ方,結果,感想の順に科学的(てき)な方法で壁新聞(かべしんぶん)が作られていて,とてもわかりやすいと思いました。
とくに下半分にはアオコと外来種(しゅ)の二つの問題(もんだい)をまとめていて,感想にも外来種(しゅ)のことが書かれています。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

アオコが多く発生して悪臭をだすが,同時に酸素をだして自分で食べてしまって,今度は魚が死ぬことになることに気づいてのには感心しました。このために水をきれいにする取組みが必要なんですね。これからも水のことをけんきゅうしてみましょう。

逆川こどもエコクラブ⑨の新聞を書いてくれたみんな
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

いろいろな昆虫をつかまえてしらべ,地球(ちきゅう)温暖化が茨城県におよんでいることをとりあげると言う,手の込ん(こん)だ観察をしています。
水戸周辺(しゅうへん)での調査では,もともと秋に来ていたウスバキトンボが夏に羽化(うか)してやってきたり,夏にはナガサキアゲハ,ツマグロヒョウモンなどが見つかって地温(ちおん)の上昇(じょうしょう)がみられるという発見は優れ(すぐれ)ています。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

結論で温暖化による環境(かんきょう)の変化に適応(てきおう)できた種(しゅ)が県内にもやってきているので,いままでの生態系に影響(えいきょう)をあたえることが心配されるという指摘(してき)にはわたしもおどろかされました。これからもいろいろな昆虫(こんちゅう)から地球温暖化をけんきゅうして下さい。


逆川こどもエコクラブ⑩の新聞を書いてくれたみんな
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

セミのうかにしぼってとてもくわしくまとめてくれました。大作です。なかなかかんさつできるチャンスがないのでうかのふしぎがわかるようにまとめてくれたのはすばらしいと思います。かんさつしていたときのおどろきがつたわってくるようです。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

わずか30分ぐらいで大きなへんかが見られますが,目をはなさずにかんさつし,ねばりづよく写真をとりつづけたしせいは科学のきほんとして大切なことです。いろいろなことを教えてくれるおもしろいかんさつけっかと思いました。

ひきつづき、逆川こどもエコクラブさんをご紹介するよ! つづき

エコまるjumping.bmpのサムネール画像

※茨城県内の他のクラブの新聞は7月26日掲載予定です。 
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品川師範のご紹介はこちら!→ http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201205141556.html  

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