活動内容

会場に使わせていただいた天童寺周辺に住むボーイスカウト活動に興味を持っている方と一緒に空き缶炊飯に挑戦してみました。
今回の空き缶炊飯はご飯を炊くためのコンロ・釜・燃料の全てを身の回りにあるゴミ（空き缶・牛乳パック）を自分たちで加工して用いることにしました。

参加者のようす

綺麗に洗った空き缶を缶切りを使用して上部の蓋を切り取る作業から始めました。ほとんどの子供が缶切りを使うのが初めてで、試行錯誤しながら道具の扱い方を身につけていました。コンロとなる空き缶にはさらに小刀を使用して燃料投入口と空気穴を開けましたが、こちらも力の入加減が難しいようでした。
外に出ていよいよ炊飯開始！ですが、マッチはどの子も上手に火をつけることができていました。モクモクと上がる燃料代わりの牛乳パックからの煙とコンロから吹き出す火と格闘しながら根気よく燃料を投入し続けていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

空き缶に穴を開ける際に大きく開け過ぎたり、缶が潰れていたりで炊飯と中にほとんどの空き缶コンロが崩壊してしまいました。また時折吹く風や燃料投入遅れの為、火が消えたり･･･それでもめげずに空き缶コンロを作り直したり、自分の火種を移してあげたりと、自分たちで工夫したり協力し合いながらなんとかやり通そうとする姿が見られました。
工作は暖かい室内で楽しく行えたのですが、炊飯は寒さの中で何度もくじけそうになりましたが、弱音を吐く子はいませんでした。

その他

最後まで炊きあがらなかった子もいましたが、最後までやり通そうとする姿に見ている大人が感動しました。
ちょっとベチャベチャなご飯や硬いご飯もありましたが、自分たちで炊いたご飯はとっても美味しかったようです。