

2025.12.12 掲載
今回のフォーラムは「世代をこえて考える、気候危機のこれから」~こども・ユースの声をきっかけにひろがる対話~がテーマで、小中学生、高校生、大学生の団体が自分たちの活動について発表するプログラムがありました。今回、小中学生の代表として、MIYASHIROエコ☆スターズ(埼玉県)が登壇して、日頃の活動内容を発表してくれました!
県の環境学習センターの見学をはじめ、工場見学を通して企業の環境への取組を学んだこと、町の環境イベントに参加して自分たちで計画したエコかるたエコバッグづくりのワークショップを実施したこと、生ごみから生成したバイオガスを使った地産地消のエコクッキング、毎月の定例ごみ拾いなど、盛りだくさんの活動を紹介してくれました。
町の方々も毎年のエコクッキングを楽しみにしてくれていて、喜んでゲスト参加してくれているとのこと。クラブの活動が地域の方々に伝搬して、少しずつ環境に関心を持つ人が増えてきているようで、とてもうれしいですね!
ESDに関する活動・研究をしている様々な団体がそれぞれの活動を紹介し合うポスターセッションにも、3つのクラブが参加!大人の団体に交じり、しっかりと自分たちの活動を発信していました。
ESDに関する活動・研究をしている様々な団体がそれぞれの活動を紹介し合うポスターセッションにも、3つのクラブが参加!大人の団体に交じり、しっかりと自分たちの活動を発信していました。
赤城山の自然や野生生物の現状を写真などで報告してくれました。なんとイノシシの毛皮や鹿の角も持ってきてくれ、会場の皆さんも大注目◎
大人の質問にもしっかりと受け答えをしている姿も輝いていて、会場一番の人気コーナーになっていました。
小2メンバーが発見した昆虫の写真と、サポーターが資料追加した合作ポスターで発表してくれました!子どもの頃の自然との触れ合いの大切さと生物多様性の重要さを理路整然と紹介してくれ、ESDに取り組んでいる参加者の皆さんの共感を呼んでいました。
壁新聞を使って、この1年に実施した活動を紹介してくれました。写真やイラストを使ってカラフルにまとめられた壁新聞に、皆さんびっくり!
様々な活動がある分、いろんな方向で質問が出ていましたが、メンバーみんなで力を合わせてスムーズに受け答えをしていました。
東京都市大学大学院 環境情報学研究科 研究教授 佐藤真久先生の基調講演の後、最後に数人でグループを作ってそれぞれ一日の感想を共有しあい、参加者全員で今日学んだことを振り返りました。
なんと、MIYASHIROエコ☆スターズのメンバーが挙手して、今日のプログラムを踏まえて思いついた気候変動の危機に向けたアイデアを発言してくれました!
さすがこどもエコクラブ!カッコイイ★
最後に、全体で集合写真を撮影して、フォーラムは終了となりました。
![]()
ESDは「持続可能な開発のための教育」ですが、こどもエコクラブのメンバーたちは環境に関して自分たちで考えたこと・やってみたいと思ったことに積極的にチャレンジしながら、仲間との交流を通して自ら学び、地域の環境保全に向けて継続的に活動しています。
教わる『教育』から、主体的に取り組む『学び』へステップアップしているこどもエコクラブを、これからも全国事務局として全力でサポートしていきたいと思います!