2024.11.18 掲載
中部・近畿地区を中心にスーパーやホームセンター・ドラッグストアなどを展開する株式会社バローホールディングス(以下、バロー)さんと一緒に食育について知り、体験するイベントとして11月9日に実施されたものをレポートします!当日は、草津市地域事務局の方も参加しました!
「エコ忍者」とは、山や川や生きものの気持ちがわかるスーパーヒーローのこと。滋賀県の事業が発祥で、地域の子どもたちに親しまれています。今回は、食と環境について学び、魚について詳しくなり、魚を自分で調理して残すことなく食べよう!という流れで、メンバーが「エコ忍者」になるための "修行"と称してプログラムが展開されました。
はじめに、バローの講師の方から、バローの環境に関する取り組みの紹介や、魚の特徴、「鯵(アジ)」の漢字の由来、新鮮な魚の見わけ方などのクイズを通して「食と環境」について学びます。魚に少しくわしくなったところで、忍者修行のみんなはエプロン・三角巾をつけて、いざ調理開始!クラブの中高校生メンバーと小学生メンバーがグループになって作業をします。
調理はまず、バローのお魚マスターによる「アジの三枚おろし」の実演を見て、アジのさばき方を学びます。さばくときに「血が出てる!」「グロい!」「キモ(い)!」などの声もあがりましたが、お魚マスターからの「生きもののいのちをいただいているからこそ、おいしく残さずに食べようね」というお話に耳を傾け、メンバーたちは「そうだね」「残しちゃだめだよね」と口々に話していました。
その後、自分たちでアジを触ってみたり、ヒレやエラを観察したり、においをかいでみたり、洗ったり、という体験を通して、だんだんと魚に慣れてきた様子◎
初めて!?の包丁を持ち、いざ、三枚おろし!マスターの実演を思い出しつつ、説明書書も見ながらの挑戦です。大丈夫かな‥?ケガしないかな‥?と全国事務局が見守る中、うろこを取り、頭をおとし、三枚におろして‥と、慎重にていねいにさばけたメンバーたち。最後の方は包丁づかいもとても上手になって、ピンセットで中骨をていねいに取り、無事に三枚おろしが完成しました!
カレー粉やスパイスを使ってフライパンで焼いてムニエルを作ります。調理室は、食欲をそそられる香りでいっぱい!「おいしそう~」「早く食べたい」とワクワクのメンバーたち。
そして、最後はお楽しみの試食タイム!揚げ焼きされたアジのムニエルは、外はカリっと、中はふわっと。美味~★みんな、おいしい!おいしい!と、ほおばって、おかわりも争奪戦に!^^
魚が苦手‥と言っていたメンバーも一口食べておいしかったのか、二切れ目も笑顔で食べていたのが印象的でした。やっぱり、自分でさばいて、自分で調理したアジは格別だよね◎
お話をしっかり聞いて、安全に調理して、残さず食べられたみんなに「バロー忍者"修行の書"」とお土産が配られて、修行はこれにて終了!ニンニン◎
クラブのメンバーは、今日の活動をきっかけに「いのちをいただく」ということ、「残さず食べる」ということを進んでできるようになると思います。今回の協働プログラムが地域の環境を守り、元気にすることにつながるんですね。ありがとうございました!!
【「協働プログラム」について】
クラブや地域での活動をより意義深いものにし発展していくために、全国事務局も一緒になってがんばっていきます!来年度も協働プログラムを実施予定ですので、ぜひご応募くださいね!