【2025 壁新聞道場！】たのもーーーう！福井県　今回で2025年の道場ラスト！

2025.12.12 掲載

福井県からは4枚の応募があったよ。
吉田師範よろしくお願いします！

福井市「鷹巣小学校５・６年生」SDGs

鷹巣小学校５・６年生「鷹巣の海を守り隊」のみなさんへ
師範から一言！
みなさんの壁新聞を読んで、鷹巣海岸のことを初めて知りました。砂浜もきれいで、たくさんの人が訪れる海水浴場があるのですね。魚などの生き物もたくさん住んでいて、地元で自慢できる場所なのだと感じました。
漂着物の調査は、調査方法が丁寧に書かれていて、どんな調査をしたのかイメージができます。調査区間を設定したとのことですが、どれくらいの広さでしょうか？区間を設定したのはとても良いと思うので、その区間でどれだけのごみが見つかったか、を書くと（ごみの量÷調査面積）、鷹巣海岸全体でどれくらいのごみがあるかも推測できると思います。
海の現状の資料で海洋汚染の数が書かれていますが、この海洋汚染とは具体的にどのようなことでしょうか。ごみの問題だけでなく、水質汚染なども含まれると思いますので、もう少し詳しく書けるとさらにわかりやすくなると思います。

とっておきのゴシドウ★
漂流物の調査をグラフでまとめているのはとても良いと思いますが、これは重量での割合か、個数での割合か、どちらになりますか？割合を書く場合は、何の割合かを書くようにしましょう。クイズの方では、拾ったプラスチックごみの割合が35％となっていて、こちらも何の割合かが書かれていないので、調査の結果と合ってないように感じます。みなさんが調査したデータはとても貴重なものなので、正確に表現することでさらに価値が高まりますよ。
素晴らしい鷹巣海岸をこれからも残していくために、みなさん自身が普段取り組んでいることはどんなことですか？SDGsをたくさんの人に知ってもらい、行動してもらうには、具体的にどんなことができるかの例を示してあげると取り組みやすいと思います。みなさんが家や学校で取り組んでいることを書いて、呼びかけをしていくと、「自分でもできるかな」と思って取り組んでもらえると思います。

地域事務局からの応援メッセージ【福井県】
自分たちで行った調査結果をもとにした考察とメッセージ性のある記事が掲載された素晴らしい壁新聞です。地球の安全を未来につなげるためにも『鷹巣の海を守り隊」の活動を継続してください。

鷹巣小学校５・６年生「あかはの」のみなさんへ
師範から一言！
壁新聞の背景に書かれている絵が、なかなかの大作ですね。文字を書く前の絵も見たいくらいです。深海のイメージがよく表現された色合いだと思います。
ごみの調査は3年分ありますので、みなさんの先輩たちから続けているのでしょうか。毎年プラスチックごみの割合が多いことがわかりますが、全体の重量や個数に変化はありますか？毎年続けて調査していくと、変化している点・変化していない点などの差を見つけることができるので、良い取り組みだと思います。地球温暖化やSDGsなど世界規模の環境問題についてもよくまとめられていると思います。

とっておきのゴシドウ★
漂流物の調査や、調べたことを丁寧に書いていると思いますので、少し段落を分けたり、小見出しをつけて書いたりすると、さらに読みやすくなると思います。背景の絵が素晴らしいので、見えなくなってしまうのはもったいないのですが、台紙の上に文章を書いて貼るといった方法もあります。
漂着物のごみのグラフは、何の割合になりますか？プラスチックごみはかさばりますが、軽いですね。個数なのか重量なのかによってイメージが変わりますので、割合を示すときには、何の割合かを書くようにしましょう。

地域事務局からの応援メッセージ【福井県】
鮮やかな絵を取り入れながら、海洋汚染と地球温暖化の影響についてまとめられています。皆さんの提案する環境にやさしい活動を続け、問題の解決のために活躍してください！

鷹巣小学校５・６年生「うみがめ隊」を書いてくれたみなさんへ
師範から一言！
みなさんのクラブ名や壁新聞の背景にも亀の絵がありますが、みなさんの地元でウミガメがよく見られるのでしょうか？壁新聞の背景は力作ですね。クリオネのような生き物もいますが、福井県でも見られますか？
日本人が年々海離れをしているというのは興味深いデータだと思いました。年々夏も暑くなっていて、海水浴に行くのも大変だというニュースも見ました。地震や津波の心配もあるので、少し海との精神的な距離は広がっているかもしれませんね。大切な存在だと思っている人は多いとのことなので安心しました。
認証された水産物を買ったり、ペットボトルをリサイクルしたりするなど、一人ひとりができることが書かれているので、読んだ人の参考になってよいと思います。

とっておきのゴシドウ★
がんばって調べたことがたくさん書かれていてよいと思いますが、同じようなことが書かれている部分があるように感じます。書き始める前に、情報を整理して書くとよいと思います。見出しを作ったり、文字の大きさや色を変えたりすると、メリハリがついてさらに読みやすくなると思います。
白地に白い文字が書かれていると、少し読みづらいので、文字のふちを黒く囲むなどしてみるとよいですね。そして壁新聞全体のまとめを書けるとよいと思います。調べたり、活動したりして感じたこと、これから自分が取り組もうと思ったことを書けると、読む人にも印象に残る壁新聞になると思います。みなさんが感じたことは、みなさんにしか書けない情報です。この壁新聞にしか書かれていないことがあると、唯一無二の壁新聞になります。メンバーで感想を共有して書けるとよいと思います。

地域事務局からの応援メッセージ【福井県】
海の現状と気候変動の影響による被害についてよく調べられています。大切な命を守るためにも。地域から世界へとメッセージを発信していってほしいです！

鷹巣小学校５・６年生「てゆるあみ」みなさんへ
師範から一言！
変わったクラブ名ですが、これはみなさんの名前の一文字を並べている等でしょうか？クラブの自己紹介も書くとよいですね。
いろいろな環境問題について調べましたね。光化学スモッグについては、最近は少なくなった印象がありますが、みなさんが住んでいる地域では発生していますか？先日、2025年の秋に黄砂の注意情報が出ました。春に多い黄砂ですが秋にもあるのだと驚きましたが、みなさんの地域ではどうだったでしょうか。
　SDGsの説明の中で「一つ一つの小さな行動はいつも地球の未来とつながっている」と書いてありますが、印象に残る言葉です。私たちの行動が地球の未来とつながっているということは、私たちの行動で地球の未来を良くすることができるということです。実はできることはたくさんあるのです。みなさんが壁新聞の中で紹介していることを、ぜひ実践していきましょう。

とっておきのゴシドウ★
調べたことがたくさん書かれていますが、他のテーマの部分で同じようなことが書かれていたり、一文の中でも繰り返しの表現があったりするように感じますので、情報を整理して書きましょう。環境問題の現状と、国際的な取り組み、そして一人ひとりにできること、といったことが一まとまりで書かれているように思いますが、小さい段落に分けて書くと読みやすくなると思います。また縦書きの列が長いと読みにくいので、2段などにするとよいと思います。
SDGsの説明の中に、特にみなさんが伝えたいことが書かれているように思いますので、そこは枠で囲ったり、文字の色を変えたりすると強調できると思います。
全体のまとめとしては、空や海、森林の問題を調べてみて、どんなことを思ったか、が書けるとよいと思います。みなさんがどんなことを思ったのか、は読む人が興味を持つ部分の一つです。また、時間が経って読み返すと自分の成長も感じられると思います。

地域事務局からの応援メッセージ【福井県】
「空」「森林」「海洋」「SDGs」の4つの視点から、地球のためにできることが分かりやすく整理されています。人類の宝である自然を、次世代にも残すことができるよう一緒に頑張りましょう！

吉田師範、ありがとうございました！

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