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【壁新聞道場!】たのもーーーう!鹿児島県 その①

2017.08.02 掲載

鹿児島県は8枚の応募があったよ!その中から4枚をご紹介。
今週は池田師範です。よろしくお願いしまーす!

鹿児島県 その②

大崎町「大崎小地きゅうとなかよしエコクラブ」A 大崎町「OEC62」 鹿児島市「西伊敷小学校こどもエコクラブ」
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大崎小地きゅうとなかよしエコクラブAのみなさんへ
師範から一言

「なかよし地球に花のプレゼント」はとてもいいタイトルですね。新聞が見やすくていねいに作られていますし、すごろくのようなレイアウトも良いアイデアだと思います。

種をまいてから花が咲くまで、お世話をするのは大変だったと思いますが、その分花が咲いたときはうれしかったでしょう。

ふよう土作りは、おち葉をあつめてから、どのようなことをしましたか?森の中では、おち葉が年月をかけて、ふよう土になるので、あつめただけでも場所がよければふよう土になります。森の中で土の上を歩いたときにフカフカしたことはありませんか?そのようなところは、たくさんのふよう土がつみかさなっているはずです。

自然の中には、自然の中のもの(おち葉、かれた木、しんでしまった生き物など)をぶんかいする役わりをもった生き物たちがいます。森の中の土をすくって、虫めがねでのぞいてみてください。

とっておきのゴシドウ

すごろくで「ポピーがかれた」とありますが、失敗することもよい体験です。私は今でもいくつかの植物を育てることにチャレンジしていますが、かれてしまったり、虫に食べられてしまったりして、失敗をすることがあります。でも、次に同じ失敗をしないように、工夫をしています。
 

OEC62のみなさんへ
師範から一言

ダンボールコンポスターは、身近な材料をつかってつくることができ、ゴミ(生ゴミ)が肥料にかわっていくことを体験できるのでよい活動をしましたね。体験では五感を使うことができるので、新聞に書ききれなかった多くのことを感じたのではないでしょうか?

カバーをかぶせたダンボールは、さわってみましたか?温かさはどうでしたか?

土が黒くなるまで、においの変化はありましたか?

体験をしたあとは「気づき」がとても大切です。その「気づき」は人それぞれことなっていてかまいません。例えば、「土の中には生ごみを分解(ぶんかい)してくれる“び生物”がいて、森にある土の中にも落ち葉などを分解してくれる“び生物”がいるのではないか」と考えてみることです。また、“環境にやさしい肥料”とありますが、どんなところが環境にやさしいと気づきましたか?ぜひ、まわりのみんなの考えも聞いてみましょう。

とっておきのゴシドウ

新聞では時間にかんすることを書いてくれると、やってみようと思う人の参考になると思います。ダンボールコンポスターは、何月にやってみましたか?また、土が黒くなるのにどのくらい時間がかかりましたか?

今度はみなさんがダンボールコンポスターを、他の人に教える番ですね。このようなしつもんにも答えてあげてください。

・なぜ、ダンボールを使うのですか?プラスチックケースではダメですか?

・なぜ、洋服でつくったカバーをかけるのですか?ビニール袋ではダメですか?

 

西伊敷小学校こどもエコクラブ5-2のみなさんへ
師範から一言

「プールの生き物救出大作戦」では、冬から春の間にプールにそんなにたくさんの生き物が住んでいてびっくりですね。ヤゴが1万匹ということですが、次に多かったのはどの生き物でしたか?予想では、おたまじゃくしですが、どうですか?

生き物を見つけたらじっくり観察してみてください。ハネがあれば飛ぶことができるでしょう。口の形をみてみると、何をエサとして食べているか想像ができます。ヤゴはキバがついたような口が折りたたまれているので、肉食であることが分かります。また、ヤゴやおたまじゃくしを観察して、とくちょう(色、形など)を見ながら図かんとくらべて、どんな種るいか調べてみてください。生き物の名まえを覚えることが重要ではありませんが、種るいによって決まった場所に住んでいることが分かってきます。

硫黄島の宿泊学習の記事をみると、雄大な大自然の中でたくさんの感動をしてきたことが伝わってきます。その感動をわすれずに、自然を大切にする心を持ち続けてください。

とっておきのゴシドウ

美化・環境委員会ではいろいろな活動をしていますね。それぞれ、どのような目的で活動していますか?使用ずみの紙に印かんを押したり、ダンボールをしばったりすると、どのようないいことがあるのか書いてあると、新聞を読んだ人が「なるほど」と思って活動が広がっていきます。

そうこに入りきらないほどのアルミカンは、どれくらいの期間でたまったのですか?リサイクルは集めるのが大変なので、集めかたの工夫があればぜひ教えてください。


西伊敷小学校こどもエコクラブ6-1のみなさんへ
師範から一言

資源・リサイクルの活動では、生徒のみなさんが1週間に1回市内のいろいろな人たちが家の前に出してくれた新聞、ビンやカンをあつめているのに感心しました。リユース、リサイクルでは資源をあつめるのはとても大切な役割です。

美化・環境委員会でも、いろいろな資源(プルタブ、ボトルキャップ、テープのしんなど)をあつめているようですね。あつめる活動をしていると、自分でも分別して資源として利用するといういしきが高まると思います。ぜひ、これからも続けてください。

「みどりの小道環境日記」では地球のことを考えることができたようですね。どのようなことを考えましたか?考えてみて自分がしてみようと思ったことや、みんなにしてもらいたいことがあれば、新聞などで考えを発信してくださいね。

「プールの生き物調査」ではたくさんの生き物を見つけてくれました。生き物にはそこにいる理由があり、①エサを食べる、②子孫(しそん)をのこすためがほとんどです。プールで見つけた生き物たちはそれぞれ何のためにいたのかな?

とっておきのゴシドウ

育てたヤゴはどんな種るいのトンボになりましたか?トンボの種るいによって、流れが止まった水(プール、田んぼなど)でくらすヤゴと、流れがある水(川)でくらすヤゴに分かれます。例えば止まった水にはシオカラトンボ、流れがある水にはオニヤンマです。

生き物を大切にするためには、生き物がくらす場所のことも考えてみましょう。

池田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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鹿児島県 その②

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師範紹介ページはこちら! その① その②

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