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【2023 壁新聞道場!】たのもーーーう!宮城県 その2

2023.07.05 掲載

宮城県からは17枚の壁新聞が届いたよ!今週は荒井小エコレンジャーの3枚をご紹介。
西澤師範よろしくお願いしまーす。

宮城県 その1 その3 その4 その5 その6

仙台市「荒井小エコレンジャー」

生き物環境調査グループ
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生き物発見チーム
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荒井調査団
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荒井小エコレンジャー⑬ 生き物環境調査グループのみなさんへ
師範から一言!
「荒井の秘密調査報告書」の新聞でまず目を引くのが荒井駅周辺を風船や風鈴などの絵で表した箇所です。「荒井駅ってどんなところなの」、ってそれぞれの絵の中に書いてあることを読んでみたくなる、とても良い仕掛けです。「駅の中に保育園があるんだあ、どんな保育園なんだろう」「メモリアル交流館って何かなあ」と読んでいる人がもっと知りたくなるような書き方です。そしてその下に、荒井駅について駅員さんから聞いたことがうまくまとめられていて大変分かりやすいです。
また、荒井は田んぼや昔ながらのお屋敷が残っている地域なのかなと他の記事からも予測できます。まず屋久根についてはメリット・デメリットがうまくまとめられています。
さらに、田んぼの用水路にも目を向け、そこに住む生き物の気持ちになって記事が書いてある部分も読んでいる人たちに「あなたはどうしますか」と問いを投げかけているあたりがとてもインパクトがあると思います。
さらに、用水路の生き物を観察し、水の汚れをパックテストで調査した報告もあり、全体を通じてこの新聞は、実際の体験や観察を元に作っている新聞はとても説得力があると思います。

とっておきのゴシドウ★
新聞のタイトルの中に「秘密」ということばを使っているので、何が「秘密」なのか他の記事の中で書いてくれるとよかったのになあ、と感じました。
そして、他のチームの壁新聞でも書きましたが、生き物調査やパックテストの調査については、調査をした日時、場所、お天気などを一緒に記録しておきましょう。1回だけのテストの場合、前日に雨が降ったのか、農家さんがいつ田んぼで作業したのか、などで水質は変わることもあります。ですので、ぜひ、1年に何回か日を決め、今回調査した場所と同じ場所で調査を続けていくと、自分たちの住んでいる環境についてさらに詳しく知ることが出来ると思います。

地域事務局からの応援メッセージ【仙台市】
居久根や地下鉄駅という地域の環境だけではなく、用水路にすむ生き物の環境 にも目を向けて、 取材でとった写真を使いながらわかりやすくまとめてありました。これからも、地元地域のすばらしさをたくさん調べて、発表していってください。 応援しています!

 

荒井小エコレンジャー⑭ 生き物発見チームのみなさんへ
師範から一言!
荒井小学校の周りには,まだたくさん水田が残っているのかな。水田にいる生き物調査やパックテストでの水質調査など、水田を観察することで自分たちの住んでいる場所の環境を知ることができてよかったですね。とりわけ、水を大切にしたい、用水路のごみを見て、ごみを減らそうと思った気持ちがとても大切です。また、メダカがなぜ最近数が減っているのかの説明の記事も大変興味深く読ませて未来ました。

とっておきのゴシドウ★
生き物など写真がたくさんはってあるのだけど、黒くてあまりよく見えないのが残念でした。水質調査の記事ですが、いつどんな天気の日に行ったかなどの記録も一緒に残しましょう。また、調査した場所を忘れないように,記録に書いておきましょう。1回だけのテストの場合、前に日に雨が降ったのか、農家さんがいつ田んぼで作業したのか、などで水質は変わることもあります。何度か同じ場所の水質を測っていつも黄色になる、ということでしたら、そこで改めてきれいにする必要も出てくるかもしれません。

地域事務局からの応援メッセージ【仙台市】
豊かな水田が多く広がる地域ならではの壁新聞だと感じました。水質やそこに生きる生き物たちの環境や生態をさぐって、写真を使ったわかりやすい壁新聞にまとまっています。 これからも、地元地域のすばらしさをたくさん調べて、 発表していってください。 応援しています!

 

荒井小エコレンジャー⑮ 荒井調査団のみなさんへ
師範から一言!
自分が住んでいる町のこと、けっこう知らないこともたくさんあるものです。
実際に歩いてみると、あれっ、こんなのあった? なんて新しい発見があるものです。荒井調査団のみなさんは、実際に歩いて見つけた歴史的な建物や家を守る屋敷林、大桑の大木、田んぼの生き物などを上手に壁新聞にまとめることができました。荒井小がある仙台市では、「居久根(いぐね)」と呼ばれる屋敷林がまだ残っていることをこの新聞の記事で知り、その役割についてもしっかり記事にまとめています。また、300年の大桑の木も地域として守っていきたい大木ですね。
「感想」のコラムに書かれていることばのように、自分たちが住む町の古い物、新しい物を発見市、大切に守っていこうという気持ちはとても大切で、他の地域に住むみんなにも、ぜひ地域で守りたいものを見つける活動が広がれば良いですね。

とっておきのゴシドウ★
 記事を読んでいると、「誰かにお話を聞いて記事を書いたのかな?」と思うところがありました。たとえば、大桑の実を使ったジャムの作り方についてです。もし、誰かに教えてもらったことを新聞に記事にする場合は、ぜひ、「○○さんにお話を聞きました。」ということも新聞に書いておきましょう。
 また、荒井小のみなさんは、自分たちの場所を分かっているので、それぞれの発見場所の記事を書いてくれていますが、全国のみんながこの壁新聞を読むので、荒井小学校ってどこにあるのか分からないです。日本全国の人がこの新聞を読むので、たとえば地図を一緒に書いておく、などの工夫があればもっと良かったのになあと思います。
 

地域事務局からの応援メッセージ【仙台市】
自分が住んでいる地域にも知らないことは多く、それを調べてみることで地域 のことをより深く理解して大切にする気持ちが育っていくのだと、 記事を読んで気づかされました。 これからも、地元地域のすばらしさをたくさん調べて、 発表していってください。 応援しています!

西澤師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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