【2020 壁新聞道場!】たのもーーーう!大阪府 その4|壁新聞道場!

壁新聞道場!

【2020 壁新聞道場!】たのもーーーう!大阪府 その4

2020.09.09 掲載

大阪府からは11枚の壁新聞が届いたよ!
今週は高槻市立第六中学校・自然観察同好会さんの3枚をご紹介。
池田師範、よろしくお願いしまーす。

大阪府 その1 その2 その3

高槻市「高槻市立第六中学校・自然観察同好会」
 


R1-27-09.JPG


R1-27-10.JPG

R1-27-11.JPG


高槻市立第六中学校・自然観察同好会の①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

水質検査結果の整理のしかたがすばらしいです!川のイラストを作成して、川の周りの様子を写真で伝えて、検査地点での測定値をシールで色分けして見やすくしているといった点です。さらに各検査項目の結果の説明において、発生源は何であるかといったことや分析や考察がのべられています。この分析や考察は、対策を考えたりアクションをおこしたりするために大切なことですので、とても充実した内容になっています。

移動に自転車を使っているのはいいですね。単にエコというだけでなく、地図だけでは分からない川の様子や周りの環境が分かるということでたくさんのメリットがあることが伝わってきました。川の周りでくらす鳥や昆虫もたくさん見かけましたか?
排水処理場を見学して、COD200もの汚水が途中微生物の力をかりてCOD6にまできれいになることに驚いたことでしょう。自然の中にいる多くの微生物のおかげで物質の自然循環が行われていることを実感しますね。

とっておきのゴシドウ★

水質の検査だけでなく、淀川や荒川で生物調べもしているのですね。サワガニ以外にもたくさんの水生生物をみつけたと思いますが、「サワガニ=水がきれい」ということが水質検査の結果で確認できましたか?「きれい」「きたない」といった抽象的なことが、検査によって数字で分かるというのは、技術の発展が環境活動に活かされている良い例だと思います。


高槻市立第六中学校・自然観察同好会の②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

竹林は放置してしまうと毎年出てくるタケノコが竹になり、どんどん暗い林になってしまいます。タケノコはなぜそれほど成長が早いのでしょうか?!タケノコをたてにきると空洞の部分と節のような部分があります。竹はその節と節の間すべてが成長するので、1か所が1cmのびるとすると、節の間が50か所あったら50cmのびるわけです。また地下茎の広がる勢いが強いので、竹林近くの道路のアスファルトがもりあがっているのをみることがあります。定期的に竹を切って生活に利用できるしくみができるといいですね。

写真をみてナガエツルノゲイトウの成長の早さにびっくりしました。切り取った茎が下流に流れていったら勢力をひろげてしまうので、川の植物の除去には気を使いますね。特定外来生物に指定されているので、ブルーシートで覆って枯らしてから移動させていることが参考になりました。
ワンドは川の本流の影響をゆるやかに受けることができるので、川や池と異なる独自の生態系になっていて、イタセンパラやヨドゼゼラのライフサイクルに適しているのでしょう。動植物の保護をするときには、すでに地域一体となって取り組みをされていますが、その動植物がくらす生態系を守ることが一番大切ですので、ぜひその取り組みを続けてください。

とっておきのゴシドウ★

草と木のちがいは何でしょうか?木は上に成長するだけでなく、横にも太ることです。新聞に書いてくれた形成層が太るために必要なので、環状形成層剥離法ではそれをおさえこんでいるのですね。以前冬に、木の樹皮をぐるりと一回りタイワンリスにかじり取られてしまった木を見たことがあります。枯れてほしくない木が外来生物によって影響をうけるのは残念なことです。
ちなみに竹は木でしょうか?草でしょうか?どちらでもないという考えもあってもいいと思いますがどうでしょう?


高槻市立第六中学校・自然観察同好会の③の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

「水道の水はおいしいのか」というタイトルは、誰にでもわかりやすく、新聞を読みたくなるようなフレーズですね。私も”おいしい”をどうやって調べたのだろうと思いながら読みました。
日本は水道水が飲める数少ない国の一つですが、水道水を飲んでいますか?そのままでなくても、きっとお湯を沸かすときや、水だしティーパックのとき等に当たり前のように使っているのではないかと思います。その一方でミネラルウォーターのペットボトルの市場は年々大きくなっていて、水を買う人が増えているのが日本の現状です。
おいしいのかどうかを調べる方法として、検査セットとアンケートの2つのアプローチがあるのがいいですね。食べ物でも人それぞれ好みがちがうように、水についてもアンケートによる統計データは傾向をみるのに便利です。世代による好みの差があるのか、水の質がちがう海外の人はどうなのか等いろいろ知りたくなってきます。スーパーなどでよく見かけるミネラルウォーターはインターネットで調べると硬度がのっていて、日本メーカのものは軟水が多いです。
ところで3種類の水を飲みくらべるときに、工夫したことがあれば教えてください。水の温度は同じですか?

とっておきのゴシドウ★

淀川の観察を通して気づいたこととして、ゴミと外来生物が多かったことをあげてくれました。ゴミが放置された写真をみると、きれいな淀川をイメージしている人たちはおどろくことでしょう。
外来生物は海外からきたものが目立ちますが、本来その地域にいないのに人為的に持ち込まれた国内種がいないかも気を付けてみてください。海外からの外来生物が増えやすい傾向にあるのは、天敵がいないからです。クズは日本でもよく見かける植物ですが、海外で手がつけられないほど増えているところもあります。

池田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

kanu-er.pngのサムネイル画像

 

大阪府 その1 その2 その3

ご意見ご感想もお待ちしております!
101-0032 東京都千代田区岩本町1丁目10-5 TMMビル5F
公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5829-6359 FAX:03-5829-6190

Email: j-ecoclub@jeas.or.jp

師範紹介ページはこちら! その①  その②

2019年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201912131500.html
2018年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201901062018.html
2017年の壁新聞道場一覧はこちら 
http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201801121459.html
2016年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201703311342.html
2015年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201603301552.html
2014年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201501071712.html

2013年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html