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【2019 壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県 その2

2019.07.31 掲載

茨城県は15枚の応募があったよ!その中から4枚をご紹介。
今週は久松師範です。よろしくお願いしまーす!

茨城県 その1 その3 その4

水戸市「逆川こどもエコクラブ」


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逆川こどもエコクラブの①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

音を利用して千波湖の環境を調べたことをまとめた新聞ですね。聴覚を利用して自然を感じ取る視点が,すばらしいと思いました。“音とひびきの風景”というタイトルもステキです。耳から感じる自然は,どのように感じることができたでしょうか?いつもとはちがう世界が現れたと思います。
結果をまとめる際は,自然の音かどうかという点と,季節に左右される音かどうかという点について,まとめてくれました。その結果,虫などの鳴き声からは季節を感じたり,人工音が聞こえる場所を区別したりすることができました。何気ない風景の中でも,音を使って自然を見直すことができるなんて,とてもおもしろいと思いました。
「思ったこと」に記されていましたが,異なる季節で同じ観察をすると,ちがった風景が見えることでしょう。ぜひトライして,その結果をまとめてほしいと思いました。次回も継続して調査してほしい内容です。

とっておきのゴシドウ★

今回の音の観察は,かんたんな方法で調べることができるものでしたが,その視点がすばらしく,楽しく新聞を見ることができました。この観察を発展させるためには,どうしたらよいでしょうか?いくつかの要素を加えると,よりダイナミックな結果が出てくるかもしれません。例えば,時間の要素を加えることです。季節によるちがいもありますが,昼と夜でもちがうはずです。また,音が出ている周辺の環境などを調べてもよいでしょう。それから,音の量をはかるのもおもしろいかもしれません。調査内容を発展させてほしいと思いました。
あともう一つ,全国の人が新聞を見ることを考えると,千波湖の位置などをくわしく記してほしいと思います。ちょっとした工夫を重ねていってください。

【やってみよう】『エコロジカルとれーにんぐ2019!第2回:きくきく♪サウンドわーるど』にも挑戦してみてね!みんなのまわりではどんな音が聞こえるかな? ( http://www.j-ecoclub.jp/topics/info/201907031625.html )


逆川こどもエコクラブの②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

昔,化学の授業で勉強した“周期表”を思い出しながら,新聞を見ています。元素には順番があって,語呂合わせで「水(H)兵(He)リー(Li)ベ(Be)僕(B,C)の(N,O)船(F,Ne)・・・」と記憶していました。新聞では,その順番通りに並べてあったので懐かしく思い出されました。元素は,周期表の位置によって特徴があります。その点についても,色分けされて見やすくなっていました。また,その元素が使われる物が記してありました。さまざまな物の材料として元素が使われていることが分かりました。
元素の中には,時に人間に害を与える可能性があるものもあることが分かりました。原子力発電に使われているウランなどですね。東日本大震災で生じた原子力発電所事故は,未だに復旧していないので,元素の力は時に恐ろしくもなりますね。
元素について改めて知る機会になった新聞でした。

とっておきのゴシドウ★

元素を表にして記してくれました。元素の利用方法が記してあったので,身近な物として意識することができました。
一方で,化学の周期表を見れば分かる内容がありました。周期表から離れて,人間と元素の関係などをくわしく知りたいと思いました。たとえば,福島原発の事故では,水戸でも放射性物質の飛散を確認したのではないでしょうか。そのことについて,元素と関連させて記事にまとめてほしかったと思いました。より身近な事象を記事にすると,読み手は興味をわきますよね。
元素は,物質の基本です。私たちは,それらをよく知らないで使用していることが,たくさんあります。物の仕組みを知ることは大切です。元素について多くの人に知ってもらう工夫を,これからも続けてください。


逆川こどもエコクラブの④の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

「常磐の森」再生プロジェクトの概略が分かりました。常磐の森は,水戸の市街地に隣接していますが,雑木林や湿地が広がる自然豊かな森ですね。偕楽園にも接していますから,双方をあわせると,とても広い緑地となります。その常磐の森が,放置されていたということで,再生プロジェクトが始動したことが分かりました。前と後の写真がありましたので,変化の様子がよく分かりました。あわせて,作業はたいへんだったなと,想像することもできました。
水の流れを改修したり,卵を放流したりすることで,ゲンジボタルの成虫が飛び回るような自然をつくることもできました。今後の活動も期待しています。

とっておきのゴシドウ★

「常磐の森」再生プロジェクトについては,知らないことが多かったので,この記事でその様子が分かりました。ただ,概略しか示されていなかったので,具体的にどんな活動をしたのか,くわしく知りたいと思いました。
特に,常磐の森をどのような環境にしたいのかについては興味があります。管理方法によっては森の様子が大きく変わります。どんな森にしたいかという,グランドデザインのようなものがあるといいですね。ゲンジボタルが飛ぶ環境をつくるのが目標ではなくて,そのような環境をつくることで,どんな環境を復元させるかということが大切です。機会をみつけて,紹介していってください
それから,言葉の使い方で気になることがありました。ホタルの発生を,“再生”としていますが,もともといた生きものが復活したのか,他から持ってきた生きものかで,言葉の使い方が違うと思うので,注意してください。また,他から生物を持ち込んだ場合は,移入種(外来種)となるような場合もあります。自然再生には,いろいろな考え方がありますから,それらも考慮したプロジェクトを推進していってください。期待しています。


逆川こどもエコクラブの⑤の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

涸沼(ひぬま)の歴史がよく分かる構成になっていました。時間の経過を示したオレンジの帯から時代順にトピックが記されているので,涸沼の変遷(へんせん)がよく分かりました。特に,形の変化を見ると,縄文時代や弥生時代は海とつながっていた涸沼が江戸時代には湖化して,東北地方からの物資を運ぶための船が行き来するようになります。昭和になると干拓が進み現在の形になります。涸沼は,人の生活と関わりながらダイナミックに姿を変えてきたのですね。
そのような大きな時代の変化の中でも,たくましく生きてきた小さなトンボのヒヌマイトトンボがいることもおどろきです。ヒヌマイトトンボは汽水に生息するということで,発見されるのは近年になってからです。水辺の環境は,人との関わりで改変されやすいところですが,有史以前からずっとヒヌマイトトンボは生き続けてきました。生きもののたくましさにも思いを寄せて,涸沼の歴史を考えてほしいと思いました。
涸沼は,ラムサール条約にも登録されました。これをきっかけに,より多くの人に涸沼を見守ってほしいですね。これからの,みんなの活躍を期待します。

とっておきのゴシドウ★

涸沼の特長を,分かりやすくまとめることができました。壁新聞として見ると,ちょっと体裁を工夫することができそうです。新聞は,見出し,リード文,本文などから構成されます。そのことを考えると,タイトルを見出しや小見出し風にアレンジすることができます。伝えたい内容にもよりますが,“海とつながっていた涸沼”とか,“東北と江戸をつないでいた涸沼”などの見出しをつけて,解説するのもひとつの方法です。また,囲み記事などで,小菅先生のお話の内容などを掲載してほしいと思いました。
新聞としてみると,いろいろ工夫することができると思います。この次に,まとめることがあったときは,新聞の配置を思い浮かべながら紙面構成を考えてみてください。次も,楽しみにしています。

久松師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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茨城県 その1 その3 その4

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