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【壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県 その⑤

2016.12.14 掲載

茨城県は18枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から3枚をご紹介。
今週は久松師範です。よろしくお願いしまーす!

茨城県 その① その② その③ その④
 

水戸市「かみおおのアースレンジャー」 龍ヶ崎市「龍ヶ崎市環境楽習講座」
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かみおおのアースレンジャー①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━
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“自然いっぱい新聞”,すてきな新聞名ですね。緑豊かな上大野小学校を感じさせる題字です。思わず読みたくなりました。

“上大野小学校はいいところがいっぱい!!”という見出しにも引きつけられました。そしてリード文には,この記事の内容が読みやすく書かれていたので,つられて本文も一生懸命に見てしまいました。児童も先生も,上大野小学校には自然がいっぱいあり,それを誇りにしていることが分かりました。自分たちの学校の良い点を見直すことができましたね。児童の皆さんは,バザーがあることを,先生方は理科の自由研究をがんばっていることを良い点と考えているところにちがいがありました。そのちがいも,おもしろいと感じました。

“カイコの成長日記”は,日を追ってカイコが大きくなる様子がわかりました。「みん」という専門用語もありましたが,きちんと説明しているところがよかったです。

“上大野小学校へやってきたハクセキレイ”では,巣立ちの様子がよくわかりました。ヒナがいなくなってさびしく感じるのは,それだけ愛情持って観察したからですね。

“4の1にカブトムシが来た”では,サナギになったカブトムシやクワガタを優しく見守っている様子を感じることができました。

“新川からやってきたカニ”では,カニの共食いをなくした成果が素晴らしいと思いました。まだまだ謎はあると思います。観察を続けて下さい。

“田んぼでつかまえたカエル”では,元気なカエルの様子が,生き生きと表現されていました。逃げたカエルはどうしたのか,ちょっと心配になりました。

 

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

見出しが,きちんと書かれており,とても良い紙面構成です。さらにバージョンアップした新聞にするには,ちょっとだけ加えてほしい内容があります。新聞の記事を書くときには,「いつ,どこで,だれが,なにを,なぜ,どのように」といった内容を漏らさないことが大切です。そう考えると,今回の新聞では,欠けているのが見えてきますね。それぞれの記事で,どこを直したら良いか考えてみて下さい。

次の新聞も期待しています。

 

かみおおのアースレンジャー②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━
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“上大野の自然大発見新聞”,かっこいい新聞名ですね。上大野の自然を知ってほしいという,みなさんの意気込みが感じられる題字です。

“鳥鳥鳥 大発見”という見出しに,まず引きつけられました。そして,ハクセキレイの大きな写真と連続写真が,本文の解説をうまい具合に補助してくれました。ハクセキレイが巣立っていく様子が,よく分かるようにまとめられたと思います。

 “めずらしき「ヒカリモ」ここにあり”という見出しも工夫しましたね。ヒカリモが見られる年と見られない年を比較してヒカリモの生態を考察したり,生育する環境を調べたりして,自分たちで研究した成果をきちんと記すことができました。

“新川のカニです!”では,3年生の頃から飼育している様子がよくわかりました。いろいろな苦労があったと思いますが,これからも大事にしてあげましょう。

“校長先生にとつぜんインタビュー”は,おもしろい企画ですね。校長先生にインタビューをするときは緊張しませんでしたか。校長先生の優しい人柄が表れている記事にまとまりました。

“ぼくたちの理科自由研究”では,上大野小学校の活動をアピールすることができました。私も,みなさんの自由研究の成果を見たくなりました。

“おもしろ道具のサイエンスコーナー”では,学校の様子を知ることができました。このような楽しいコーナーがあるから,理科自由研究にも熱心に取り組むことができるのですね。

 “みんなでかんさつ新川を”では,3年生の頃から行っている観察会を知ることができました。これからも続けて観察して,また新聞に書いてほしいと思いました。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

見出しが分かりやすく,新聞の発行日や取材した人の名前が書かれており,とても良い紙面構成です。さらにバージョンアップした新聞にするために,ちょっとだけ工夫してみましょう。新聞の記事を書くときには,最初に「必ず読んでほしいこと」を書きます。そのため,長い記事の場合は,見出しに続いて内容を簡潔に記したリード文という文章を書くことがあります。リード文を入れる工夫などをすると,一層,魅力的な紙面に変身するでしょう。

次の新聞も期待しています。

 

龍ヶ崎市環境楽習講座のみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━
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夏休みに講座で勉強した3つの活動について新聞にまとめてくれました。学習したことを,このような新聞にまとめることによって,より深く理解することができます。良いまとめができたと思いました。3つの活動は,昔を知ること,自然を知ること,食を知ることと幅広い分野の勉強をするようになっていました。環境のことを,大きな視点でみることができましたね。

龍ヶ崎市歴史民俗博物館では,エネルギーについていろいろな学習ができたようですね。自転車で発電したり実験したりしている写真を見ると,みんなが楽しく活動していることが分かりました。うんちとおしっこを使って走っているバスがあることは,知りませんでした。おもしろいですね。

霞ヶ浦環境科学センターでは,水の生きものの観察ができましたね。今まで知らなかった魚を覚えたり,生きもののつながりを知ったり新たな発見がありました。また,身近で気づかなかった水の大切さも再認識できたようですね。施設を見学できたのも勉強になりました。

馴柴CCでは,エコ・クッキングを行いました。ドライカレーやオレンジかんてんを,楽しく調理している様子がうかがえ,とてもおいしそうでした。私もごちそうになりたいと思いました。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

講座ごとに色分けがしてあり,説明がなくても活動の内容の見分けができました。新聞づくりが,それぞれの活動を振り返るのに,良い機会になったと思います。

新聞をよく読んでみると,この環境楽習講座が,“どのような集まりなのか”とか“どのような目的で施設を訪れたのか”という情報を知りたくなりました。“楽習”という単語も,おもしろいですね。この新聞を見た人は,「みんなの活動がとても楽しそうなので,自分も参加したい!」と思うに違いありません。そんなとき,講座のことを記した記事があると役に立つと思います。今度,講座について新聞にまとめるときには,ぜひ講座内容を書いてください。

来年の新聞も楽しみにしています。

 

久松師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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茨城県 その① その② その③ その④

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