【壁新聞道場！】たのもーーーう！熊本県　その⑤

2016.08.24 掲載

熊本県は31枚の応募があったよ！その中から2枚をご紹介。
その④に引き続き西澤師範です。よろしくお願いしまーす！

熊本県　その①　その②　その③　その④　その⑥　その⑦

益城町「広西地球環境クラブ（広安西小学校環境委員会）」
 

①	②

 

広西地球環境クラブ（広安西小学校環境委員会）①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

デザイン、新聞の構成（こうせい）など考えられ、とても時間をかけて作られた新聞です。阿蘇（あそ）の水の恵（めぐみ）についていろいろ分かって、現地（げんち）に行ってみたいなあ、と思うほどです。まず、学校の校区内に湧き水（わ　みず）があるなんてなんて恵まれ（めぐ ）ているんでしょう。そして、その湧き水（わ　みず）の良さに気付き、地域（ちいき）の人からいろいろな知恵（ちえ）や活用方法を聞いて、最後に実際（じっさい）に清掃（せいそう）活動を行ったり、湧き水（わ　みず）の良さをパンフレットにまとめたりと、着実に地域（ちいき）の人を巻き込ん（ま　こ　）だ活動にしているみなさんの行動力には脱帽（だつぼう）です。校区にある湧き水（わ　みず）の良さを引き続き広く知らせ、学校全体で守っていく活動としてぜひ定着させて下さい。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

新聞の作り方や記事のまとめ方についてはこれ以上にアドバイスをすることはありません。引き続き校区の湧き水（わ　みず）の活動を続けるとともに、いろいろな活動を広げて下さい。
みなさんが住んでいる益城（ましき）町は４月に発生した熊本（くまもと）大震災（だいしんさい）の震源（しんげん）地に近い地域（ちいき）で、テレビなどでは大きな被害（ひがい）が報道（ほうどう）されていました。みなさんの地域（ちいき）での影響（えいきょう）がどのくらいあったのか分かりませんが、広西地球環境（かんきょう）クラブのみなさんがこれまで行ってきた環境（かんきょう）活動を震災（しんさい）後もこれまで通り、またこれまで以上に続けていっておられることを願います。

 

広西地球環境クラブ（広安西小学校環境委員会）②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

こちらも、新聞の構成（こうせい）などよく考えられ、とても読みやすい新聞です。そして、この新聞から広西小学校で年間を通して、環境（かんきょう）について様々な活動が日常（にちじょう）的に行われていることがよく分かります。そして、一つ一つの活動に工夫があり、やりっ放しではなく、取組状況（じょうきょう）もしっかり把握（はあく）しまとめているところがとてもステキです。学校全体の行動目標や数値（すうち）目標も明確（めいかく）です。全ての活動が具体的に紹介（しょうかい）されているので、この新聞を読んだ人が「よし、私（わたし）たちの学校でもやってみよう」と思える壁新聞（かべしんぶん）になっています。

水や電気、ごみの節約チェックについても過去（かこ）２年の数字との比較（ひかく）グラフがあり、そしてその傾向（けいこう）についてもしっかり報告（ほうこく）が書かれています。毎日出すごみの量も１日１５ｋｇの目標を１０月はほぼ達成出来ているようですね。

ダイエットと同じように、節電、節水、ごみ減量（げんりょう）は毎日の活動の積み重ねです。
また、だんだん節約できる量の幅（はば）が小さくなっていきます（体重もある程度（ ていど）減らす（へ ）と、そこから減らす（へ ）のはむずかしいです。）なので、現状（げんじょう）維持（いじ）でもかまわないので、そこからリバウンドしないよう、毎日コツコツと取組むことの意味を全校生徒にできるだけ伝えられたらいいですね。

 

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

日々の環境（かんきょう）活動について「マンネリ化」にならないように、「新しい風」になる活動のアイディアを考えたいとまとめに書いてありましたが、何かよいアイディアはありましたか？　もしかしたらもうすでに実践（じっせん）しているかも知れませんが、広西小学校と同じような取組をしている学校と交流を行うことで、意見交換（こうかん）ができれば新しいアイディアが生まれるかもしれません。
また、世界中で同じような活動をしている学校であるエコスクール（民間団体（だんたい）で世界中の学校にグリーンフラッグ認証（にんしょう）しているところ）の仲間に入って、国際（こくさい）的な活動に参加するというのも方法です。エコスクール以外にも、ユネスコスクールや省エネ共和国、学校版（ばん）ＫＥＳの参加校に登録する、なんて方法もありますね。そして、広西小学校の取組を日本中、そして世界に知ってもらうような機会を作ってみてもいいかもしれません。

 

西澤師範、ありがとうございました！次はどこの地域かな？お楽しみに！

熊本県　その①　その②　その③　その④　その⑥　その⑦

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師範紹介ページはこちら！　その① その②

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