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【壁新聞道場!】たのもーーーう!栃木県 その⑦

2016.07.13 掲載

栃木県は21枚の応募があったよ!その中から3枚をご紹介。
今週は池田師範です。よろしくお願いしまーす!
 

栃木県 その① その② その③ その④ その⑤ その⑥ その⑧ その⑨

栃木市「イオンとちぎチアーズクラブ」 大田原市「ガールズ」 壬生町「きらりクラブ」
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イオンとちぎチアーズクラブのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

チアーズの畑での活動を教えてくれてありがとうございます。3mの円の大きさとはいえ、自分たちの畑があるというのは、野菜がどのくらい大きくなったかな、とわくわくしたのではないでしょうか。

ささげ豆は5月から9月までに畑全体をおおうほど大きく成長したのですね。写真とともに日付をかいてくれたことが良かったです。日付を書くと記録としても貴重なものになるので、これからも記録には日付をぜひ書いてください。

「畑づくりは大変」という感想がありますが、どんなところが大変でしたか?水やりでしょうか?それとも雑草がたくさん生えてきたのかな?ふだん何気なく食べている野菜をつくっている人の大変さを気付いただけでもすばらしいことですが、畑づくりで工夫したことがあったらぜひ教えてください。

また、野菜を育てるとき、料理をするときにもエコ活動として工夫したことがあれば新聞に書いてくれると、全国で活動している人に知ってもらうことができますよ。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

春に畑を作って、夏にはささげ豆を育てたり、冬には白菜を育てたりしてよい経験ができましたね。今回の体験活動の目的と、どんな作業をしたのかを新聞に書いてくれると、もっと活動内容が分かりやすくなると思います。

畑で育った野菜をおいしく食べたことが写真からも伝わってきます。自分たちで作った野菜を食べたわけですが、地元の野菜を食べることはエコにつながると思いますか?
エコにつながるとしたら、どういった点か考えてみましょう。
例えば、地元からはなれた場所で作った野菜が手元に届くまでには、車で長いキョリを運ぶ必要があるのでガソリンがたくさん必要です。地元でとれた野菜は遠くまで運ばなくていいので、エネルギーの節約になります。

 

ガールズのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

足尾にはげ山があることをこの新聞で知りました。新聞のサブタイトルに「~育てよう心と環境~」とありますが、足尾の歴史を、「学んで」、実際の山を「見て」、植樹を「体験」することで、まさにサブタイトルを目指した活動内容だと思います。

植樹活動を通した感想をたくさん書いてくれました。木が少ないことにびっくりしたようで、「山らしい」という表現がいくつかありましたね。普通の山には木があることがあたりまえのようですが、そのあるべき姿が大切だと改めて感じます。また、「木も命がある」という気付きがありましたが、植物が生きていることだけでなく寿命があるということを覚えておきましょう。日本全体でみたときに、現在山には家を建てたりするのに適した年齢の木であふれています。使わないで(木を切らないで)そのまま山に残しておくといずれ寿命がきてしまいます。必要な分だけ木を使って、若い木を植樹するというくりかえしができるようになるといいと思います。

植樹の方法をイラストで描いてくれたので、どんな風に植樹をしたのかがとても分かりやすいですね。ここでの植樹活動は石だらけで大変のようですが、足尾の山を緑でいっぱいにするというみんなの思いが毎年つながっていけば、森になる日がきっとくるはずです。

水についての話を聞いてみて、飲み水の少なさにびっくりしたことでしょう。日本には四季があり降水が多く、川や湖もたくさんあるので、水にめぐまれています。普段の生活で自分にできる節水を始めてみましょう。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

キャンプでの調理ではエコにつながるいろいろな工夫をしてくれました。なぜ、エコなのか考えてみましたか?答えは1つではありませんし、人それぞれいろいろな考えがでてくることもあります。

例えば、ビニール袋で料理をしたときに、そのビニールは使ったあとはゴミになりますか?お皿を紙でふくと水という資源を節約することができますが、紙はゴミになりませんか?自分で考えることも大事ですし、まわりの人の考えに耳を傾けることも参考になると思います。

 

きらりクラブのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

秋を感じさせるデザインや工夫がすばらしいと感じました。感想を書いてはってある葉っぱは、色は紅葉や黄葉をイメージしていることが分かります。また、何枚かの葉っぱは虫くいで、欠けているところが気に入りました。いつも自然とふれあってよく観察していますね。

秋祭りにきてくれたおじいちゃんを、おばあちゃんたちの感想をつけてくれたことも新聞のアイデアとしていいと思います。自分たちがおこなったイベントがどうだったのかな、ということを感想をきいて振り返ることは大切です。よろこんでもらえて良かったですね。世代間のコミュニケーションを通して、おじいちゃん、おばあちゃんたちから昔からのエコの知恵を聞くこともできそうです。

木の実、種子のイラストをたくさん描いてくれましたが、アクセサリーもいろいろな種類の素材を使って作ることができたことでしょう。

イラストをみるとクリやマテバシイのドングリが多かったのかな。わんぱく北っ子の森にはこんなにたくさんのどんぐりがあるということは、どんぐりの芽がどこかに出ているはずです。芽生えたばかりのときは、どんぐりの殻がくっついているのでぜひ今度探してみてください。春になってしまうと、成長して殻がおちてしまい、どれがどんぐりの芽生えが見つけるのがむずかしくなってしまうので、秋がおすすめです。この森がいつまでもどんぐりいっぱいの森であり続けるように、どんなところにあるどんぐりが芽生えているか、調べてみるとみんなの大好きな森のことがもっと分かるようになりますよ。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

たくさんの感想を新聞にはってくれましたね。さらに分かりやすい新聞になるためのアドバイスとして、いくつかに感想をグルーピングして枠で囲んだり、サブタイトルをつけたらどうでしょうか。
例えば、(1)きらりクラブのみんなの感想、と(2)おじいちゃん、おばあちゃんの感想、を分けて、さらに、きらりクラブの感想は①しんぶんバック、②アクセサリー作り、③秋祭本番、に分けるといった感じです。ぜひ、同じ内容を“あつめて、まとめる”という工夫をしてみてください。

池田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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