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【壁新聞道場!】たのもーーーう!栃木県 その②

2016.06.01 掲載

栃木県は21枚の応募があったよ!その中から3枚をご紹介。
今週は大竹師範です。よろしくお願いしまーす!
 

栃木県 その① その③ その④ その⑤ その⑥ その⑦ その⑧ その⑨

宇都宮市「うつのみや自然探検隊」

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宇都宮市「チームミネ」

16-09-03.JPGうつのみや自然探検隊のみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

うつのみや自然探検隊のみなさん、こんにちは!なかまがとてもたくさんいるクラブですね。
おとなの人といっしょに、いろいろな活動を通じて自然をたいかんしていることが、かべ新聞にはってあるたくさんのしゃしんから、よくわかりました。宇都宮には、すばらしい自然がたくさんあるのですね。

同じクラブのかべ新聞なので、①②いっしょに読みました。
魚つりたいけんやれんげまつりには、ひづけがかいてあるのでいつやったか、新聞をよむ人にもわかります。参加しなかった友だちのために、しゃしんにどんな活動をしているところか、遠くたらとった写真が多いので、かんたんな説明があるとよいと思いました。

どんぐり工作では、なにを作ったのかな?できあがった作品のしゃしんがあるといいですね。

ネイチャーゲームの「はっぱでじゃんけん」では、いろいろなはっぱが集まったことでしょう。大きさ、かたち、いろ、みんなちがいますね。なぜちがうのか考えてみましたか。
これからも自然を感じる、すばらしい活動を続けてください。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

①の自然観察はどこでやったのかな?はやしの中ではなにを見つけましたか?湿原のような水たまりがありますね。魚やザリガニやかえるが見つかりまし た。かえるがいると、それをたべるへびもいるんだね。おたまじゃくしの絵がかいてあるけど、ザリガニはおたまじゃくしをたべます。しゃしんのような自然のなかでは、おたがいに、たべたり、たべられたりしていますね。この中ではいちばん強いへびも、とびなどの大きな鳥に食べられます。このようにたべものでつながっていることを、「しょくもつれんさ」といいます。サポーターの方から聞いていると思います。自然はこうしたつながりでなりたっていることが、観察することによってわかります。

②のせみがだっぴするきれいなしゃしんはすばらしいですね。夜の観察、みんながんばりましたね。せみを応援しました。せみがからから出てくるようすがよくわかります。どのくらい時間がかかったかな?

☆★サポーターの方へ★☆
サポーターが子どもたちと同数いるのは、心強いですね。今回のかべ新聞2枚は、たくさんの活動を写真によりじょうずに表現していると思います。自然を体感することを中心に、活発に活動されているようすがよくわかりました。活動の対象はバラエティがあり、農業・林業とのつながりも理解できる良い活動をなさっていると思いました。子どもたちも楽しんだことと思いますが、子どもたちが楽しかったということを写真で表すのは、なかなか難しい点がありますね。(正面の写真はなく、遠景が多い。)写真の撮影は、だれが受け持ちましたか?壁新聞に載せる写真を選んだのは、こどもたちですか?こどもたちが関心を持つ対象がわかり、その活動に参加していない他のこどもたちにも状況がわかるように、解説があった方がよいと思われる写真(例:自然大すき、れんげまつり)もありました。

新聞を見ると、水辺あり、生きものいっぱいの森や里山もあります。十分ご承知の事と思いますが、屋外活動の持つ自然に潜む危険(毒虫、有毒植物、熱中症等々)に配慮されて、今後の活動を進めていただきたいと思います。

 

チームミネのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

峰小学校 チームミネのみなさん、こんにちは!
みんなの活動の順序に写真が並べられ、石窯造りの活動内容がわかる新聞になっています。

今回の活動テーマは「石窯づくり」とのことですが、中庭を防災公園にするということは、地震などの災害時に、電気やガスが届かなくても調理などに使うことが目的でしょうか。そのため、地域のみなさんといっしょになって、石窯を作ったのですね。地ならしや、レンガを積んでゆくようすがよくわかりました。窯が半円形にうまくできるものだと感心しました。8月2日から夏休みに、暑い中ごくろうさまでした。どのあたりが一番むつかしかったですか?

できあがった石窯で、さっそくピザを作りましたね。しかも、学校農園でできた野菜をトッピングしています。ピーマンやトマトが見えます。すばらしい!ところで、ピザを焼くときの燃料は何を使いましたか?まき?炭?拾い集めた小枝?紙?ここにあげたものは、化石燃料(石炭、石油、天然ガスなど地中から取り出して使う燃料)ではないので、地球温暖化を引き起こしません。地球温暖化は、重要な環境問題です。もう勉強したかな?まだなら、自分で調べてみましょう。

次の年には、防災ベンチとハーブ園造りを計画しているそうですが、活動をまたかべ新聞で発表してください。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

ピザを作るときに、お父さんやお母さんと一緒に料理していますが、うちでも料理つくりのお手伝いをしていますか?材料のごみは出ましたか?ゴミはどのように処理しましたか?なるべくゴミを出さない料理方法や食べ方を考えることも良いと思います。

家 庭から出る生ゴミは、焼却したり、埋立てたりして処理しますが、食品のゴミだけなら堆肥(たいひ)にしたり、豚のえさにする例があります。ピザを作る活動 にあわせて、こういうことも考えたり、友だちと話し合ってみるのも良いと思います。ゴミを少なくすることは環境を守るために欠かせません。

自分たちで作った石窯で、自分たちで調理して焼いたピザの味は格別だったのではないですか?これから、石窯をどのように使いますか?それを考えるだけでも楽しいですね。

☆★サポーターの方へ★☆
中庭公園化の活動に絞って、写真を並べて分かりやすく表現しています。写真につけた短い説明も理解を助けていると思います。
中庭公園化の企画は、地域と一緒に活動することにより、保護者つまり父兄の参加により親子の接触が増えて、とてもよい活動になったと思います。

学校農園で野菜作りも行っています。草取りの写真がありましたので、除草剤を使っていないと推測しました。環境にやさしいですね。石窯が完成して、野菜のよい使い道が見つかりました。子どもたちも、自分たちが作った野菜であれば残さずに食べるのではないでしょうか。食材のムダや生ゴミの処理など関連する問題点について子どもたちに考えるきっかけを与えていただくと良いと思います。

石窯の燃料についても同じです。写真では、燃料に何が使われているか分かりませんが、地球温暖化とエネルギーの関係、特に二酸化炭素を発生するもの、化石燃料の持つ問題などを子どもたちに考えてもらい、二酸化炭素排出防止の行動につながると良いと思います。

子どもたちも活動を楽しんでいるようですので、これからもこの活動を続けて頂きたいと思います。
最後に、写真の撮影と壁新聞に載せる写真の選択は子どもたちが行いましたか。もしそうでなければ、任せてみるのも良いのではないでしょうか。

大竹師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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