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【壁新聞道場!】2014年のゴシドウはじまるよー! 栃木県 その①

2014.04.25 掲載

2014年第1回目は栃木県!栃木県はたくさん応募があったので、何回かに分けてゴシドウしてもらうよ!
まずはベテラン師範の、岡本師範からスタート!!!

 

栃木県の続きはこちら→ その② その③ その④ その⑤ その⑥

宇都宮市「チームミネ」 真岡市「やさしクラブ」

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☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆

チームミネ さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

みんなの活動をそれぞれ一枚ずつの写真で報告してくれました。とっても分かりやすくていいですねー!

6月(?)に田植えをして、秋に稲刈りをして、収穫祭ではみんなが育てたお米を食べたのかな?苗を植えて、そのままで稲刈りができるのではなく、途中で雑草取りをしたり、水を増やしたり、へらしたりといろいろとあったのだろうと思います。ふだん、何気なく食べているご飯のありがたみが十分に分かっただろうと思います。田植えや稲刈り、モミすりなどみんなは機械を使わずに手でやったのですね。昔の人は大変だったと実感しましたね。

フクロウの巣箱を架けましたね。フクロウの巣箱って意外と大きいんだね。木の高い所に架けたのですね。高い所に上るのはこわくなかったですか?写真で見るとニコニコ顔だから平気でしたね。フクロウは巣箱に入りましたか?入るかどうかはとっても楽しみですね。

夏休みに昆虫採集をしたんだね。どんな昆虫が捕れたのかな?ちょうちょ、バッタ、トンボなど、あとはどんな昆虫だろうか?クモ?!・・・クモは昆虫じゃないね。網を持っていないこどもは昆虫発見係りかな?捕った昆虫は、あとで逃がしてやったのかな?昆虫を捕るコツも教えてもらいましたか?

ホタルも見ましたね。ホタルを見る時の注意も教えてもらいましたね。かいちゅう電灯を点けてナイトハイクをしたのでしょうが、ホタルのいるところでは、かいちゅう電灯は消しましたか?写真をとるのはむずかしいね。三脚で固定してとらないとぶれてしまいますね。でも、なんとなく幻想的な写真になっていて、いいなーと思います。

生き物調査でイモリを見つけ、絶滅危惧種のタガメも見つけましたね。外来種のアメリカザリガニもいましたか?絶滅危惧種のメダカはどうでしたか?

ごみ拾いは、寒くて雨が降って大変でしたね。写真を見るときれいな道でごみなど無いようなところですが、どうでしたか?ごみが無いのは、すばらしいことですが、ごみ拾いをしてしゅうかくが無いのも残念な気もしますね。複雑な気持ちになりますね。ふくろの中には、何か入っているようなので、空き缶やレジ袋、たばこのすいがらなどは拾ったのかな。寒い中、良くがんばりましたね。ごくろうさんです。町がきれいになってよかったね!

「食育とエコ」5学年の親子160名が参加して、にぎやかにやりましたね。講師の先生から「いただきます」「ごちそうさま」の意味や"いのちを感じてみましょう"のお話に感動して、おはしの持ち方も教えてもらったのですね。持ち方というより、礼節を知ることにより、おはしの持ち方や使い方の意味も分かりましたね。すばらしいことです。


とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

峰小学校の全児童がクラブのメンバーです。でもたくさんの児童がどうやってエコ活動をするのかな?と思っていたら、各学年やクラス、委員会、放課後子ども教室などに分かれて活動をしているということでした。なるほど、全員が同じ活動をする場合とそれぞれがちがった活動をすることで、みんながエコ活動をするうまいやり方ですね。そのようにやると全員がどこかのグループに入って、エコ活動ができるんですね!もしかしたら、複数のグループに入って、たくさんエコ活動をした人もいるのでしょう。みんなの活動になっていますね。

「みんなの活動」というタイトルも、その通りだとよく分かりました。

チームミネのすばらしいやり方の二つ目は、親子でいっしょにやる活動を大事にしていることです。親子でふだんからお話合いをしているでしょうが、いっしょにエコ活動やると、またちがったふんいきの中でお父さん、お母さんのすばらしさ、こどものすばらしさをおたがいに発見できる機会になります。またエコ活動というのは、学校の中だけの活動ではなく、ふだんの生活の中の活動であることを再発見できる機会でもありますね。

チームミネのすばらしいやり方の三つ目は、全体活動でやっているクラス対抗のベルマーク収集です。クラス対抗で競争するとみんなが力を合わせて、がんばりますね。ベルマークはたくさん集まったでしょう。委員会活動でやっているアルミ缶回収やペットボトルキャップ回収、牛乳パック回収も競争するやり方を取り入れる、あるいは毎週の回収量を棒グラフにしてみんなの努力が目に見えるようにすると、また次の週もがんばろうとなって、たくさん集まるかと思います。こんな工夫もしていますか?

アンケートに書いてある保護者の方、児童のみなさんの感想にも、この食育とエコの活動がとっても良い活動であったことがよく分かります。ふだん、当たり前に食べていたことをふり返り、いのちの大切さに気付き、感謝する気持ちを思い出し、親子で話し合うきっかけにもなったようです。こういう機会がないと改めて食を考えることはないと思います。時々はこういう活動もやった方が良いですね。

160人分のおやきと玄米おにぎりの準備もとても大変だったろうなと思います。冷蔵庫の残り物は、どうやって集めたのかな?はしとお皿はみんなが持ってきたのかな?マイはしは私も持ち歩いていますが、マイ皿は持っていないな。

玄米は放課後子ども教室で収穫したお米を使ったのですか?

峰小学校の周りは、自然がいっぱい!うらやましい環境ですね?いつまでも美しい自然を残すようにみんなで自然を大事にして、自然を楽しんでください。

 

やさしクラブ さん
師範から一言!━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

やさしクラブのみなさんが作ってくれたかべ新聞「絆未来への一歩」、細かい字でいっぱい書いてありました。すみからすみまでじっくりと読みました。感動して涙が出そうになりました。みなさんの気持ちがいっぱいつまった内容が書いてありました。とってもすばらしい新聞です。絆未来への一歩というタイトルがぴったりの新聞です。

全国フェスティバル2013に県の代表で参加した経験が書いてありました。フェスティバルで出会ったほかの地域のメンバーとの交流やそれぞれの地域の特性に合わせた活動が行われていることに感動して、くわしく書いてくれました。その中でも沖縄での台風の意味が、私たちが考えている以上のことがあると気が付いたことはとても立派です。私たちは、自分の身の回りの経験から常識あるいは当たり前と考えていることが、ほかの人にとっては常識ではなく、当たり前でもないとみなさんは気が付きました。このことだけでもフェスティバルに参加した意義があると思います。予選は通らなかったけれど、交流タイムをふくめて他の県のメンバーと知り合いになれたことが、大きなしゅうかくだと思います。

2020年の東京オリンピックの時には、みなさんは中学生になっている人、高校生になっている人もいますか?みんなの活動によって世界の人に復興した日本を見せてあげたいですね!みんなの活動が生きた姿になるでしょう。

東京オリンピックは東京周辺で実施されるのではなく、日本で行われる、日本人がみんな参加して開かれる行事です。みなさんがやっている活動もオリンピックに参加していることです。ほこりを持って、そして東北大震災を忘れずにオリンピックを成功させましょう。

「日本のいいところ」アンケート結果は、私が思った1位は、困った人を見るとみんなで助けあう絆があることだと、みなさんの活動を見ていると、そう思います。みなさんは、日本のいいところを実践している日本人そのものです。

みなさんが自分の手で書いたかべ新聞は素朴ですが、心がこもったすばらしい新聞です。この次の新聞にはどんなすばらしい活動をみんなの手で書いてくれるか楽しみにしています。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

絆 未来への一歩、それを深めてくれたのは2011年3月の東北大震災でした。みなさんが活動しているプロジェクトDや児童館ショップでの活動は、すべて東北大震災の復興につながる絆であり、未来への一歩です。みなさんが活動している顔はうれしそうにたのしそうに、そしていっしょうけんめいにやっています。写真を見て、活動内容を読んでいると涙が出てきそうになりました。この中で大事なことが書いてありました。"東北大震災を忘れないようにしよう"

そのために自分たちができることは何なのだろうか?ドングリを育てて東北の森を復興させたい、身近な不用品でみんなが使える新商品を作り、売り、そのお金で復興の資金にあてたい、自分たちができることを背伸びせずに地道に進めているみなさんの活動に敬意を表したいと思います。

 

栃木県その②その③その④その⑤へ続くよ!!

エコまるjumping.bmpのサムネール画像

栃木県その②

栃木県その③

栃木県その④

栃木県その⑤

栃木県その⑥

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