壁新聞道場! バックナンバー

壁新聞道場!

【壁新聞道場!】たのもーーーう!栃木県 その④

2014.08.01 掲載

栃木県は15クラブ、18枚の応募があったよ! 数が多いので何回かに分けて掲載していくので、お楽しみに!
その④では4枚の新聞を大竹師範がゴシドウしてくれるよ!よろしくお願いしまーす!

栃木県 その①
栃木県 その②(壬生町3枚)
栃木県 その③
栃木県 その⑤
栃木県 その⑥

 

佐野市「イオン佐野新都市チアーズクラブ」

13-09-08.JPG

鹿沼市「『創造の森』子供会」

13-09-09.JPG

 

大田原市「森の小人」

13-09-11.JPG

大田原市「ガールズ」

13-09-12.JPG

 

☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆

イオン佐野新都市チアーズクラブ さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

イオンチアーズクラブのみんな、カラフルなかべ新聞をありがとうございます。31人で相談しながら、完成させたのですね。いろいろなことに取り組んでいますね。ことしのテーマは「エネルギー」だそうですが、それ以外にも毎年続けていることはことしも実行したのでしょう。

東京ガスエネルギー館を見学して「エネルギー」について勉強しましたね。遠くまで出かけました。行き帰りの乗り物の中では、みんなでどんな話をしますか?
記事の「いろいろな発電方法」では、火力発電のほかに「太陽光発電」や「風力発電」という自然エネルギーを使って発電することを学びました。東日本だいしんさいのあと、原子力発電所が止まってしまっています。電力が足りなくならないか、心配です。
全エネルギー使用の約23%が電力ですが、そのほかのエネルギーもふくめて「省エネルギー」が大切なことがわかりましたね。CO2ともつながりがあること、地球温暖化の原因であること、緑の植物や土がCO2を減らしてくれることもわかったようですから、エネルギーの使い方をみんなで考えてみるとよいでしょう。

みかもクリーンセンター見学では、ゴミの処理を勉強したのでしょう。ペットボトルやかんはリサイクルされること、ゴミが資源になることが分かったと思います。センターではゴミを仕分けしていたと思います。ゴミは決められた通りに分けて出すことがたいせつです。家庭から出るゴミは1週間に20kgでしたね。自分の家から出しているゴミはそれより多いですか、少ないですか?みんなで比べてみるのも良いですよ。"ゴミをいっぱいとってきました"とは、どういうことでしょう?ちょっとわかりませんでした。

足尾の植樹には、何人くらい参加しましたか。傾斜(けいしゃ)のきついところもあるようですので、大変だったでしょう。ことしは、どんな木をうえましたか。取り付けた植樹板にはどんないいメッセージを書いたのでしょうか。例を書いてくれると良かったと思います。
皆さんの植えた木々が大きく育ち、山が緑におおわれる日が来るのが楽しみです。"まだまだみどりがたりません"と書かれていますが、あと何年くらいかかりますか。"山をみどりでいっぱいにしたいです"の気持ちをいつまでも忘れずに、植樹をつづけてください。足尾銅山のように、一度自然がこわされてしまうと、元に戻すことは容易ではありません。

廃油を使ったエコキャンドルつくりは、毎年やっているのですか?ずいぶん用意するものが多くてたいへんですね。作り方も手が込んでいます。できあがったキャンドルは、何に使うのですか?停電のときや、そのほかにも使い方がありそうですね。


サポーターへのとっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・

いろいろなテーマの活動を簡潔に良くまとめておられます。小学生の学年の差(修得した授業や漢字の使い方など)をどのように克服されたのですか。こどもの字で、ことばで書かれたことはたいへん良かったと思います

色紙や字の色の組み合わせもきれいで、読みやすく仕上げられていると思います。ただ、エコキャンドルの部分は、文字がすこし読みにくいですね。

みんなへのコメントには、わたしがもうちょっと知りたいな、と感じたことも書いておきました。活動に参加していないこどもたちも、この新聞を読むと思います。読者の立場で、出来あがった新聞を読みなおしてみてください。例えば、「自転車でエネルギーをつくりました」とは、何を伝えようとしたのでしょうか。みかもクリーンセンターに自転車で電気を起こすような設備があるのでしょうか?

 

「創造の森」子供会 さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

まさに、ゆるきゃら「とちまるくん」にそっくりのにんぎょう?がたくさんできましたね。参加したみんなは、ていがく年からこうがく年までいるようですが、みんな楽しそうな笑顔で写っているのが印象的です。今泉小4年と書いてありますが、かべ新聞をつくってくれたのが4年生ということと思いました。

写真の①から⑩までが、ふつうの「とちまるくん」の作り方ですね?写真が鮮明でわかりやすくできています。とくに「②じゅんび」で工作にひつようなものは、すぐわかりますね。

みんなのクラブは、「とちまるくんづくり」のほかにも、鹿沼市エコライフフェア、ECOテック&ライフフェア、西鹿沼環境フェアなど行事のたびに参加者に作って楽しんでもらっているようですが、みなさんが作り方を教えるのですか?その時の参加した人たちは、同じくらいのこどもでしたか。とちまるくんにどんな感じをもったでしょうか?栃木県のゆるきゃらなので、興味を持ったのではありませんか。


とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

自然観察会でひろった「とちのみ」でゆるきゃらを作ることをだれが考えついたのかな?
落ちているとちのみは、大きさがまちまちでしょうから、大きいみをそろえるのはたいへんだったでしょう。殻がついていないといけないし、どこの森でひろいましたか?ほかのみの中に、にているものはなかったかな

どの作業がいちばんむつかしかったですか?殻を外すことかな、それとも顔を作るところですか。みんながくふうしたところ、みんなで相談したところ、できあがった時にどんな感じだったか、などなどみんなの声をかべ新聞に書いてくれたら、もっとよかったと思います
「元祖とちまるくん」をつくって、どのような遊びをしたのですか?そのことも書いてほしかったな。
写真に写っているみんなのふくそうは、寒い季節と暑い季節が混じっているように見えました。何回か繰り返しておこなったのですか?

サポーターの方へ★☆
ゆるきゃらそっくりの「元祖とちまるくん」は、なかなか愛嬌があってかわいらしいですね。壁新聞からは、参加した皆さんが楽しんだ様子が見てとれます。目や口として貼り付けるシールは良いアイディアですね。屋外での「とちのみ」集め、屋内でのとちまるくんづくり、バランスのとれたよい活動と思います

上にも書きましたが、植樹に関連する活動も行っておいでですので、こちらも取り上げて頂くこともできたと思います。
植樹がもたらす効果についても、こどもたちが学ぶ機会になると思います。ところで、とちの木について何を学びましたでしょうか?いろいろな知識はネットからでも割合簡単に手に入れる時代になりました。「創造の森」子供会では、こどもが体験し、自分で気づき、感動するという場を与えていただいていると思います。会社のCSR活動のひとつとして「創造の森」で木を植え、育てる活動をされていることと推測しております。その機会を利用して子供たちにも自然に接する行事をされている事でしょう。
壁新聞のアイディアは4年生が考え出したものでしょうか。きれいでなくても、また、少しくらい間違っても、こどもたちに自分の体験などを表現する経験をさせることは大事なことです。

この壁新聞では、とちまるくんを作ることは良く分かりました。作った後、どのように遊んだのか、栃のみに関連した何かを学んだのか、こどもたちはどのように感じたのか、あれば書いていただけると良いでしょう。来年は、ぜひそういう新聞を見てみたいです。

 

森の小人 さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

かべ新聞 『守ります、私たちの環境』 を興味深く読みました。新聞には、みんなの9つの活動の記事が書かれています。これらの他にももっとたくさんの活動をしているようですね。

内容もバラエティのある活動のようすが分かるように書かれていて、みんなの感じたことやこれからやりたいこともわかる、とてもよい新聞です。それぞれの活動にうまくマッチしたかわいいイラストが切り張りされていて、みんなの気持ちが読む人に伝わってきますね。色の取り合わせもきれいですね。

全体を通して良いサポーターが、活動の柱となる考え方を持っているからだろうと思います。

足尾の植樹には、もう9回も参加してるんですね。みんなの先輩から続けているのはすばらしいことです。森には環境を良くするいろいろな働きがあります。足尾の山が緑に覆われる日がくることを願っています

みんなのかべ新聞は、まとめに書いている「家庭でも、学校でも自然にやさしい活動をしていきたい」という気持ちがよく表れていると思いました。


とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

水生生物調べは、名前の分からない生き物をどうやって調べるのですか?名前が分かった時はうれしいでしょう?気持ちの悪い生物の名前は何でしたか。川の水をきれいにするにはどうすればいいかな?みんなで話し合ってみませんか

アジア学院では自然農法をまなんだと書いてありますが、普通の農法との違いは分かりましたか?どんな野菜を作っていましたか?また、外国の人にも会えたのですね。ユニセフ募金を手伝ってわかったと思うけど、世界中にはいろいろな状況のもとで暮らしている人がいます。食糧が足らない国もあるので、日本の農業が役に立つとうれしいですね。
若草園ではお年寄りと話ができましたね。フリマでもいろいろな人と出会えたでしょう。こういう人とのふれあいは勉強になるし、みんなが成長すると思います。でも、くさいブタと、くさくないブタがいたのはなぜだろう?

たくさんの活動の中で何が一番楽しかったですか?自分の経験から、やっぱり「キャンプ」だったと推測します。家を離れて泊まるのは、何か新鮮な感じでしょ。自分で食事をつくり、みんなでたべる、最高です!後片付けも新しい体験がありましたか?苦労したこと、工夫したこと、なども書いてもらうと良かった

サポーターの方へ★☆

みなさんの活動は、偏らず、こどもたちが興味を持ち、しかも成長に役立つような活動を取り入れています。ガールスカウトのプログラムの中に「環境のテーマ」を巧みに織り込んでいますね。「なぜなのかきちんとわかったうえで・・」という事は重要です。
新聞も子供たちが参画して作ったことが見えますが、その割合を増やし、サポーターが文字通りサポートに徹することができれば、もっと良いと思います。

 

ガールズ さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

中身がいっぱいつまったきれいなかべ新聞をありがとう。3月の黒羽光厳寺見学にはじまり、10月のアジア学院収穫祭まで、半年のあいだにずいぶんいろんな活動をしましたね。みんなは小学1年生から3年生のガールスカウトなのですから、よくがんばりました。また、大きく成長したことでしょう。活動を書いたはっぱが増えて、上へ延びて行き、立派な花が咲きました。花植えや植樹、キャンプ、川の観察、老人ホーム訪問など幅広い活動でびっくりしました。

3月の光厳寺見学では、炭焼きや井戸、牛を見ることができました。まだ桜の花や新緑には早かったかもしれないけれど、昔の生活を感じたのではないかな?

4月の図書館の花だんに花を植えたのはすばらしいですね。いつもみんなが使うところなので感謝の気持ちを表す良い活動です。写真が小さいのでどんな花を植えたのかちょっとわかりませんでした。みんなの活動に対しても、さっそく周りから反応があり良かったですね。足尾の植樹は、みんなにはきつい仕事でしょう。でも、昔はげ山だったところがだんだん緑になってゆくのはうれしいですね。栃木県のひとがとても熱心に事活動を続けていることは素晴らしいことです。

6月のフリマもおもしろかったでしょう。家でいらなくなったものを、必要な人が安く買って利用する、これは物をだいじに使うことと同じです。また、木を使ったものづくりもいっしょにやったのはとてもよかったです。

7月と10月に2度もキャンプをしたのですね。みんなで手分けして食事を作ったり、竹細工をしたり、楽しみましたね。なるべくゴミを出さない工夫をしたり、皿の洗い方も正しくするなど、感心しました。きらいだった野菜も食べられるようになったかな?

8月の与一まつりのとんぼのエコクラフトつくりやしょうがい者との交流、いいですねぇ。水生生物教室は那珂川でしょうか、毎年続けていると水質の変化が分かりますね。まさに、継続は力なり、です。ぜひ、これからも続けてください。また、何が川を汚しているのか、みんなで考えて見るのも良いと思います。

9月の若草園訪問、折り紙のコマを作っていっしょに、おじいさん、おばあさんと遊んでとてもよろこばれたみたいですね。じぶんの孫と遊んでいるような気持だったかもしれないね。人がよろこぶのを見ると、自分もうれしい、とてもいいことです。これからも訪問してあげてください。

10月のアジア学院収穫祭はなにを勉強しましたか?たべものが回っていくこと、農業が大事な産業であること、いろいろな国の人と協力できることなどを知ることは、とてもためになります。

みんなは、切れ目なく活動を続けていますね。毎年繰り返されることのほかに、あたらしい活動も入ってくると思います。写真にも大人の方が写っています。サポーターの方々かとおもいますが、正しい指導の下に活動されていることが良く分かる新聞でした。

サポーターへのとっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・

はじめにも書きましたように、盛りだくさんで、充実した活動を長く続けておられることに、敬意を表します。
日本国民が皆さんと同じように行動すれば、地球の持続性には問題はないと思います。しかし、国民のレベルはそこまで達していません。ですから、みなさんのようなエコな仲間を増やしていく必要があるのだと思います。将来を担う子供達には、エコを自然体で実行できる習慣を身に着けてもらいたいと考えます。
新聞は、どうみても小学校低学年手によるものとは思えません。書いてある内容には、こどもたちの感想も含まれているのですが、自分たちの活動を紙の上に表現する機会として、つたなくても良いので作らせてはいかがでしょうか


大竹師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな!?お楽しみに!

エコまるjumping.bmpのサムネール画像

 

栃木県 その①

栃木県 その②(壬生町3枚)

栃木県 その③

栃木県 その⑤

栃木県 その⑥

ご意見ご感想もお待ちしております!
〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町1-4-16 馬喰町第一ビル9階
公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5643-6251 FAX:03-5643-6250
Email: j-ecoclub@eic.or.jp

2013年度の壁新聞道場 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201310251020.html
2012年度の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html

師範紹介その1 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111133.html
師範紹介その2 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111145.html