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【壁新聞道場!】たのもーーーう!秋田県

2013.05.10 掲載

秋田県は2枚のかべ新聞の応募があったよ!今週は岡本師範です!お願いしまーす。

秋田市「マックスバリュ東北・秋田イオンチアーズクラブ」 秋田市「ひろおもてエコクラブ」
リサイクルで地球も人も豊か! 1年間の活動
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 かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆

マックスバリュ東北・秋田イオンチアーズクラブさんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

秋田イオンチアーズクラブの皆さんが作ったかべ新聞は、ゾウさん米、やきもの、ペットボトルキャップの行方という3つのテーマを表現する「リサイクルで地球も人も豊か!」を表題にして、まとまりのある立派な新聞になっています。
皆さんが1年間にやったことは、春、夏、秋、冬の活動を含めて、たくさんあったようですが、テーマをしぼってかべ新聞にまとめたことがまず、一番目に素晴らしいことです。

二番目に素晴らしいことは、ぐるっと循環するできごとを、一つ一つていねいに書いていて、さらに数字に換算するなどして、それぞれどんな意味があるか?を考え、みんなに分かるように説明していることです。

やきもの作りも楽しい体験で、全国のお友だちも経験しているでしょう。でも、秋田イオンチアーズクラブの皆さんは、稲わらを燃やして作った灰釉を利用してやきもの作りをしたのが、とってもいい所に眼を付けて、貴重な体験をしたようですね!私もジャガイモを植えるときに切り口に灰の代わりに石灰を付けます。残念ながらわらを燃やすようなチャンスがないので、灰と同じ効果のある石灰を使っています。灰は肥料にしたり、灰釉にしたり、石灰の代わりになったりとすぐれものですね!エコクッキングで自分たちの育てた野菜などを食べておいしかったと言う話は良く聞きますが、皆さんはお皿などを自分たちで作って、それで食事をしたら、やっぱりおいしかったとのこと。このような体験は全国のお友だちは、なかなかできないと思います。うらやましいです!!

商品についている環境ラベルマークは、分別することもだいじですよ、とも言っています。
皆さんが訴えたいだいじなことは、循環の輪を作り、ごみを減らしましょう、資源をだいじにしましょう、使える物はとことん使いましょう、などではありませんか?と言うことで循環の輪を作って地球も人も豊かになりましょう!なのですね。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

大森山動物園のゾウさんが、どのくらいえさを食べるかは、知っている人もいるかもしれないが、えさ代がどのくらいになるか?うんちをどれくらいするのか?たい肥がどれくらい作れるか?そしてお米がどれくらい作れるか?などは知っている人はほとんどいないでしょう。1年間で100トンものたい肥が出来るとはビックリですね。面白い調査と体験をしましたね!このたい肥でお米を作ったようですが、ゾウさんのえさになるリンゴやニンジンも作ったのではないですか?

ペットボトルの行方は、良く知られているかも知れませんが、キャップだけの行方を細かく、ていねいに、良く調べましたね!ワクチンの話は良く出てきますが、皆さんはそれ以外の新素材エコプラッシュの製造と行方を調べてくれました。こんなに役に立つと分かると皆さんをはじめとして、このようなことを知ったお友だちも積極的にキャップ集めをすると思います。ぜひ、他の人たちにも教えると良いと思います。
スチール缶とアルミ缶のリサイクルも調べたのですね。アルミ缶の回収率が高いのは知っていますね。アルミを鉱物原料のボーキサイトから作るのに必要なエネルギーを100とすると、アルミ缶を回収してアルミを作る場合には、エネルギーがたったの3でいいのです。だから、アルミ缶を回収するのは、とってもメリットのあることです。

バナナは草である。サンゴは動物でも、植物でもある。どうしてそうなのかも説明してくれると全国のお友だちも、アーそうか!!と納得してくれますよ!バナナやリンゴ、みかんなどは果物であり、バナナも木になっているように見えるのに、木ではない。草である。エ―、どうして?草と木のちがいは何だろうか?バナナの木のみきのような所を横に切ってみる。何かほかの木のみきを、同じように横に切ってみる。切り口は何か違うかな?サンゴは植物でも、動物でもあることは、サンゴの絵を描いて、植物の藻が共生していることが描いてあると分かりやすいですね。
かべ新聞の最初にリデュース、リユース、リサイクルの3Rというものがありますよ!と書いてあります。そして環境ラベルマーク(ほとんどがリサイクルマークです)をいろいろと集めてかべ新聞に貼ってくれました。とても良いアイデアです。
ところで、3Rのリサイクルとこのかべ新聞のリサイクルは同じと考えているのですか?世の中でリサイクルと言っているものには、リユースやリデュースもふくまれていることを知っておいてください。
商品についている環境ラベルマークは、分別することもだいじですよ、とも言っています。

もう一つ、分からなかったことがあります。リサイクルのポイントとして、プルタブだけを集めるのはやめましょう!と言っています。でも学校で集めているものにプルタブがあります。このむじゅんはどういうことなのだろうか?チョット皆さんの説明が不足していたのかな?
とっても立派な、素晴らしいかべ新聞をありがとう。来年の皆さんのかべ新聞は、どんな新聞か?、今から楽しみに待っていますよ。

ひろおもてエコクラブさん
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

ひろおもてエコクラブは小学1年生、2年生、3年生、4年生、5年生、6年生の全部の学年がいるクラブですね。
一年間にかつどうしたこと、たいけんしたことの中で、いちばんたのしかったことや心にのこったことをまとめてかべしんぶんにしてくれました。みんなが一人一人がきじをかいてくれて、よいしんぶんになっていますよ。

やはり、いちばんたのしかったことは、どうぶつ園に行って、ぞうやライオン、フラミンゴ、カメを見たことだったようですね。どうぶつ園はこどもだけでなく、大人の人もすきなところです。さる山でさるがどんなことをしているかを見ていると一日中たのしめますね。

は虫るいも見たのですね。わたしは、きょう、近くのゆうほ道へ行って、鳥の声をきいたり、花をさがしたりしていたら、目の前に1メートルより長いへびを見つけました。ずーと見ていたら、にげないでそばまできました。びっくりしました。みんなはへびはこわくないですか?私のこどもがみなさんとおなじ1年生のときに、へびをつかまえて、学校にもっていったら、先生がびっくりして、にげて行ったそうです。

ホタルのかんさつでは、なかなか見つけられなかった人と何びきも見つけた人がいたようですね。ホタルのかんさつでは、かいちゅうでんとうでホタルをてらしてはいけないのですね。くらい所に行くのでどうしてもかいちゅうでんとうを使いたくなるのですが、ホタルに光をあてるとホタルがとってもこまるので、光をあててはいけません。卒業式で5年生は「ほたるのひかり」を歌うと思います。昔はホタルの光や雪の明かりでべんきょうしたようですね。何びきもホタルを集めると字が読めるくらい明るくなるようです。

プラザクリプトンでは、アマガエルを見つけましたね。長谷部さんが、カエルの絵をたくさん書いてくれました。いっぴき、いっぴきていねいに書いてくれました。おもしろいなー。新しいツリーハウスに登って、高い所から見ると自然が、そして木がくわしく見えて感動したようですね。東京には、東京タワーやスカイツリーがあって、てんぼう台まで登って、高い所からまちのけしきがよく見えます。人は高い所からまちや自然を見るのが、好きなようですね。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

みずべのかんさつでは、きれいな川にすむ虫や魚がたくさんいたようですね。にべつの川はとてもきれいな川のようですね。ヤマメという魚は、とてもきれいな川に、アユもきれいな川にいます。少しよごれていても生きられる魚はコイです。みなさんはこんかい、川にどんな虫がいるか、どんな魚がいるかで、川のきれいさがわかることを知りましたね。 かんきょうしょう が水の中にいるいきもので川や池のきれいさ、きたなさがわかりますよというパンフレットをだしました。べんきょうして、つぎのしぜんかんさつのときにたしかめるとよいと思います。(川の生きものを調べよう 環境省、国土交通省 編集)

クリーンアップでは、町のごみ拾いをやったのですね。どんなごみが多かったですか?

たぶん、たばこのポイ捨てのごみが多かったと思います。だれが捨てたのかな?とうぜん、みなさんではないですね。おとなの人です。どうしたら、おとなの人にたばこのポイ捨てを止めさせることができるでしょうか?みなさんで考えて、くふうしてみて、良いアイデアがあったら、教えてください。

中学生になるとひろおもてエコクラブには、入れないのですか?6年生は最後のエコクラブ活動になるようですね。たぶん、6年生の皆さんは、1年生や2年生などの下級生のめんどうを見てきたのだと思います。ごくろうさまでした。中学生になってもエコクラブで経験したこと、勉強したこと、体験したことをわすれないで、自分なりのやりかたでむりをしないでエコ活動を続けていくと良いと思います。

かべ新聞にもっと絵をかくなどして、こども達の感動なり、楽しかったことなどを表現する工夫をすると、楽しいかべ新聞になるのではないでしょうか?

来年のかべ新聞を楽しみにしています。

岡本師範、ありがとうございました!つぎはどの地域のかべ新聞かな?お楽しみに!

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岡本師範のご紹介はこちら!→ http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201205141556.html 

今年の壁新聞道場 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201310251020.html
昨年度の壁新聞道場一覧はこちら  http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html