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【壁新聞道場!】たのもーーーう!福岡県 ~その2~

2013.02.01 掲載

福岡県は9枚のかべ新聞の応募があったよ!~その2~では5枚の壁新聞をご紹介するよ!

今週は漆原師範です!お願いしまーす。 ~その1~へ

福岡市「イオン博多チアーズクラブ」 福岡市「青葉パークネイチャークラブ」
川と海そして山を体験・体感・実感 身近な自然観察と環境学習
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飯塚市「まなび・ねっと」 春日市「ふれあい隊」 宮若市「若宮中学校サイエンスクラブ」
フン害をなくそう 公園の田んぼビオトープ 身近なエコに取り組む

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かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆

イオン博多チアーズクラブさんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

皆さんの壁新聞「それゆけ!イオン博多チアーズクラブ」を読んでいると、元気をもらえるような気がします。日頃の活動を1枚の壁新聞にまとめる作業は大変だったと思います。それをみごとにやりましたね。すばらしいです。1年間の活動をふりかえりながらまとめた、皆さんの力作です。
ふりかえってみると、1年間にずいぶんたくさんの活動ができましたね。いろいろ体験できたこと、これからの皆さんの生活などで役立つと思います。
この壁新聞が6号、ということは、これをふくめて6年間も活動を続けてきたということですね。そして、毎年壁新聞を発行しているのですね。すごいです。
今後もこの活動を続けて、壁新聞を毎年発行してください。楽しみに待っています。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

説明文のなかに実施日が書いてあるので、日記のように順をおって読むことができます。それぞれをすごろくのように線か矢印でつなぐと、もっと読みやすくなったかもしれません。壁新聞を読んでくれる人のことを考えて、読みやすいように書く工夫、次の壁新聞を作るときにチャレンジしてみてください。
皆さんの活動ぶりを読んでいると、指導してくださる地域の大人の方々に恵まれて、うらやましく思います。

青葉パークネイチャークラブさんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

自然災害から命を守るための方法、いろいろ考えてくれました。それを壁新聞1枚にうまくまとめましたね。すばらしいアイディアがいっぱいつまっています。
皆さんのアイディアがたくさんつめこまれているこの壁新聞を何かの機会に発表して、行政(町や市)に提案ができるといいですね。大人の人たちへ発表しましたか。大人の人が気がつかない、皆さんのアイディアがたくさん入っていると思います。
壁新聞ができるまでの作業、進め方を写真で順を追って示してくれました。とてもよくわかります。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

写真から、皆さんがアイディアをだしあっているようすが手に取るようにわかります。この壁新聞をまとめる作業、自然災害に強い街をデザインする作業にどれくらい時間をかけたのですか。
せっかくいいアイディアがたくさん集まったのですから、この素晴らしい街の模型を作ってみると、よい点や問題点がもっとはっきりみえてくると思います。次の作業は模型作りかな、大変かな。でもやってみてほしいです。期待をしていますよ!

まなび・ねっとさんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

おもしろい壁新聞ですね。イヌのフン害について、楽しく、おもしろく、まとめた新聞です。でも、おもしろいなんて書いたら、皆さんには申し訳ないかな。皆さんはフン害で困っているのですから。
困って迷惑だと思ったことを楽しく壁新聞で伝えようとした努力が素晴らしいと思います。
絵や写真をたくさん使って、楽しく読める壁新聞にまとめた努力がすてきです。
私の家の近くでも、10年くらい前のことですが、フン害に困ったことがあります。そのとき私は写真のようなパネルを作り、イヌのフンがよく落ちているそばにはっておきました。

「イヌの皆さまへ!かい主を散歩につれていくときは、フンをかたづけるためのスコップと袋を持たせましょう!おしっこをするときは、してよい場所かどうか、自分で判断しましょう!」と、人間じゃなくてイヌへのメッセージとして作りました。人間に注意をするよりも、イヌに向か ってチラシを作った方が効果がありましたよ。

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とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

皆さんがフン害について調べて、フンの持ち帰りを呼びかけました。その後効果はどうでしたか。フン害はへりましたか。
壁新聞にはいろいろな作り方があると思いますが、皆さんの作品のように、1つのテーマにしぼって集中してまとめる書き方は、ほかのクラブのお友だちの参考になると思います。


ふれあい隊さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

県営公園の田んぼで活動したのですね。年齢、学年、学校がちがうお友だちがビオトープでの作業を通して交流できる、とてもいい機会を持ちましたね。
それをすばらしい壁新聞にまとめて発表してくれました。
春日市は自然が豊かですてきな町ですね。春日市の説明を読んでいると、皆さんが住んでいる町はすばらしいことが伝わってきます。そして、何よりも皆さんがその町を愛していることが伝わってきます。
このすばらしい街を皆さんが力を合わせて守り続けようとしている気持ちが壁新聞を読む人に伝わってきます。
毎月仲間が集まっていっしょに活動を続けた努力がすばらしいです。
1年間を通して田んぼでお米を作る作業を体験しました。多くのことを学んだと思います。
私も子どものころ、ご飯を残したりすると、親から「一粒のお米を作るのに、お百姓さんは一年間働いているんだよ。」といわれて育ちました。昔の農機具を体験したり、人間の力で人間の糧(かて)を育てる苦労を体験できたことは、皆さんの将来にとってとてもよいことだと思います。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

「新嘗祭(にいなめさい)」、今の子どもたちは知らない言葉ですね。大人でも知らないひとがいると思います。農作物に感謝をする気持ちは大切です。大人になってもこの気持ちを忘れないでほしいです。
指導してくださる大人の方々に恵まれて皆さんの活動は盛りあがりました。毎年この活動が続くことが大切です。風水害など、天災によって毎年米が同じように取れるとはかぎらないと思います。それもひとつの貴重な体験だと思います。
おうちの方々は皆さんの活動とどのようにかかわっているのかな。ぜひ、おうちの方々へも皆さんの活動のお話をしてあげてほしいと思います。
ひとつのテーマを1年かけて体験し、それを壁新聞にまとめるやり方は、ほかのクラブのお友だちの参考になると思います。

若宮中学校サイエンスクラブさんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

読みやすい、すっきりした壁新聞です。さすが中学生ですね。
赤十字活動に的を絞って、精力的に活動している様子が伝わってきます。活動のねらいと内容と実践がわかりやすく書いてあります。皆さんが内容をよく理解して壁新聞を作っているということがわかります。

壁新聞は、文字と写真で丁寧に説明をしています。読者へ配慮した壁新聞であると評価できます。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

ここまで書いてくれると、「結果はどうだったの?」と尋ねたくなります。それぞれの活動でどのような結果が得られたのか、結果がどうだったのかを書いてくれるともっとよかったと思います。

結果を書くと、その反省もしやすくなります。そうすれば、この活動を次にどうつなげていくかが見えてきます。結果と考察(こうさつ:結果についてどう考えるか)も書くと素晴らしい壁新聞になると思います。ちょっと難しすぎるかな?

環境という分野にとらわれず、幅広い活動を展開している点がよいと思います。今後もこれらの活動を後輩へうまくバトンタッチして、末永くこれらの活動が続くように祈っています。さらに、大人や地域の人々、ほかの地域の人々と、こうした活動を通して交流ができるといいと思います。今後の発展を期待しています。

漆原師範、ありがとうございました!次回はどこの壁新聞かな?お楽しみに!

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