盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)
メンバーの一人が芦田川で採取したスッポンの幼体を自宅に持ち帰り、飼育しはじめて3週間がたちました。ポンちゃんと名付け、日々飼育観察するうちにいろいろなことが分かってきました。
甲長わずか4cmですが、確実に日に2~3回エサを食べます。今ではすっかりカメのエサに慣れました。
まもなく採取したメンバーである高校生に返さないといけません。それまでできるだけしっかり観察を続けます。
エサやりは、サポーターのかみさんが喜んでやっています。しかし、糞の始末などのための水かえや水盆の中の砂泥の配置・土管の位置などのレイアウトには無関心でサポーター任せになっています。
食べているようすを観察するだけではいけない!体調管理のためのさまざまな意識をもってもらいたい!そんなことで生き物を本当に愛しているのか!と心の中でつぶやいています。
決して口に出してはいけません。
1.午前中に甲羅干しをする姿をよく見かけること。
2.正の光走性があり、甲羅干しのときの頭の方向は日光の差す向きであること。
3.暗くなったり、満腹になったりすると、砂泥にもぐること。
4.もぐるときに長い吻の先端が水面に出やすくなっていて、シュノーケルのようになっていること。また、吻の開口部は開け閉めができ、長時間の潜水にも耐えられること。
5.自然界では30~40個の卵を産むことから、幼体の生存率は低いこと。
6.養殖ものが各地域で逃げ出していることから、本来の自然分布や生息密度などが不明であること。このポンちゃんはどちらなんだろう?養殖ものならば死ぬまで買ってやらないと。
7.竹串を震動させると反射行動でスッポン釣りができること。かなりかむ力が強い。面白いが、お互い2~3回であきる。
淡水の生き物はけな気で最高です!
盈進中学高等学校環境科学研究部(広島県)
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